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Object Storage タイプトリガー
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VPC環境で利用できます。
NAVERクラウドプラットフォームコンソールの Cloud Functions > Action > アクション詳細情報 で Object Storageタイプトリガーを追加できます。Object Storageは、ユーザーがいつでもどこでも目的のデータを保存して検索できるようにファイル保存スペースを提供する NAVERクラウドプラットフォームのサービスです。安全な保管が必要な場合や大容量のデータを保存することに活用でき、提供される APIを使用してサーバデータのバックアップおよび復旧用途としても活用できます。
- Object Storageのご利用の申し込み時に、別途料金が発生します。Object Storageの紹介や料金プランについての説明は、NAVERクラウドプラットフォームポータルの サービス > Storage > Object Storage メニューをご参照ください。
トリガー追加
Object Storageタイプトリガーを作成するには、トリガータイプで Object Storageをクリックして選択した後、トリガーの基本情報と Object Storage関連付け情報を設定する必要があります。
関連付け情報設定
Object Storageタイプトリガーの関連付け設定はコンソールの Object Storage関連付け情報 で行います。
Object Storageのバケットを選択すると、バケットに属するイベントリストを確認できます。
バケットとイベントを選択して追加ボタンをクリックすると、Object Storageの関連付け情報の設定が完了します。1つ以上のイベントを追加でき、それぞれのイベントが発生すると同じトリガーが実行されます。
必ず再帰呼び出しの注意事項を確認してチェックすることで、トリガーを作成できるようになります。
注意Object Storageタイプのトリガーに関連付けられたアクションが Object Storageイベントと同じバケットを使用する場合、再帰呼び出しにより使用量が増加し、過大な費用が請求される可能性がありますのでご注意ください。
バケット当たり関連付けできるトリガーは最大10個までです。
[バケット作成] ボタンをクリックすると、Object Storageコンソールに移動して新しいバケットを作成できます。
[バケットイベント作成] ボタンをクリックすると、新しいバケットイベントを作成できます。バケットイベントの作成方法は、Object Storage ご利用ガイドをご参照ください。
NAVERクラウドプラットフォームコンソールの Object Storageでバケットイベント作成の対象として Cloud Functionsを選択すると、既に作成したトリガーを選択するか、トリガー新規作成を通じて関連付けられます。
トリガーに渡されるイベント
Object Storageで作成したイベントが発生すると、Object Storageタイプトリガーにイベント情報が渡されます。渡されたイベントを Object Storageタイプトリガーに関連付けられたアクションコードでパラメータとして使用して多様に活用できます。Object Storageタイプトリガーに渡されるイベントのユースケースは、次の通りです。
{
"container_name": "my-bucket", // バケット名
"event_name": "my-event-rule", // イベント名
"event_type": "ObjectCreated:PUT" // イベントタイプ
"event_version": "1.0" // イベントフォーマットバージョン
"object_length": "1000", // オブジェクトサイズ
"object_name": "my-object", // オブジェクトキー
"region": "KR", // リージョン名
"remote_address": "127.0.0.1", // リクエスト IPアドレス
"remote_user_sha256": "ef5dd4b34d...", // ユーザー Access Keyの SHA256 hash hex値
"remote_user_type": "user", // ユーザータイプ
"request_method": "PUT", // リクエストメソッド
"request_type": "REST.PUT.OBJECT", // リクエストタイプ
"timestamp_finish": "1627881611929", // リクエスト処理が完了した時間、UNIX時間、ミリ秒
"timestamp_start": "1627881611914" // リクエスト処理を開始した時間、UNIX時間、ミリ秒
}
- remote user typeが userではない場合、remote addressと remote user_sha256には nullが入ります。
- バケットイベントに関する詳細は、Object Storage ご利用ガイドをご参照ください。
イベント発生は順序が保証されないため、順序の保証が必要な場合はイベント情報内の Timestampを活用してアクションコードで実装する必要があります。