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Backup のシナリオ
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Classic/VPC環境で利用できます。
NAVERクラウドプラットフォームの Backupサービスを使用してデータのバックアップ、Vault、復元を簡単に行えます。使用方法は Backupを開始すると Backupを使用するで詳細を確認できますが、その前に Backupサービスを使用する全体シナリオを確認することをお勧めします。使用シナリオを学習した後に使用方法を確認すると、より円滑に Backupサービスを活用できます。Backupサービスを使用する全手順と各手順に関する説明は、次の通りです。
1. 使用権限設定
2. 事前準備
3. リソース作成
4. 保存場所作成
5. ポリシー作成
6. ジョブ作成
7. スケジュール作成
8. Vault作成
9. バックアップ管理
1. 使用権限設定
Backupサービスを複数のユーザーが管理して共有する必要がある場合、ユーバー別に権限を設定して運用できます。ユーザー別の権限は、NAVERクラウドプラットフォームの Sub Accountを通じて管理者権限とユーザー権限に構成でき、各権限別にロールを定義できます。使用権限設定は必須設定事項ではないため、Backupサービス利用中に権限が必要な状況でいつでも設定するか、設定を解除できます。
Sub Accountは、ご利用の申し込みの際に別途料金が発生しない無料サービスです。Sub Accountの紹介と料金プランに関する詳細は、NAVERクラウドプラットフォームポータルのサービス > Management & Governance > Sub Accountメニューをご参照ください。
2. 事前準備
Backupサービスを利用するには元のデータを保存したサーバが必要です。別途利用中のサーバや DBMSがない場合、NAVERクラウドプラットフォームで提供する Serverサービスを利用できます。参考となるご利用ガイドは、次の通りです。
- サーバ作成(VPC)
- サーバ作成(Classic)
3. リソース作成
元のデータを保存したサーバにリソースを作成します。リソースは Backupサービスを利用するための基本単位です。リソース作成と共にサーバにエージェントをインストールします。DBエージェントをインストールした場合は、インストールが終わった後に DBインスタンスを追加します。参考となるご利用ガイドは、次の通りです。
エージェントインストールに失敗した場合、別途エージェントをインストールします。
4. 保存場所作成
バックアップデータを保存する保存場所を作成します。それぞれ別のゾーンに保存場所を作成すると、Vaultに活用できます。参考となるご利用ガイドは、次の通りです。
5. ポリシー作成
バックアップジョブに適用するポリシーを作成します。作成したポリシーをジョブに適用してバックアップデータの保存場所と保管期間を設定できます。ポリシーは保存場所別に作成でき、一つのポリシーは1つのジョブにのみ適用できます。参考となるご利用ガイドは、次の通りです。
6. ジョブ作成
バックアップするジョブを作成します。バックアップに使用する元のデータを指定して、ジョブに適用するポリシーを選択できます。参考となるご利用ガイドは、次の通りです。
7. スケジュール作成
バックアップスケジュールを作成します。作成したスケジュールに応じて周期的にバックアップを行えます。参考となるご利用ガイドは、次の通りです。
8. Vault作成
Vaultを作成します。Vaultでバックアップデータを別のゾーンに別途保存して、より安全に保管できます。参考となるご利用ガイドは、次の通りです。
9. バックアップ管理
元のデータにアクセスできない場合や元のデータを消失した場合、バックアップデータと Vaultデータを活用してデータを復元できます。また、Backupサービスの利用に関するイベントをレポートで確認できます。参考となるご利用ガイドは、次の通りです。