- 印刷する
- PDF
Cloud Insight とは
- 印刷する
- PDF
Classic/VPC環境で利用できます。
NAVERクラウドプラットフォームのサービスで提供するパフォーマンス/運用指標は、Cloud Insightサービスで統合管理できます。すべての指標は、Cloud Insightコンソールで Line Chart/Area Chartなどで自由に見える化でき、期間を設定して特定期間の指標のみを素早く確認することもできるだけでなく、Cloud Insight APIを通じて運用が可能なので深いモニタリングに活用することができます。
Cloud Insightの概要では、これらのパフォーマンス/運用指標を効果的に活用するために、まず知っておくべきいくつかの概念を説明します。
商品(Product)
Cloud Insightサービス(商品)は、サービスごとに異なるデータを処理します。Cloud Insightサービスに商品情報を登録した後、Cloud Insightサービスに当該商品のデータを保存できます。
Cloud Insightサービスを通じてパフォーマンス/運用指標の管理ができるサービス(商品)リストは、Cloud Insight の仕様でご確認ください。
商品キー(CW Key)
商品を登録すると、商品キーが発行されます。商品キーは商品を区別する目的で使用されます。Cloud Insight APIでサービス別に発行された商品キーで認証を受けることで、呼び出しが承認されます。商品別キーは、Cloud Insight の指標で確認するか、Cloud Insightが提供する GetSystemSchemaKeyList APIを呼び出して確認することもできます。
商品名(Product Name)
Cloud Insightサービスは、NAVERクラウドプラットフォーム商品から収集されるデータだけでなく、ユーザーのアプリケーションから発生するデータも収集できます。NAVERクラウドプラットフォーム商品のデータであるか、ユーザーデータであるかを画面で簡単に区別できるように、商品名の前に区切り文字が表示されます。
NAVERクラウドプラットフォーム商品のデータは、System/Load Balancer、System/CloudSearch、System/Serverのように System/{商品名}の形式で表示されます。ユーザーの Custom Productは Custom/MyProductのような形式で表示されます。
パフォーマンス/運用指標(Metric)と Dimension
Metricは収集されるデータで、ユーザーが扱いたい数値形式の値を意味します。Cloud Insightサービスでは、NAVERクラウドプラットフォームが提供する System Metricだけでなく、ユーザーが定義した Custom Metricも収集でき、幅広く活用することができます。
System Metricと Custom Metricの説明は、次の通りです。
区分 | 詳細区分 | 説明 |
---|---|---|
System Metric | Basic Metric | NAVERクラウドプラットフォームの各サービスが提供する基本パフォーマンス/運用指標として、別途の設定なしで Cloud Insightサービスを通じてすぐに確認可能 |
System Metric | Extended Metric | NAVERクラウドプラットフォームの各サービスが提供する追加パフォーマンス/運用指標として、Cloud Insightサービスで各サービスの追加パフォーマンス/運用指標を確認するには、各サービスコンソールや APIで収集設定が必要 |
Custom Metric | - | Cloud Insight APIで収集したユーザーアプリケーションなど、NAVERクラウドプラットフォームが提供しないパフォーマンス/運用指標 |
このような Metricのプロパティは Dimensionで定義します。例えば、Dimension値を通じて当該 Metricがどのサーバに属しているか、どの場所に位置しているか、何に対する値であるかなどを確認できます。
Cloud Insightサービスを利用しながらサービスを指定する必要がある場合、サービスの各項目を Metricまたは Dimensionで指定する必要があります。
実際に使用できる NAVERクラウドプラットフォームサービス別 Metricと Dimensionの情報は、Cloud Insight の指標でご確認ください。
スキーマ(Schema)
スキーマとは、Metricと Dimensionで構成される収集データの構造を意味します。
集計関数(Aggregation)
指標(Metric)を提供する NAVERクラウドプラットフォームサービスは、ほとんどが1分間隔でパフォーマンスデータを収集します。必要に応じて1分よりも短い、または長い間隔で収集することもあります。このデータは収集されたまま(Raw data)、Cloud Insightサービスに保存されます。Customデータも同様に、ユーザーのニーズに応じて適切な周期で収集されます。収集されたデータは一定周期ごとに演算されますが、この時に使用される演算関数を集計関数(集計方法)と定義します。
現在、Cloud Insightサービスでサポートしている集計関数は、AVG、MIN、MAX、COUNT、SUMです。
集計周期(Interval)
集計は1分、5分、30分、2時間、1日の間隔で実行されます。例えば、5分集計は、10時0分0秒~10時4分59秒、10時5分0秒~10時9分59秒、…に収集した値を用いて集計します。 集計された結果として、1分、5分、30分、2時間、1日ごとに AVG、MIN、MAX、COUNT、SUMの値を作成します。
データ集計周期ごとの推奨照会期間は、Cloud Insight の仕様でご確認ください。