Auto Scaling の用語

Classic/VPC環境で利用できます。

Auto Scalingを使用するために、必ず知っておくべきいくつかの用語があります。 用語とその説明は以下のとおりです。

期待容量·Desired Capacity

サーバの数が調整される基準。この値は最小容量以上、最大容量以下の必要があり、指定しない場合には初期に最小容量分だけサーバを作成する

ロードバランサ·Load Balancer (LB)

サーバの性能と負荷量を考慮して、ネットワークトラフィックを複数のサーバに分散するNAVERクラウドプラットフォームのサービス

スケールイン/スケールアウト·Scale-in / Scale-out

Auto Scaling Groupを作成して、顧客が設定したポリシーに基づいて使用している仮想サーバの自動拡張(Scale-out)と自動縮小(Scale-in)を提供する機能

開始構成·Launch Configuration

Auto Scaling Groupで仮想サーバを起動構成する際に使用するテンプレート。Auto Scaling Group作成時にLaunch Configurationの指定が必要

自動スケーリング·Auto Scaling

サーバグループのモニタリング結果やユーザーが予め設定したイベントに応じて、仮想サーバ数を自動で増加・減少させて、需要の変化に柔軟に対応できるようにサポートするNAVERクラウドプラットフォームのサービス

自動スケーリンググループ·Auto Scaling Group

Auto Scalingを利用するための複数のサーバインスタンスグループ

自動スケーリンググループの最小最大容量·Min/Max Capacity of Auto Scaling Group

Auto Scaling Groupの最小/最大サーバ数。最小サーバ数の場合、常にこの値以上のサーバ数が維持されます。0に設定すると、サーバを1台も保有していない状態を維持可能

ポリシー·Policy

Auto Scalingが発生する方式。Scale-out、Scale-in発生時、仮想サーバの増減範囲を台数や%で定義

クールダウンのデフォルト値·Default Cooldown

クールダウン(Cooldown)時間とは、実際にスケーリングが実行中か、実行完了した後にモニタリングのイベントアラームが発生しても無視するように設定した期間

ヘルスチェック·Health Check

Auto Scaling Groupの仮想サーバに定期的な状態確認を実行し、状態が異常な仮想サーバを識別するようにチェックする行為

ヘルスチェックの保留期間·Health Check Grace Period

サーバが作成され運用中の場合でも、アップデートインストール作業などのように特定状況が発生してヘルスチェックに正常にレスポンスできない場合、ヘルスチェックに失敗してもサーバヘルスに異常があると判断しないように設定する期間

ヘルスチェックタイプ·Health Check Type

ヘルスチェックのタイプで、サーバとロードバランサのうち選択可能。Auto Scaling Group設定でロードバランサ名を指定した場合はヘルスチェックタイプもロードバランサに設定し、その場合、Auto Scalingはロードバランサのヘルスチェック方式と基準に従ってサーバの状態を判断する