Auto Scaling Group
    • PDF

    Auto Scaling Group

    • PDF

    Article Summary

    Classic環境で利用できます。

    Launch Configurationをベースに Auto Scaling Groupを作成する方法を説明します。

    Auto Scaling Group画面

    Auto Scaling Groupを利用するための基本的な説明は、次の通りです。

    autoscaling-asg-classic_screen_ko

    領域説明
    ① メニュー名現在、確認中のメニュー名と作成した項目数
    ② 基本機能Auto Scaling Groupメニューに進むと最初に表示される機能
  • [Auto Scaling Group作成] ボタン: クリックして Auto Scalingグループを作成(Auto Scaling Group作成を参照)
  • [サービスの詳細を見る] ボタン: クリックして Auto Scalingの紹介ページに移動
  • [更新] ボタン: クリックしてページを更新
  • ③ 作成後の機能
  • [修正] ボタン: Auto Scalingグループの詳細情報を修正(Auto Scaling Group情報修正を参照)
  • [削除] ボタン: 選択した Auto Scalingグループを削除(Auto Scaling Group削除を参照)
  • [設定と管理] ボタン: Auto Scalingグループの設定を変更するか実行履歴または属しているサーバを確認(Auto Scaling Group設定と確認を参照)
  • ④ Auto Scaling Groupリスト作成した Auto Scalingグループリスト

    Auto Scaling Groupリスト確認

    作成した Auto Scalingグループ別の情報を確認できます。確認する方法は次の通りです。

    参考

    作成した Auto Scalingグループが1つ以上ある場合、リストを確認できます。作成した Auto Scalingグループが存在しない場合、Auto Scaling Group画面にリストを表示しません。

    1. NAVERクラウドプラットフォームコンソールの Region メニューや Platform メニューから利用中の環境をクリックします。
    2. Services > Compute > Auto Scaling メニューを順にクリックします。
    3. Auto Scaling Group メニューをクリックします。
    4. Auto Scaling Groupリストが表示されたらサマリー情報を確認するか、Auto Scalingグループをクリックして詳細情報を確認します。
      • Auto Scaling Group名 : Auto Scalingグループ作成時に入力した名前
      • Launch Configuration名 : Auto Scalingグループに指定した Launch Configurationの名前
      • 最小容量 : Auto Scalingグループの最小サーバ数
      • 最大容量 : Auto Scalingグループの最大サーバ数
      • 期待容量 : Auto Scalingグループの期待サーバ数。入力しない場合、最小容量に応じてサーバが作成される。
      • サーバ数 : 現在のサーバ数
      • ヘルスチェックタイプ : Auto Scalingグループのヘルスチェック基準
      • サーバ名 Prefix : Auto Scalingサーバに付与するプレフィックス
      • Zone(s) : Auto Scalingグループが割り当てられるゾーン
      • クールダウンのデフォルト値(秒) : Scaling実行時に適用するクールダウンの時間値
      • サーバ構成 : Auto Scalingサーバの詳細スペック
      • マイサーバイメージ : 使用したマイサーバイメージの名前。基本イメージを使用した場合、空欄表示。
      • ロードバランサ : ヘルスチェックタイプが ロードバランサ の場合、関連付けられた Load Balancerの名前
      • ヘルスチェックの保留期間(秒) : ヘルスチェックの保留時間値
      • 返却ポリシー : Auto Scalingグループ作成時に設定したサーバの返却ポリシー
      • NAT Gateway : NAT Gatewayの利用の有無
      • Peer Host : NAT Gatewayの利用時に Peer Hostの名前

    Auto Scaling Group作成

    NAVERクラウドプラットフォームコンソールで Auto Scalingグループを作成する方法は、次の通りです。

    参考

    アカウント当たりに最大100個の Auto Scalingを作成でき、グループ当たりに最大30台のサーバを作成できます。

    1. NAVERクラウドプラットフォームコンソールの Region メニューや Platform メニューから利用中の環境をクリックします。
    2. Services > Compute > Auto Scaling メニューを順にクリックします。
    3. Auto Scaling Group メニューをクリックします。
    4. [Auto Scaling Group作成] ボタンをクリックします。
    5. Auto Scaling Groupの作成画面が表示されたら、次のステップを順に行います。

    1. Launch Configuration選択

    Auto Scalingグループに含まれるサーバの構成テンプレート、つまり Launch Configurationを選択して [次へ] ボタンをクリックします。

    2. グループ設定

    Auto Scalingグループ設定情報を指定し、 [次へ] ボタンをクリックします。

    • Auto Scalingグループ名 : 1~255文字の英小文字、数字、ハイフン(-)を使用して入力
    • Zone : Auto Scalingグループを配置するゾーンを選択
    • サーバ名 Prefix : Auto Scalingサーバに付与するプレフィックスを入力
    • 最小容量 : Auto Scalingグループの最小サーバ数を入力
    • 最大容量 : Auto Scalingグループの最大サーバ数を入力
    • 期待容量 : Auto Scalingグループの期待サーバ数を入力。入力しない場合、グループの作成後に最小容量のサーバが作成される。
    • クールダウンのデフォルト値(秒) : Scalingを実行する時、サーバが完全に準備するまで他の通知に反応せずに待機するクールダウンの時間値を入力
    • ヘルスチェックの保留期間 : サーバを作成した直後にアップデートなどの作業によってヘルスチェックに正常にレスポンスできない点を考慮し、ヘルスチェックに失敗しても異常なしと判断する保留時間値を入力
    • ヘルスチェックの基準が Load Balancerの場合、必ず入力します。
    • ヘルスチェックタイプ : Auto Scalingグループのヘルスチェック基準。基本的にサーバが選択されていて、Load Balancerを選択可能。
    • ロードバランサ : Load Balancerの関連付けの有無を選択
    • ロードバランサに関連付け チェックボックスをクリックして選択すると、 ヘルスチェックタイプ が Load Balancerに設定されて関連付ける Load Balancerを選択できます(最大10個まで関連付け可能) Load Balancer選択時に Auto Scalingサーバが当該 Load Balancerに自動でバンドします。
    • 返却ポリシー : サーバの返却ポリシーの設定
    • 基本設定 : 属するサーバのうち、最も古いサーバから返却
    • 顧客が APIで直接指定 : ユーザーが APIを通じて返却対象を指定して返却
      • 呼び出される API URL : サーバの返却が必要な時に、ユーザーに返却するサーバリストをリクエストする API URL
      • レスポンス待機時間 : ユーザーのレスポンス待機時間として、これを超えると基本設定通りに返却
      • API認証(オプション) : ユーザーの APIについての追加認証手段
    • NAT Gateway用 : NAT Gatewayの利用の有無を選択
    参考

    返却対象を APIに指定する場合、次の規格を参照して APIを作成します。

    HTTP query API, LIKE REST API, but not REST
    HTTP only, not yet HTTPS
    HTTP method: POST
    POST body data type: json
    {autoScalingGroupName:"asg-1", terminationCandidateInstances:[{instanceName:"s-1", instanceNo:"10342", instanceIpAddress:"10.7.31.4"}], adjustmentMagnitude:2}
    Result data type: json
    {autoScalingGroupName:"asg-1", selectedInstanceNoList:[{"10342"、"20024"、"89103"}]}
    Size of list must be >= adjustmentMagnitude:2 and <= # of terminationCandidateInstances
    

    3. ポリシー/スケジュール設定

    Scalingポリシーまたはスケジュールを選択し、 [次へ] ボタンをクリックします。

    • 後で設定 : 今設定せず、後で設定
    • ポリシー設定 : サーバ数の増加/減少ポリシーを設定(最大10個まで作成可能)
    • ポリシー名 : ポリシーの名前を入力
    • Scaling設定 : 増減変更、カバレッジ変更、固定値の中から Scalingポリシーを設定
      • 増減変更 : 増加または減少するサーバの台数を入力
      • カバレッジ変更 : 現在のグループサイズと対比して、サーバが増加または減少する一定のカバレッジを入力
      • 固定値 : グループサイズの固定値を入力
    • 最小調整幅 : カバレッジ変更 の選択時のみ入力可能で、最小調整幅を指定
    • クールダウン(秒) : Scaling実行時に他の通知に反応せず、待機する時間値を入力
    • スケジュール設定 : サーバ数の増加/減少のスケジュール設定(最大100個まで作成可能)
    • スケジュール名 : スケジュールの名前を入力
    • Scaling設定 : Scalingを実行する最小容量、最大容量、期待容量を入力
      • 3つのうち、1つの項目を必ず入力します。
    • Time Zone : 基準時間帯を選択
    • 開始時間 : スケジュールを開始する日付と時間を入力。入力しない場合、設定保存後の最も早い繰り返しスケジュールで開始日が指定される。
    • 繰り返し設定 : 繰り返し実行の必要に応じて繰り返し周期を入力し、リナックス Cronjobと同じルールを入力
    • 終了時間 : 繰り返し設定時に、繰り返しを終了する日付と時間を入力。入力しない場合、無限ループになる。

    4. 通知設定

    イベント通知機能を設定し、 [次へ] ボタンをクリックします。

    • 後で設定 : 今設定せず、後で設定
    • 通知履歴 : イベント発生時に通知するように機能を有効にする
    • 通知履歴 : 通知するイベントを選択
      • Administrative Suspension とは、Launch Configurationに欠陥があると判断し、当該 Launch Configurationの使用を中止した状況を意味します。
    • 通知設定 : 通知を受ける担当者を選択
      • 通知対象管理グループに登録された対象者のうちでのみ選択可能
      • 新しい通知対象者を追加するには、 [通知対象管理] ボタンをクリックして対象者を追加(通知対象者追加ガイドを参照)

    5. 最終確認

    設定内容を確認し、 [Auto Scaling Group作成] ボタンをクリックします。

    • グループを作成し、Auto Scaling Groupリストに追加します。
    参考

    モニタリングイベントをベースに Auto Scalingポリシーを有効にするには、Monitoringと連携する必要があります。詳細は、モニタリングイベント連携をご参照ください。

    モニタリングイベント連携

    Auto Scaling実行ルールをポリシーに設定した場合、モニタリングイベントをベースに Auto Scalingポリシーを実行するように設定できます。
    Services > Management & Governance > Monitoring > Group Event Setting メニューから Auto Scalingグループのイベントポリシーを設定します。設定方法に関する詳細は、Auto Scalingグループイベント設定ガイドをご参照ください。

    • Auto Scalingグループが作成されていて、グループ内に Scalingポリシーが存在する必要があります。
    • イベント項目として、主に CPU使用量と関連する項目を使用します。

    Auto Scaling Group設定と確認

    作成した Auto Scalingグループのポリシー、スケジュール、Launch Configuration、イベント通知の有無、詳細プロセスを変更できます。また、Auto Scalingグループの Scaling実行履歴やグループの属しているサーバを確認できます。実行する方法は、次の通りです。

    1. NAVERクラウドプラットフォームコンソールの Region メニューや Platform メニューから利用中の環境をクリックします。
    2. Services > Compute > Auto Scaling メニューを順にクリックします。
    3. Auto Scaling Group メニューをクリックします。
    4. Auto Scalingグループを選択し、 [設定と管理] ボタンをクリックします。
    5. 変更する設定タブをクリックし、内容を変更します。
      • [Launch Configuration] タブ: グループに関連付けられた Launch Configurationを変更

      • [ポリシー] タブ: Scalingポリシーを変更

        • [作成] ボタンをクリックして新しい Scalingポリシーを追加(ポリシー設定を参照)
        • [修正] または [削除] ボタンをクリックして選択したポリシーを修正または削除し、 [実行] ボタンをクリックして選択したポリシーをすぐに実行
      • [スケジュール] タブ: Scalingスケジュールを設定

        • [作成] ボタンをクリックして新しい Scalingスケジュールを追加(スケジュール設定を参照)
        • [修正] または [削除] ボタンをクリックし、選択したスケジュールを修正または削除
      • [履歴] タブ: Scaling実行履歴を確認

        • [詳細情報] ボタンをクリックし、選択した履歴項目の詳細を確認
      • [通知設定] タブ: 通知イベントと通知対象者を変更

        • 新しい通知対象者を追加するには、 [通知対象管理] ボタンをクリックして対象者を追加(通知対象者追加ガイドを参照)
      • [サーバ] タブ: グループに属しているサーバリストとヘルスチェック

      • [プロセス管理] タブ: グループプロセスのヘルスチェックと一時停止/再起動

        プロセス説明
        LAUNCH (LANCH)
        • Scale-out(サーバ拡張)条件発生時の設定値を確認してサーバ作成と投入
        • 一時停止時にサーバ作成を中止し、再起動時の期待数量に応じて必要な場合、Scale-outを行う
        TERMINATE (TERMT)
        • Scale-out(サーバ縮小)条件発生時の設定値を確認してサーバ返却
        • 一時停止時にサーバ返却を中止し、再起動時の期待数量に応じて Scale-inを行う
        HEALTH CHECK (HTHCK)
        • 10秒周期でサーバのヘルスチェック
        • 一時停止時にヘルスチェックを終了し、再起動時の開始時点からヘルスチェックを再試行
        REPLACE UNHEALTHY (RPUNH)
        • 特定サーバのヘルスチェックが失敗した場合、失敗履歴をデータベースに記録と定期的にモニタリングを実行し、他のサーバに交換
        • 一時停止時にヘルスチェックに失敗しても、サーバを返却せず期待数量に応じて Scalingを行う。再起動時に残っているヘルスチェック失敗サーバを再返却。
        SCHEDULED ACTIONS (SCACT)
        • 登録されたスケジュールに基づいて Scalingを実行
        • 一時停止時に一定開始時間になっても Scalingを実行せず、再起動時に以降のスケジュールに基づいて Scalingを実行
        • ヘルスチェック失敗または期待数量変更による Scalingは、プロセス停止の有無に関係なく、正常処理される
        ADD TO LOAD BALANCER (ADTLB)
        • ヘルスチェックタイプが Load Balancerの場合、追加作成されて正常運用状態になったサーバを Load Balancerにバインド
        • 一時停止時にバインドを実行せず、再起動時の以降に追加されるサーバに対してのみバインドを実行(一時停止期間に追加されたサーバは、バインドリクエストを行わない)
        ALARM NOTIFICATION (ALMNO)
        • Cloud Insight通知による Scaling実行イベントをユーザーに通知
        • 一時停止時に Cloud Insight通知を無視して Scalingを実行しないとともに通知送信を中止。再起動時の以降に発生する Cloud Insight通知を送信し、Scaling実行と通知。

    Auto Scaling Group情報修正

    作成した Auto Scalingグループの詳細情報を修正する方法は、次の通りです。

    1. NAVERクラウドプラットフォームコンソールの Region メニューや Platform メニューから利用中の環境をクリックします。
    2. Services > Compute > Auto Scaling メニューを順にクリックします。
    3. Auto Scaling Group メニューをクリックします。
    4. Auto Scalingグループを選択し、 [修正] ボタンをクリックします。
    5. 詳細情報を修正し、 [確認] ボタンをクリックします。

    Auto Scaling Group削除

    作成した Auto Scalingグループを削除する方法は、次の通りです。

    参考

    Auto Scalingグループにサーバが残っている場合、グループを削除できません。最小容量または期待容量を調整し、残っているサーバがない状態でお試しください。

    1. NAVERクラウドプラットフォームコンソールの Region メニューや Platform メニューから利用中の環境をクリックします。
    2. Services > Compute > Auto Scaling メニューを順にクリックします。
    3. Auto Scaling Group メニューをクリックします。
    4. 削除する Auto Scaling Groupをクリックし、 [削除] ボタンをクリックします。
    5. 削除ポップアップ画面が表示されたら、 [確認] ボタンをクリックします。
      • Auto Scaling Groupリストから当該 Auto Scalingグループが消えます。

    この記事は役に立ちましたか?

    Changing your password will log you out immediately. Use the new password to log back in.
    First name must have atleast 2 characters. Numbers and special characters are not allowed.
    Last name must have atleast 1 characters. Numbers and special characters are not allowed.
    Enter a valid email
    Enter a valid password
    Your profile has been successfully updated.