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Cloud DB for Redisを使用する前に
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Classic/VPC環境で利用できます。
Cloud DB for Redisを円滑に利用するためのサポート環境、サーバスペック、制約事項などを確認します。
クラウド環境スペック
Cloud DB for Redisがサポートするクラウド環境スペックは、以下のとおりです。
項目 | サポートスペック |
---|---|
リージョン(ゾーン) | 韓国、米国、シンガポール、日本、ドイツ |
Classic | サポート |
VPC | サポート |
言語 | 韓国語、英語、日本語 |
VPC環境に関する詳しい説明はNAVERクラウドプラットフォームポータルのサービスの紹介を、サービス別VPC環境のサポート有無に関する詳しい説明はNcloud使用環境ガイドを参考にしてください。
サーバスペック
NAVERクラウドプラットフォームのCloud DB for Redisは、様々なサーバタイプからユーザーのサービス規模に合わせてサーバを選択し、使用できます。Cloud DB for Redisがサポートするサーバスペックは、ポータルの サービス > Database > Redis を参考にしてください。
ユーザーアカウントごとにHigh Memoryタイプのサーバは最大10台まで作成できます。また、タイプと関係なしにアカウントごとにサーバは合計20台まで作成できます。それを超えて作成する必要がある場合は、サポートセンターまでお問い合わせください。
サーバスペック変更時の制約事項
作成して運用中のRedisサーバの場合、タイプは変更できません。ただし、可用メモリサイズはコンソールのRedisサーバメニューでスペック変更機能を使用していつでも変更できます。アップグレードを行う方法は、Redisサーバを参考にしてください。ただし、サーバスペックの変更時はいくつかの制約事項が存在します。サーバスペックを変更する前に、それらを十分に熟知する必要があります。制約事項は以下のとおりです。
- 同じタイプ内でのみ変更可能
- インメモリの特性上、より大きいキャッシュメモリサイズタイプへのみ(ハイスペック)変更可能
- Active、Standbyの2台のサーバで構成されている場合(高可用性を使用中)、いずれも同じスペックに変更
- 変更完了後にサーバが再起動されるため、それによりサービスに影響を及ぼしかねない
サーバスペックを変更する際は、メモリに保存されていたデータをディスクに保存するため、データの連続性が保証されます。それでも、サーバスペックの変更が完了したら、dbsize
コマンドを使用してデータの状態を確認することをお勧めします。
サーバの二重化構成
Cloud DB for Redisは高可用性(HA)機能をサポートします。アクティブ状態のサーバに障害が発生して正常なサービスができなくなった場合、スタンバイ状態のサーバに自動Fail overします。DNS方式で二重化を構成するため、アプリケーションの変更は特に必要ありません。NAVERクラウドプラットフォームコンソールでRedisサーバを作成する際に、可用性(HA)の使用有無を選択できます。その使用有無に応じてサーバ構成が変わります。使用有無によるサーバ構成は以下のとおりです。
高可用性を使用 | サーバ作成数(台) | 構成 |
---|---|---|
O | 2 | Active Master, Standby Master |
X | 1 | Standalone |
Fail overを行うには、最大3分かかります。
Redisコマンドの制約事項
円滑なCloud DB for Redisサービス運用のために、一部のRedisコマンドは使用できません。使用できないコマンドは以下のとおりです。
BGREWIRTEAOF
BGSAVE
SAVE
SLAVEOF
FLUSHALL
FLUSHDB
CONFIG
KEYS
MIGRATE
SHUTDOWN
使用できないRedisコマンドの役割を補うために、APIをサポートしています。Cloud DB for RedisのAPIの使用方法は、Cloud DB for Redis (VPC) APIガイドを参考にしてください。
利用料金
Cloud DB for Redisは従量料金プランで提供しています。Cloud DB for Redisの利用料金に関する詳細な基準は、ポータル > サービス > Database > Cloud DB for Redisメニューか、ポータル > 料金メニューを参考にしてください。