Cloud Security Watcher の権限管理

VPC環境で利用できます。

NAVERクラウドプラットフォームのアカウント管理サービスである Sub Accountを使用すると、Cloud Security Watcherのアクセス権限を様々な方法で設定できます。Sub Accountでは、管理と運用権限の設定のためにマネージド(System Managed)ポリシーとユーザー定義(User Created)ポリシーが提供されます。

マネージドポリシー

マネージドポリシーは、ユーザーの便宜を図るために、NAVERクラウドプラットフォームが独自に定義したロールベースのポリシーです。Sub Accountで作成したサブアカウントにマネージドポリシーを付与すると、権限を付与されたサブアカウントは Cloud Security Watcherを利用できるようになります。Cloud Security Watcherのマネージドポリシーについての簡単な説明は、次の通りです。

ユーザー定義ポリシー

ユーザー定義ポリシーは、ユーザーが直接作成できるポリシーです。Sub Accountで作成したサブアカウントにユーザー定義ポリシーを付与すると、権限を付与されたサブアカウントはユーザーが割り当てたアクションの組み合わせでのみ利用できるようになります。Cloud Security Watcherのユーザー定義ポリシーについての簡単な説明は次の通りです。

設定時の注意事項

Sub Accountを使用してサブアカウントに対する Cloud Security Watcherのアクセス権限を設定する際には、以下の点にご注意ください。

• メインアカウント使用の禁止: Cloud Security Watcherを使用するために、メインアカウントを使用しないことをおすすめします。NAVERクラウドプラットフォームの管理者権限を持つアカウントを使用する場合、侵害事故が発生するとアカウントのすべての権限が奪取または悪用される可能性があります。
• ロール別のサブアカウントの作成: Cloud Security Watcherを使用するユーザーを区別するために、ロール別のサブアカウントを作成し、必要な権限を付与できます。