--- title: "事前タスク" slug: "backup-advance" updated: 2026-09-17T09:19:32Z published: 2026-09-17T09:19:32Z canonical: "guide.ncloud-docs.com/backup-advance" stale: true --- > ## Documentation Index > Fetch the complete documentation index at: https://guide.ncloud-docs.com/llms.txt > Use this file to discover all available pages before exploring further. # 事前タスク Classic/VPC環境で利用できます。 事前準備では場合によってリソースを作成する前に行うべきタスクについて説明します。 事前準備を行うべき場合と、場合によって行うべきタスクは次の通りです。 - Windowsサーバをリソース作成に使用する場合:[Windows設定](/docs/ja/backup-advance#Windows%EC%84%A4%EC%A0%95) - エージェントインストールに root/Administratorアカウントを使用できない場合:[サーバ ID設定](/docs/ja/backup-advance#%EC%84%9C%EB%B2%84%EC%95%84%EC%9D%B4%EB%94%94%EC%84%A4%EC%A0%95) - エージェントがインストールされたサーバイメージ(Server image)で作成したサーバまたは既存のエージェントをインストールしたサーバを使用する場合: [バックアッププロセス終了と関連ディレクトリ削除](/docs/ja/backup-advance#%EB%B0%B1%EC%97%85%ED%94%84%EB%A1%9C%EC%84%B8%EC%8A%A4%EC%A2%85%EB%A3%8C%EB%B0%8F%EA%B4%80%EB%A0%A8%EB%94%94%EB%A0%89%ED%84%B0%EB%A6%AC%EC%82%AD%EC%A0%9C) 以上のようなケースに該当しない場合は、別途のタスクを行わずに直ちにリソースを作成できます。リソース作成方法は、[リソース作成](/docs/ja/backup-backupresource#%EB%A6%AC%EC%86%8C%EC%8A%A4%EC%83%9D%EC%84%B1)をご参照ください。 ## Windows設定 Windowsサーバでリソースを作成するには、以下のようなタスクを行います。 - [WMI固定ポート設定(必須)](/docs/ja/backup-advance#WMI%EA%B3%A0%EC%A0%95%ED%8F%AC%ED%8A%B8%EC%84%A4%EC%A0%95%ED%95%84%EC%88%98) - [Remote Registryの有効化(必須)](/docs/ja/backup-advance#RemoteRegistry%ED%99%9C%EC%84%B1%ED%99%94%ED%95%84%EC%88%98) - [ACGルール設定(必須)](/docs/ja/backup-advance#ACG%EA%B7%9C%EC%B9%99%EC%84%A4%EC%A0%95%ED%95%84%EC%88%98) - [ADMIN$共有有効化(必須)](/docs/ja/backup-advance#ADMIN%EA%B3%B5%EC%9C%A0%ED%99%9C%EC%84%B1%ED%99%94%ED%95%84%EC%88%98) ### WMI固定ポート設定(必須) WMI(Windows Management Instrumentation)固定ポートを24158で設定する方法は、次の通りです。 1. **[Windows]** + **[R]** キーを押して Runダイアログボックスを実行します。 2. cmdを入力して **[Ctrl]** + **[Shift]** + **[Enter]** キーを押します。 - 管理者権限で cmdウィンドウが表示されます。 3. 以下のコマンドを入力して WMIサービスを自動で実行します。 ``` # winmgmt -standalonehost ``` 4. 以下のコマンドを入力して WMIサービスを停止した後に再実行します。 ``` # net stop Windows Management Instrumentation # net start Windows Management Instrumentation ``` 5. 以下のコマンドを入力して Windowsファイアウォールのアウトバウンドルールを追加します。 ``` // 24158ポートにアクセスを許可するルール # netsh firewall add portopening TCP 24158 WMIFixedPort ``` 例) ![resource_agent_1](https://cdn.document360.io/6998976f-9d95-4df8-b847-d375892b92c2/Images/Documentation/resource_agent_1.png?sv=2026-02-06&spr=https&st=2026-10-30T19%3A37%3A06Z&se=2026-10-30T20%3A37%3A06Z&sr=c&sp=r&sig=LXENH%2FQcvEZJq7eQ2fAb5eDTSyNTelEOifHxA4TZ7gM%3D) ### Remote Registryの有効化(必須) Remote Registryを有効化する方法は、次の通りです。 1. **[Windows]** + **[R]** キーを押して Runダイアログボックスを実行します。 2. controlを入力して **[Enter]** キーを押します。 3. Control Panelウィンドウが表示されたら、**System and Security > Administrative Tools > Services**を順にクリックして Servicesを実行します。 4. **Remote Registry**をダブルクリックして Remote Registry Properties (Local Computer)ウィンドウを表示します。 - **Remote Registry**を右クリックした後に **Properties**をクリックしても構いません。 5. **Startup type**ドロップダウンメニューで **Automatic**を選択します。 6. **[OK]** ボタンをクリックします。 7. Servicesウィンドウ上段の ![i-backup_running](https://cdn.document360.io/6998976f-9d95-4df8-b847-d375892b92c2/Images/Documentation/i-backup_running.png?sv=2026-02-06&spr=https&st=2026-10-30T19%3A37%3A06Z&se=2026-10-30T20%3A37%3A06Z&sr=c&sp=r&sig=LXENH%2FQcvEZJq7eQ2fAb5eDTSyNTelEOifHxA4TZ7gM%3D)をクリックしてサービスを実行します。 ![resource_agent_4](https://cdn.document360.io/6998976f-9d95-4df8-b847-d375892b92c2/Images/Documentation/resource_agent_4.png?sv=2026-02-06&spr=https&st=2026-10-30T19%3A37%3A06Z&se=2026-10-30T20%3A37%3A06Z&sr=c&sp=r&sig=LXENH%2FQcvEZJq7eQ2fAb5eDTSyNTelEOifHxA4TZ7gM%3D) - Remote Registryサービスが有効化します。 参考 Remote Registryサービスのステータスが無効にならないようにするには、以下のようにレジストリを変更します。 1. **[Windows]** + **[R]** キーを押して Runダイアログボックスを実行します。 2. regeditを入力して **[Enter]** キーを押します。 - Registry Editorが実行されます。 3. `HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\RemoteRegistry` パスに移動します。 4. **DisableIdleStop**をダブルクリックします。 - **DisableIdleStop**を右クリックした後に **Modify**をクリックしても構いません。 5. ポップアップが表示されたら、**Value Data**に1を入力した後、 **[OK]** ボタンをクリックします。 ### ACGルール設定(必須) Classic環境で Backupサービスを使用する場合、[ACG設定](/docs/ja/server-acg-classic#acg%EC%84%A4%EC%A0%95)を参照して以下のように ACGルールを設定します。 ![backup-advance_acg_ko](https://cdn.document360.io/6998976f-9d95-4df8-b847-d375892b92c2/Images/Documentation/backup-advance_acg_ja.png?sv=2026-02-06&spr=https&st=2026-10-30T19%3A37%3A06Z&se=2026-10-30T20%3A37%3A06Z&sr=c&sp=r&sig=LXENH%2FQcvEZJq7eQ2fAb5eDTSyNTelEOifHxA4TZ7gM%3D) - プロトコル: TCP - アクセスソース(IPアドレス帯域): 10.0.0.0/8 - 許可ポート: 135, 139, 445, 24158 ### ADMIN$共有有効化(必須) サーバをリモートで管理する間に使用されるリソースである ADMIN$の共有有効化有無を確認して、有効にします。 **ADMIN$共有有効化有無の確認** ADMIN$共有有効化有無を確認する方法は、次の通りです。 1. **[Windows]** + **[R]** キーを押して Runダイアログボックスを実行します。 2. cmdを入力して **[Ctrl]** + **[Shift]** + **[Enter]** キーを押します。 - 管理者権限で cmdウィンドウが表示されます。 3. `net share`を実行して ADMIN$の共有有効化有無を確認します。 ![resource_agent_2](https://cdn.document360.io/6998976f-9d95-4df8-b847-d375892b92c2/Images/Documentation/resource_agent_2.png?sv=2026-02-06&spr=https&st=2026-10-30T19%3A37%3A06Z&se=2026-10-30T20%3A37%3A06Z&sr=c&sp=r&sig=LXENH%2FQcvEZJq7eQ2fAb5eDTSyNTelEOifHxA4TZ7gM%3D) **ADMIN$共有の有効化** ADMIN$の共有を有効化する方法は、次の通りです。 1. **[Windows]** + **[R]** キーを押して Runダイアログボックスを実行します。 2. regeditを入力して **[Enter]** キーを押します。 - Registry Editorが実行されます。 3. `HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\LanmanServer\Parameters` パスに移動します。 4. Registry Editorウィンドウを右クリックした後、**New > DWORD (32-bit) Value**を順にクリックします。 5. AutoShareServerを入力した後、 **[Enter]** キーを押します。 - 同じ方法で AutoShareWksも追加します。 6. **AutoShareServer**をダブルクリックします。 - **AutoShareServer**を右クリックした後に **Modify**をクリックしても構いません。 7. ポップアップが表示されたら、**Value Data**に1を入力した後、 **[OK]** ボタンをクリックします。 - 同じ方法で **AutoShareWKS**も同様に設定します。 ![resource_agent_3](https://cdn.document360.io/6998976f-9d95-4df8-b847-d375892b92c2/Images/Documentation/resource_agent_3.png?sv=2026-02-06&spr=https&st=2026-10-30T19%3A37%3A06Z&se=2026-10-30T20%3A37%3A06Z&sr=c&sp=r&sig=LXENH%2FQcvEZJq7eQ2fAb5eDTSyNTelEOifHxA4TZ7gM%3D) 8. サーバを再起動します。 ## サーバ ID設定 サーバにアクセスしてエージェントにインストールするには、Linuxの場合は rootアカウントを、Windowsの場合は Administratorアカウントを使用します。root/Administratorアカウントを使用できない場合、エージェントインストール用アカウントを作成して root/Administrator権限を付与してから使用します。ただし、エージェントをインストールした後は当該アカウントの root/Administrator権限を必ず削除します。 ### Linux エージェントインストール用アカウントを作成して root権限を付与する方法は、次の通りです。 1. rootアカウントにサーバでアクセスします。 - NAVERクラウドプラットフォームの Serverサービスを利用する場合、利用環境に応じて[サーバアクセス(VPC)](/docs/ja/server-access-vpc#linux%EC%84%9C%EB%B2%84%EC%A0%91%EC%86%8D)、または[サーバアクセス(Classic)](/docs/ja/server-access-classic#linux%EC%84%9C%EB%B2%84%EC%A0%91%EC%86%8D)をご参照ください。 2. 以下のコマンドを実行してエージェントをインストールする時に使用するアカウントを作成します。 ``` adduser {アカウント名} // 例 // adduser test01 ``` - エージェントインストール用で使用できるアカウントが存在する場合は別途作成する必要がありません。 3. 以下のコマンドを実行します。 ``` vi /etc/sudoers ``` 4. 以下の内容を入力してエージェントインストール用アカウントに root権限を付与します。 ``` 「エージェントインストール用アカウント名」 ALL=(ALL) NOPASSWD: ALL ``` 例) ``` [root@backup-linux01 ~]# vi /etc/sudoers ## Allow root to run any commands anywhere root ALL=(ALL) ALL test01 ALL=(ALL) NOPASSWD: ALL ``` 5. エージェントインストールを完了した後、4番手順で入力した内容を削除して root権限を削除します。 ### Windows エージェントインストール用アカウントに Administrator権限を付与する方法は、次の通りです。 1. サーバへアクセスします。 - NAVERクラウドプラットフォームの Serverサービスを利用する場合、利用環境に応じて[サーバアクセス(VPC)](/docs/ja/server-access-vpc#windows%EC%84%9C%EB%B2%84%EC%A0%91%EC%86%8D)、または[サーバアクセス(Classic)](/docs/ja/server-access-classic#windows%EC%84%9C%EB%B2%84%EC%A0%91%EC%86%8D)をご参照ください。 2. **[Windows]** + **[R]** キーを押して Runダイアログボックスを実行します。 3. netplwizを入力して **[Enter]** キーを押します。 4. ポップアップが表示されたら、エージェントインストール時に使用するアカウントをクリックした後、 **[Properties]** ボタンをクリックします。 - エージェントインストール用で使用できるアカウントが存在しない場合は、 **[Add]** ボタンをクリックして新しいアカウントを作成します。 5. Propertiesポップアップが表示されたら、 **[Group Membership]** タブをクリックします。 6. **Administrator**をクリックして選択した後、 **[OK]** ボタンをクリックします。 - エージェントインストールが終わった後、アカウントを削除するか、当該アカウントの権限を再度 **Standard User**に変更します。 ## バックアッププロセス終了と関連ディレクトリ削除 リソース作成に使用するサーバが以下のすべてに該当する場合、現在実行中のバックアッププロセスを終了してサーバに保存されたエージェント関連ディレクトリを削除します。 - エージェントがインストールされたサーバイメージ(Server image)で作成されたサーバ - エージェントをインストールした履歴があり、エージェント関連ファイルが残っているサーバ リソースを作成する前にリソース作成に使用するサーバの OSに応じて事前タスクを行います。 ### Linux 既存のバックアップエージェントがインストールされた Linuxサーバにリソースを作成する場合に実行する必要があるタスクは次の通りです。 1. リソース作成に使用する Linuxサーバにアクセスします。 - NAVERクラウドプラットフォームの Serverサービスを利用する場合、利用環境に応じて[サーバアクセス(VPC)](/docs/ja/server-access-vpc#linux%EC%84%9C%EB%B2%84%EC%A0%91%EC%86%8D)、または[サーバアクセス(Classic)](/docs/ja/server-access-classic#linux%EC%84%9C%EB%B2%84%EC%A0%91%EC%86%8D)をご参照ください。 2. root権限で以下のコマンドを入力して、サーバにインストールされたバックアッププロセスを終了します。 ``` commvault stop -all Redirecting stopping service for Instance001 to systemd ... Running "systemctl stop commvault.Instance001.service" ... Stopping Commvault services for Instance001 ... All services stopped. ``` - コマンドが動作しない場合、4番手順に従ってバックアッププロセスを強制終了します。 3. 以下のコマンドを入力してサーバに残っているバックアッププロセスを確認します。 ``` ps -ef | grep -i "cvlaunchd|cvd|cvfwd|ClMgrS" ``` - 確認すべきバックアッププロセス: cvlaunchd, cvd, cvfwd, ClMgrS 4. killコマンドを使用してバックアッププロセスを強制終了します。 - 1番手順でコマンドが動作しないか、コマンドを実行した後もバックアッププロセスが終了されない場合、当該手順を行います。 5. 以下のパスを確認してエージェント関連ディレクトリを削除します。 参考 エージェントをデフォルトパスにインストールしていない場合、インストールする時に使用したアカウントの homeディレクトリを削除します。 例) ncloudディレクトリにインストールした場合、/home/ncloud/の下位にエージェントがインストールされ、パスは次の通りです。 - 基本パス: /home/ncloud/commvault - ログパス: /home/ncloud/var/log/commvault - レジストリパス: /home/ncloud/CommVaultRegistry - 基本パス: /optに commvaultで始まるフォルダ - 例) /opt/commvault, /opt/commvault1, /opt/commvault2... - ログパス: /var/logに commvaultで始まるフォルダ - 例) /var/log/commvault, /var/log/commvault1, /var/log/commvault2... - レジストリパス: /etc/CommVaultRegistryで始まるフォルダ - 例)/etc/CommVaultRegistry、/etc/CommVaultRegistry1、/etc/CommVaultRegistry2... ### Windows 既存のバックアップエージェントがインストールされた Windowsサーバにリソースを作成する場合に実行する必要があるタスクは次の通りです。 注意 エージェント関連ディレクトリを削除する際は必ず手順に従って削除します。ディレクトリを個別で削除する場合、完全に削除されずにリソース作成時に問題が発生する場合があります。 1. リソース作成に使用する Windowsサーバにアクセスします。 - NAVERクラウドプラットフォームの Serverサービスを利用する場合、利用環境に応じて[サーバアクセス(VPC)](/docs/ja/server-access-vpc#windows%EC%84%9C%EB%B2%84%EC%A0%91%EC%86%8D)、または[サーバアクセス(Classic)](/docs/ja/server-access-classic#windows%EC%84%9C%EB%B2%84%EC%A0%91%EC%86%8D)をご参照ください。 2. タスクバーで Commvault Process Managerを検索して Process Managerを実行します。 3. **[Services]** タブをクリックします。 4. ツリーメニューで **All Services**をクリックした後、![i-backup_stop](https://cdn.document360.io/6998976f-9d95-4df8-b847-d375892b92c2/Images/Documentation/i-backup_stop.png?sv=2026-02-06&spr=https&st=2026-10-30T19%3A37%3A06Z&se=2026-10-30T20%3A37%3A06Z&sr=c&sp=r&sig=LXENH%2FQcvEZJq7eQ2fAb5eDTSyNTelEOifHxA4TZ7gM%3D)をクリックします。 - **All Services**を右クリックした後に **Stop**をクリックしても構いません。 5. 実行中のバックアッププロセスが残っている場合、バックアッププロセスを個別で終了します。 - 残りのバックアッププロセスをクリックした後に ![i-backup_stop](https://cdn.document360.io/6998976f-9d95-4df8-b847-d375892b92c2/Images/Documentation/i-backup_stop.png?sv=2026-02-06&spr=https&st=2026-10-30T19%3A37%3A06Z&se=2026-10-30T20%3A37%3A06Z&sr=c&sp=r&sig=LXENH%2FQcvEZJq7eQ2fAb5eDTSyNTelEOifHxA4TZ7gM%3D)をクリックするか、右クリックして **Stop**をクリックします。 6. タスクバーで Add or remove programsを検索して実行します。 7. **Commvault ContentStore**をクリックした後に **[Uninstall]** ボタンをクリックします。 8. ポップアップの内容を確認した後、 **[Uninstall]** ボタンをクリックします。 9. COMMVAULTポップアップが表示されたら、**Uninstall all packages in the instance**をクリックして選択した後に **[Enter]** キーを押します。 10. 削除する内容を確認した後、 **[Enter]** キーを押します。