データボックスの作成
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Classic/VPC環境で利用できます。
Cloud Data Boxの利用申込を完了した後には、データボックスを作成できます。データボックスの作成時には、データボックスを使用するための分析サービスと分析サービスにアクセスするためのサーバを設定します。データボックスが作成された後は、NASとSSL VPNを除く他のインフラサービスについての設定は変更できませんので慎重に選択してください。
1. インフラ商品の選択
データボックスを使用するには、Cloud Hadoop、TensorFlowのような分析サービスとその分析サービスにアクセスするためのConnect Serverを選択する必要があります。
- Connect Server:Windows OSが提供されるサーバであり、Connect ServerのPuTTYを利用してCloud HadoopやNcloud TensorFlow Serverにアクセスできます。また、Connect ServerのウェブブラウザでAmbari、Zeppelin、Jupyter Notebookなどを利用できます。
- SSL VPN:提供されるサーバにアクセスするには、必ずSSL VPNを利用してください。
- NAS:外部ネットワークとの通信が遮断された後に外部からファイルを持ち込んだり、分析の結果を外部に持ち出すために使用します。NASはCloud Hadoop、TensorFlow CPU、TensorFlow GPU、Linuxサーバのいずれにもマウントされて提供されるので、Cloud HadoopとNcloud TensorFlow Server、Linuxサーバ間で簡単にファイルを共有できます。
注意
データボックスを作成した後には、NASとSSL VPNを除く他のインフラサービスは追加または変更することができません。データボックスを作成する前に慎重に選択してください。
データボックスを作成する方法は以下のとおりです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールで、Services > Big Data & Analytics > Cloud Data Boxメニューを順にクリックします。
- [データボックスの申込] ボタンをクリックします。
- データを分析するインフラ環境を設定する画面が表示されます。
- Connect Serverスペックと数を選択します。
- Connect Server1つ当たり2つのユーザーアカウントを作成でき、最大2名が同時アクセスできます。分析者の人数に合わせてConnect Server数を選択します。
- 必要なSSL VPNアカウント数を選択します。
- SSL VPNアクセスの際にメール認証または携帯電話認証が必要なので、ユーザー1人当たり1つのSSL VPNアカウントを申し込む必要があります。
- SSL VPNは、Connect Serverの3倍まで申し込めます。
- 作成するNASの容量と数を入力して [追加] ボタンをクリックします。
- NASボリュームの基本容量は500GB~10,000GBであり、100GB単位で追加できます。
- 前のNASボリュームを再利用する場合、新規NASは作成しなくても構いません。前のNASボリュームを再利用しない場合は、必ずNASを1つ以上作成します。
- Cloud Hadoop領域でエッジノードとマスターノードを選択します。
- エッジノードの数とマスターノードの数は固定値です。変更できません。
- Cloud Hadoop領域でワーカーノードを選択し、ワーカーノードの数を選択します。
- ワーカーノードの数はデータボックスの作成が完了してからは変更できません。
- Ncloud TensorFlow Serverのスペックと数を設定します。
- Ncloud TensorFlow Server(CPU)とNcloud TensorFlow Server(GPU)は、必ず1つ以上申し込む必要があります。
- 追加で作成したいLinuxサーバがある場合、サーバOSとスペック、数を選択して [追加] ボタンをクリックします。
- 申込の内容を確認した後 [次へ] ボタンをクリックします。
参考
- 直近の7日以内に返却されたデータボックスがある場合、前のデータボックスのNASを再利用する項目が有効になります。前のデータボックスのNASを再利用するのチェックボックスをクリックすると、前のデータボックスのNASボリュームを再利用できます。
- 前のデータボックスのNASはデータボックスの作成が完了した時点で提供されるのではなく、データ供給の申込を完了してから外部ネットワークとの通信がすべて遮断された後に提供されます。
2. 商品情報の入力
データボックスの名前を入力してConnect Server、Cloud Hadoop、TensorFlow(CPU/GPU)サーバのアクセス情報を設定する段階です。各サーバのアカウント名は自動作成されるので、パスワードのみ設定します。データボックスの名前とアクセス情報を設定する方法は、以下のとおりです。
- データボックスの名前を入力します。
- 3~20文字以内のハングル、アルファベット、数字、特殊文字の「-」で入力
- Connect Serverのパスワードを入力します。
- Connect Serverには2つのアカウントを作成
- Connect Serverのアカウントは「ncp1」、「ncp2」と作成される
- Hadoopクラスタのパスワードを入力します。
- Cloud Hadoopのアカウントは「ncp」と作成される
- TensorFlow(CPU/GPU)サーバのパスワードを入力します。
- TensorFlowのアカウントは「root」と作成される
- 追加したLinuxサーバのパスワードを入力します。
- Linuxサーバのアカウントは「root」と作成される
- 入力した内容を確認して [次へ] ボタンをクリックします。
3. 最終確認
前の段階で申し込んだ内容を最終確認した後、データボックスの作成をリクエストする段階です。データボックスの作成完了までは数時間以上かかる場合があります。データボックスの作成が完了した後には作成完了メールが送信されます。データの作成情報を最終確認する方法は以下のとおりです。
- データボックスの名前が正常に申し込まれたのか確認します。
- インフラサービスが正常に申し込まれたのか確認します。
- 内容をすべて確認した後、[確認] ボタンをクリックします。
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