My Studio

Classic/VPC環境で利用できます。

My Studioは、ライブ配信映像に様々なタイプのソースをオーバーレイしたり、活用できる機能を提供するメニューです。ゲームでプレイヤーの武器やアイテムなどを保管するインベントリに似たような概念です。ユーザーは My Studioが提供する機能を活用して、一般配信ツールでは経験しにくい高レベルのライブ配信映像を構成できます。

My Studioの利用方法

B2B PRISM Live Studioモバイルアプリの下部にある [LIVE] タブが選択された状態で、アプリ画面を右から左方向にスワイプすると My Studioメニュー画面に移動できます。ライブ配信を開始する前と後、同じ方法で My Studioメニュー画面に移動できます。また、ライブ配信が横長モードまたは縦長モードで行われる場合でも、すべて同じ方法で My Studioメニュー画面に移動できます。

My Studioの機能

My Studioは B2B PRISM Live Studioモバイルアプリが提供する様々な機能のうち、ライブ配信映像の上に適用されるソースを管理する機能に焦点を当てています。ソースはメディア、プレイリスト、テキスト、ウィジェットの4つの上位や下位メニューに分かれています。

• 各メニューは My Studioメニュー画面上部の各ボタンでアクセスできます。
• 各メニューから様々なタイプのソースを My Studioソースリストに登録できます。
  • 登録されたソースは、[編集] ボタンでリスト内の順序を調整したり削除できます。

メディア

メディアメニューは、ライブ配信映像に活用できる動画、写真、音楽ソースの管理機能を提供します。My Studioメニュー上部の [メディア] ボタンをクリックすると、アプリ画面下部にメディアメニューのサブ機能リストが表示されます。このリストは [動画・写真]、[音楽] 機能で構成されています。

動画・写真

当該機能リストから [動画・写真] 項目をクリックすると、ライブ配信映像に動画と写真をオーバーレイできます。項目のクリック直後に PRISM Live Studioモバイルアプリはメディアピッカーを表示し、デバイス内に保存された動画や写真のリストを提供し、希望するソースを選択できるようにします。B2B PRISM Live Studio iOSアプリの場合、iCloudに保存されている動画や写真を選択することもできます。

• 選択した動画や写真は My Studioのソースリストに登録されます。My Studioメニューからソースリストに登録されたソースをライブ配信画面にオーバーレイできます。ただし、動画は同時に最大1つのソースのみオーバーレイでき、写真は同時に最大5つのソースをオーバーレイできます。
• オーバーレイされた動画や写真のソースをタッチすると、編集モードに切り替わります。編集モードは約3秒間維持されます。編集モード状態でソースをドラッグして位置を調整でき、2本指でソースをピンチしてズームインやズームアウト、そして回転させることができます。
• ソースが編集モードに切り替わった状態で、ソースの右上には [閉じる] ボタンが、左下には [拡大] ボタンが表示されます。[閉じる] ボタンでオーバーレイされたソースを削除でき、[拡大] ボタンでソースを画面のサイズに合わせて拡大できます。
• 動画ソースがオーバーレイされている場合は、ソース内に [再生] ボタンが表示されて再生を開始できます。動画が再生されると、再生中の映像と音声がすべてライブ配信に活用されます。また、動画ソースが編集モードに切り替わると、アプリ画面下部にその動画ソースのコントローラーが表示されます。コントローラーで動画の再生や一時停止を選択したり、繰り返し再生の有無や音量を設定できます。

音楽

メディア機能リストの [音楽] 項目をクリックすると、ライブ配信映像に音楽やオーディオを挿入して再生できます。項目をクリックして音楽専用メニューに移動します。音楽メニューには [ライブラリ] タブと [マイデバイス] タブがあります。

• [ライブラリ] タブ
  • HOT、PLAYFUL、ACTION、BEATDROP、SENTIMENTAL、RETRO、SEASONALのカテゴリにて合計100曲以上の無料音源を提供しています。当該音源はすべて PRISM Live Studioアプリサービスが著作権を保有しているため、B2B PRISM Live Studioアプリでのライブおよび動画制作目的に限って制限なく利用できます。
  • 各音源はプレビューが可能で、各音源をクリックしてハイライト部分だけを聞くことができます。My Studioソースリストに登録したい音源をクリックして選択状態に切り替え、右上の [追加] ボタンにて登録できます。
• [マイデバイス] タブ
  • ユーザーのスマートフォンデバイスに内蔵されている音楽やオーディオのリストが表示されます。同様に My Studioソースリストに登録したい音源を選択し、右上の [追加] ボタンにて登録できます。
  • My Studioのソースリストに登録された音楽やオーディオは、クリックしてライブ配信映像に適用できます。ライブ配信映像に適用する場合は、画面下部に該当する音楽またはオーディオソースのコントローラーが表示されます。コントローラーでソースの再生や一時停止を選択したり、繰り返し再生の有無や音量を設定できます。

プレイリスト

プレイリストメニューは、ライブ配信映像に活用できる動画や音楽ソースのプレイリスト機能を提供します。My Studioメニュー上部の [プレイリスト] ボタンをクリックすると、アプリ画面下部にプレイリストメニューのサブ機能リストが表示されます。その機能リストは、動画プレイリストと音楽プレイリストで構成されています。

動画プレイリスト

プレイリスト機能リストの [動画プレイリスト] 項目をクリックすると、動画を選択できるピッカーに移動します。ピッカー画面で1つまたは複数の動画を選択した後、右上の [完了] ボタンをクリックして動画プレイリストに登録できます。このように作成された動画プレイリストは、My Studioのソースリストに1つのプレイリストソースとして登録されます。
プレイリストソースをクリックすると、ライブ配信画面に適用されます。そして、そのプレイリストソースをクリックして有効にすると、アプリ画面の下部にそのプレイリストのコントローラーが表示されます。コントローラーでプレイリストに新しい動画を追加したり削除でき、順番を調整できます。
上記のプロセスを繰り返して、My Studioのソースリストに複数の動画プレイリストを登録できます。そして、1つの動画は複数の動画プレイリストに属することができます。

音楽プレイリスト

プレイリスト機能リストから [音楽プレイリスト] 項目をクリックすると、音楽やオーディオを選択できる音楽メニューに移動します。音楽メニューで1つまたは複数の音楽とオーディオを選択した後、右上の [追加] ボタンをクリックして音楽プレイリストに登録できます。このように作成された音楽プレイリストは、My Studioのソースリストに1つのプレイリストソースとして登録されます。
プレイリストソースをクリックすると、ライブ配信画面に適用されます。そして、そのプレイリストソースをクリックして有効にすると、アプリ画面の下部にそのプレイリストのコントローラーが表示されます。コントローラーでプレイリストに新しい音楽やオーディオを追加したり削除でき、順番を調整できます。
上記のプロセスを繰り返して、My Studioのソースリストに複数の音楽プレイリストを登録できます。そして、1つの音楽やオーディオは複数の音楽プレイリストに属することができます。

テキスト

テキストメニューは、ライブ配信映像にオーバーレイされて活用できる複数のテキストソースを提供します。My Studioメニュー上部の [テキスト] ボタンをクリックすると、テキストソース専用メニューに移動します。テキストメニューはタイトル、スクリーンセーバー、CLOCK/TIMER、SOCIAL、CAPTION、STICKERのカテゴリで構成されており、各カテゴリタイプに属する様々なテキストソースを提供しています。
アニメーションを持つテキストソースは共通して [モーション完了後に非表示] オプションを持ちます。このオプションを選択して有効にした場合、アニメーションが1回実行されるとテキストソースがライブ配信画面から自動的に削除されます。一方、このオプションが選択されず無効になっている場合、アニメーションが1回実行されてもテキストソースはライブ配信画面でそのまま維持されます。
共通して、特定のテキストソースを選択し、上部のプレビュー領域でそのテキストソースのプレビューをタッチすると、テキストソース内のテキストを直接編集できます。また、プレビュー領域の空白部分をタッチすると、テキストソースのフォント、色、透明度、アウトライン、配置などを調整できます。

タイトル

様々なフォントとアニメーションが適用された複数のテキストソースを提供します。タイトルテキストソースは、現在のライブ配信に関する特定の情報を視聴者に提供するために使用されます。ライブ配信の視聴画面で提供されるディスクリプションとは異なり、テキストソースはライブ配信映像内にライブ配信の情報を表示します。

スクリーンセーバー

華やかな背景アニメーションと組み合わせたテキストソースを提供します。スクリーンセーバーテキストソースは、他のテキストソースとは異なり、ライブ配信画面全体を占めてオーバーレイされるため、主に現在のライブ配信で新しいステップの開始を視聴者に知らせるために使用されます。

CLOCK/TIMER

カウントダウンテキストソースとタイマーテキストソースを提供します。カウントダウンテキストソースは、詳細オプションによってタイマー、ストップウォッチ、現在時刻、配信時間の4つの用途に活用できます。タイマーテキストソースは、ライブ配信内で特定のイベントの経過時間と残り時間を表示する必要がある場合に主に使用されます。

SOCIAL

SOCIALテキストソースは、配信者が保有する SOCIALチャンネル情報をライブ配信映像に表示したいというニーズに応えます。YouTube、Facebook、NAVER Shopping Live、AfreecaTV、Twitch、Band、Instagram、NAVER TVなど様々な SOCIALチャンネルのソースで構成されています。テキストソース変更の過程で、配信者のチャンネル情報を入力してライブ配信映像にオーバーレイします。

CAPTION

CAPTIONテキストソースを活用して、ライブ配信映像の特定の区間に関する情報を視聴者に提供できます。CAPTIONテキストソースは、重要な情報を視聴者にスムーズに伝達できるように、流麗なアニメーションと個性的なフォントを活用した形で構成されています。

STICKER

STICKERテキストソースは、イラストの側面が強化されたテキストソースです。視聴者の目を引くイラストとテキストを組み合わせた形です。特にライブコマースに便利に使えます。

ウィジェット

ウィジェットメニューは、ライブ配信映像に活用できる PRISMチャットウィジェット、RTMP動画ソース、ウェブソース機能を提供します。My Studioメニュー上部の [ウィジェット] ボタンをクリックすると、アプリ画面下部にウィジェットメニューのサブ機能リストが表示されます。このリストは [PRISMチャットウィジェット]、[RTMP動画ソース]、[ウェブ] 機能で構成されています。

PRISMチャットウィジェット

[PRISMチャットウィジェット] 項目をクリックすると、チャットウィジェット設定メニューに移動します。B2B PRISM Live Studioアプリは、ストリーミング対象プラットフォームで発生するチャットをリアルタイムで収集し、PRISMチャットウィジェットを構成します。
ユーザーは PRISMチャットウィジェットを My Studioに登録した後、ライブ配信画面にオーバーレイできます。そして、そうしてオーバーレイされた PRISMチャットウィジェットのレイヤー表示オプションを利用し、当該チャットを配信画面のみに表示させたり、配信画面と視聴画面の両方に表示させることができます。その他、チャットウィジェット設定メニューからチャットメッセージを自動的に消すことができ、テキストの透明度、テキストのフォント、ウィジェットスタイルなどを選択できます。

RTMP動画ソース

RTMP動画ソースは、他の RTMP配信ツールから受信した RTMP動画を B2B PRISM Live Studioモバイルアプリの配信画面にオーバーレイできる機能です。複数の配信ツールを活用して1つのライブ配信を構成したい場合に使用できます。
[RTMP動画ソース] 項目をクリックすると、新しい RTMP動画ソースが My Studioのソースリストに追加されます。追加された RTMP動画ソースをクリックすると、そのソースがライブ配信画面に適用されます。適用された RTMP動画ソースでは、そのソースが映像を受信するための RTMP情報を表示しています。また、当該ソースを選択して有効にして下部の [編集] ボタンをクリックすると、当該ソースの詳細情報を確認できます。
当該ソースの RTMP情報を確認し、RTMP配信が可能な外部ツールの RTMP情報欄に入力して配信してください。ただし、RTMP動画ソースを利用するためには、RTMP動画ソースを使用する B2B PRISM Live Studioモバイルアプリと RTMP配信を処理する外部ツールが同じ WiFiに接続されている必要があります。

ウェブ

ウェブソースを介してインターネットアドレスを持つ任意のウェブページを B2B PRISM Live Studioモバイルアプリの配信画面にオーバーレイできます。ユーザーは主にウェブソースを介して国内外の様々なサードパーティの投げ銭ウィジェットをライブ配信画面にオーバーレイしています。
[ウェブ] 項目をクリックすると、ウェブ設定メニューに移動します。そのメニューからオーバーレイしたいウェブインターネットアドレスを入力してください。タイトルを直接入力できますが、既知のインターネットアドレスの場合は自動的に入力されます。レイヤーロックオプションを有効にすると、オーバーレイされたウェブソースが誤ってタッチされるのを防ぐことができます。