Cloud Functions のトラブルシューティング
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    Cloud Functions のトラブルシューティング

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    Article Summary

    Classic/VPC環境で利用できます。

    Cloud Functionsの利用中にユーザーが遭遇する可能性のある問題状況や原因、解決方法を説明します。ただし、一部の問題状況は以下の説明を熟知しても、ユーザーが直接解決するのは難しい場合があります。このようなユーザーの困難を効率的に解決するために、NAVERクラウドプラットフォームは問題解決に向けた様々な窓口も一緒に提供しています。

    参考

    様々な問題解決の窓口については、ポータルとンソール > ポータル > カスタマーサポートをご参照ください。

    Cloud Functionsのトラブルシューティングは、以下のような内容で構成されています。

    制限スペック

    制限スペックに関する問題状況別の原因と解決方法は次の通りです。

    アクション実行結果、「Too many concurrent requests in flight()」のような形式のレスポンスが返されました。

    • 原因: concurrentのデフォルト値を超過した場合です。
    • 解決方法: Cloud Functions の仕様を参照して同時に実行できるアクション数を修正します。concurrentのデフォルト値を引き上げて調整する場合は、NAVERクラウドプラットフォームまでお問い合わせください。

    ネットワーク

    ネットワークに関する問題状況別の原因と解決方法は次の通りです。

    VPCアクションで VPC VM通信を行えません。

    • 原因: VMにマルチ NIC(Public Subnetが1つ以上)が設定された場合、rp_filter(Reverse Path Filter)によりパケットの kernel dropが発生することがあります。
    • VMで、以下のように static routeを設定してください。
      # static routeを追加
      ip route add <アクションと関連付けたサブネットの帯域> via <VMの Private NIC Gateway IP>
      
      # 例
      Actionに関連付けられた VPC Subnet(Private) subnetAの帯域 10.0.10.0/24
      VMに関連付けられたサブネット:
        Subnet(Public) subnetB (10.0.20.0/24)
        Subnet(Private) subnetC (10.0.30.0/24)
      VM NIC
        eth0 ip 10.0.20.3 mask 255.255.255.0 g/w 10.0.20.1
        eth1 ip 10.0.30.5 mask 255.255.255.0 g/w 10.0.30.1
      
      ip route add 10.0.10.0/24 via 10.0.30.1
      

    ログ

    ログに関する問題状況別の原因と解決方法は次の通りです。

    ダッシュボード/モニタリングで実行履歴が確認できません。

    • 原因: Cloud Functionsのすべての実行履歴は Cloud Log Analyticsに保存され、モニタリング/ダッシュボードでは Cloud Log Analyticsに保存された実行履歴を出力します。Cloud Log Analyticsでログ読み込み遅延が発生すると、一時的に実行履歴を確認できません。
    • 解決方法: Cloud Log Analyticsにログが存在することを確認します。Cloud Log Anaylticsにはログが存在するが、Cloud Functionsモニタリング/ダッシュボードでは確認できなかったり、遅延が継続して発生する場合は NAVERクラウドプラットフォームまでお問い合わせください。

    リソース

    アクション、トリガー、パッケージに関する問題状況別の原因と解決方法は次の通りです。

    Pythonアクション実行時、「cannot import name ~ 」のようなエラーが発生します。

    • 原因: コード圧縮ファイルにライブラリが抜け落ちているか、システムライブラリが抜け落ちたせいで発生したエラーです。
    • 解決方法: 以下をご参照ください。
      • コード圧縮ファイルライブラリの抜け落ち: 本ガイドの Cloud Functionsのユースケース > ランタイム別アクションの作成と活用 > Python依存関係ファイルを一緒にパッケージングしてアクション作成 をご参照ください。
      • システムライブラリの欠落: pythonライブラリがシステムライブラリ(e.g.*.so, *.dll)を参照する os-dependentに依存関係にある場合に主に発生します。もしくは、圧縮ファイルに windowsまたは macosシステムライブラリが含まれているか、CFランタイムイメージに参照するシステムライブラリがない場合に発生することも多いので、これらの原因を解決してください。

    連携サービス

    連携サービスに関する問題状況別の原因と解決方法は次の通りです。

    200ではなく、HTTP Statusコードが返されます。

    • 原因: 非同期で実行を呼び出すと(blocking=false query param) 202(Accepted)が返されます。アクションの実行だけチェックするので、アクションコード内部動作の成否は問いません。また、同期呼び出し時には、実行に成功すると200(OK)が返されます。アクションが1分以上実行されると非同期実行に切り替えられ、202(Accepted)を返します。

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