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Classic環境で利用できます。
Backupでは、Cloud DB for MSSQLを使用中のユーザーのキャッシュデータを安全に保管するために、サーバー別に設定しておいたバックアップ情報を確認できます。また、障害が発生してキャッシュデータが消失した場合は、保管していたバックアップファイルで復元を行うこともできます。高可用性設定を使用するサーバーだけでなく、Stand Aloneサーバーもバックアップや復元機能を使用できます。
バックアップや復元を使用するために、まずはCloud DB for MSSQLで提供しているバックアップに関する基本的な実行ルールを理解することをお勧めします。バックアップの基本的な実行ルールは以下のとおりです。
- バックアップの実行方式
- フルバックアップ:1日1回、毎日行う
- 自動設定とユーザー定義設定から選択
- 自動設定:MSSQL Serverの作成時に任意の時間が指定され、それ以降は初めてバックアップされた時間と類似した時間にバックアップを実行
- ユーザー定義設定:ユーザーが選択した時間+15分以内にバックアップを開始
- ログバックアップ:15分間隔で自動実行。時間設定不可
- バックアップファイル
- 保管期間:ユーザーの設定によって最大30日まで保管できる
- 保存位置:別途のデータストレージ(バックアップファイルのサイズに応じてストレージ契約を行う)
Backup画面
Backupを利用するための基本的な説明は以下のとおりです。
領域 | 説明 |
---|---|
① メニュー名 | 現在確認中のメニュー名 |
② 基本機能 | Cloud DB for MSSQLの詳細情報の確認、 Backup画面更新 |
③ バックアップリスト | 設定しておいたサーバー別バックアップ設定と設定情報 |
バックアップ設定リストの確認
運用中のMSSQLのサーバー別バックアップ設定リストを確認できます。バックアップ設定リストを確認する方法は以下のとおりです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールのClassic環境でServices > Database > Cloud DB for MSSQLメニューを順にクリックします。
- Backupメニューをクリックします。
- バックアップ設定リストが表示されたら、必要な情報を確認します。
- DBサービス名:ユーザーが指定したDB Service名
- Backup保管日:バックアップファイルをデータストレージに保存して保管する最大日数
- FullBackup開始時間:毎日1回フルバックアップを実行する時間
- 保管中のBackupデータのサイズ:完了されたバックアップファイルの総サイズ(フルバックアップとログバックアップファイルの合計)
- FullBackupデータのサイズ:フルバックアップファイルのサイズ
- Log Backupデータのサイズ:フルバックアップ以降に作成されたログバックアップのサイズ
- Log Backup数:フルバックアップ以降に作成されたログバックアップのサイズ
- 詳細情報を見る:サーバー別に作成されたバックアップファイルリストの詳細情報と復元
サーバー別バックアップファイルリストの確認
バックアップを完了し、サーバー別に作成されたバックアップファイルリストを確認する方法は、以下のとおりです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールのClassic環境でServices > Database > Cloud DB for MSSQLメニューを順にクリックします。
- Backupメニューをクリックします。
- 詳細情報を確認するバックアップ設定の行の詳細情報を見るで [詳細内容] ボタンをクリックします。
- バックアップファイルの詳細情報を確認します。
- DB名:バックアップされたDB名
- FullBackup開始時間:バックアップが開始された時間
- FullBackup終了時間:バックアップが完了された時間
- FullBackupサイズ:バックアップファイルのサイズ
- 関連したLog Backupのサイズ:フルバックアップ以降に作成されたログバックアップのサイズ
- 関連したLog Backup数:フルバックアップ以降に作成されたログバックアップのサイズ
復元
Cloud DB for MSSQLでは、バックアップファイルを利用して消失したデータを復元し、簡単かつスピーディーにサーバーを作成できるサービスを提供しています。ユーザーは、保管されているバックアップファイルリストの中から希望するバックアップファイルを選択してMSSQL Serverを復元できます。復元方法は以下のとおりです。
参考
- バックアップファイルは、バックアップ完了時点のデータを保管します。そのため、復元時はバックアップ完了時点のデータに復元されます。
- 復元の際は、バックアップファイルに保存されていたサーバースペックに復元されます。復元後、サーバースペックをアップグレードしたい場合はDB Serverメニューの DBスペック変更 機能を使用してください。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールのClassic環境でServices > Database > Cloud DB for MSSQLメニューを順にクリックします。
- Backupメニューをクリックします。
- 復元するバックアップ設定の行の詳細情報を見るで [詳細内容] ボタンをクリックします。
- [復元する] ボタンをクリックします。
- DB Restoreポップアップが表示されたら、新しく作成されるサーバーのスペックとバックアップを通して復旧可能な時間を確認します。
- 新しく作成されるDBサービスの名前を入力します。
- ハングル、アルファベット、数字、ハイフン(-)を使用して3~15文字で入力
- 重複使用不可
- 5.で確認した復旧可能時間の範囲内で復旧する日と時間を設定します。
- [確認する] ボタンをクリックして復旧するデータベースの情報を確認します。
- DB名:復元に使用するデータベース名
- 復旧モデル:復元に使用するデータベースモデルタイプ
- フルバックアップのサイズ:復元に使用するフルバックアップファイルのサイズ(MB)
- ログバックアップのサイズ:復元に使用するログバックアップファイルのサイズ(MB)
- ログバックアップ数:復元に使用するログファイル数15分に1個ずつ作成
- DB復旧時点:復元して戻されるデータベースの時点
- [設定] ボタンをクリックします。
- DB Server画面のMSSQL Serverリストで復元中のサーバーの状態を確認します。
- 作成中:ユーザーが入力した情報でMSSQLサーバーを作成(復元)している状態
- 設定中:ユーザーが入力した情報でMSSQLサーバーを作成(復元)して構成している状態
- 運営中:ユーザーが入力した情報でMSSQLサーバーの作成(復元)と設定が完了し、アプリケーションサーバーからMSSQLサーバーにアクセスできる状態
注意
サーバーの復元完了まで一定時間(分)がかかります。
バックアップファイルの削除
MSSQLサーバー別に作成したバックアップファイルを削除する方法は以下のとおりです。
注意
- バックアップファイル削除の影響で特定時点に復旧ができない場合があります。
- 1回削除されたバックアップファイルは復旧できません。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールのClassic環境でServices > Database > Cloud DB for MSSQLメニューを順にクリックします。
- Backupメニューをクリックします。
- バックアップファイルを削除するバックアップ設定の行の詳細情報を見るで [詳細内容] ボタンをクリックします。
- 削除しようとするバックアップファイルを選択します。複数選択できます。
- [削除] ボタンをクリックします。
- MSSQL Backupファイル削除ポップアップが表示されたら、削除するバックアップファイルに関する情報を確認します。
- [はい] ボタンをクリックします。
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