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Monitoring
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VPC環境で利用できます。
Monitoringでは4種類のダッシュボードをサポートしており、MongoDBの性能と履歴に関する様々なモニタリング情報を確認します。Monitoringは、NAVERクラウドプラットフォームの Cloud DB for MongoDBに含まれているサービスであるため、別途追加費用なしで使用できます。Monitoringで提供するダッシュボードの種類は、次の通りです。
- DB Dashboard: 運用中の MongoDB Serverに関するモニタリング情報
- OS Dashboard: 運用中の MongoDB Serverの OSに関するモニタリング情報
- DB Logs: 運用中の MongoDB Serverで発生した全てのログの発生時間と内容を記録
- Query Timeline: 運用中の MongoDB Serverのクエリ実行履歴
4種類のダッシュボードで、過去1年以内の MongoDB Serverの性能情報の平均値と、過去4週間以内のログとクエリを確認します。各ダッシュボードは様々なグラフチャートで構成され、特定のグラフチャートを印刷したり、様々な拡張子のファイルでローカル PCにダウンロードして業務に効果的に活用します。
モニタリングの結果、特定の指標がしきい値を超えたり、特定の条件を満たす場合はイベントとして認識し、ユーザーにアラームで知らせるように設定できます。イベントとアラームの設定についての詳細は、Eventをご参考ください。
MongoDBの性能情報に関する直観的な照会や管理が別途費用なしで行えるため、専門的なデータベース管理者のいない環境でサーバを安定的に運用したい場合は、ダッシュボードで提供するモニタリング指標を活用することをお勧めします。
Monitoring画面
Monitoring利用のための基本的な説明は、次の通りです。
領域 | 説明 |
---|---|
① メニュー名 | 現在確認中のメニュー名 |
② 基本機能 | Cloud DB for MongoDBの詳細情報を確認、Monitoring画面を更新 |
③ MongoDB Serviceリスト | 運用中の MongoDB Serviceとサービス別 MongoDB Server |
④ ダッシュボード | MongoDB Serverリストで選択したサーバの DB Dashboard、OS Dashboard、DB Logs、Query Timeline |
Monitoringダッシュボードの確認
Monitoringで提供しているダッシュボードは、複数のグラフチャートで構成されています。ユーザーは、サーバ別に確認したいダッシュボードで希望する情報だけ表示させ、直観的に確認できます。ダッシュボードで表示する情報は1分ごとに収集するにしても、平均値を表示します。ダッシュボードを使用する方法は、次の通りです。
NAVERクラウドプラットフォームコンソールの VPC環境で、Services > Database > Cloud DB for MongoDB メニューを順にクリックします。
Monitoringメニューをクリックします。
MongoDB Serviceリストで、モニタリングする MongoDB Serverをクリックします。
右側の画面で確認するダッシュボードボタンをクリックします。
ダッシュボードに表示して確認するグラフチャートをすべてクリックして選択します。
期間 や照会時間のセレクトボックスで、照会する期間をクリックして選択するか、直接入力します。
ダッシュボードで結果を確認します。
- グラフチャートで特定の時点の正確な指標値が知りたい場合: グラフチャートの特定の時点にマウスオーバー
- 詳細グラフを確認したい場合: グラフチャートでマウスをダブルクリック
- グラフチャートの印刷: をクリックし、Print chart メニューをクリック
- グラフチャートをファイルで PCにダウンロード: をクリックし、ダウンロードするファイル拡張子メニューをクリック
- Download PNG image: .png拡張子のイメージファイル
- Download JPEG image: .jpeg拡張子のイメージファイル
- Download PDF document: .pdf拡張子の文書ファイル
- Download SVG vector image: .svg拡張子のベクターイメージファイル
- Download CSV: .csv拡張子の文書ファイル
- 5.でのデフォルト値は全体選択であり、6.でのデフォルト値は最近1時間です。
- 6.での期間は、DB Dashboardおよび OS Dashboardの場合は最大1年間、DB Logsおよび Query Timelineの場合は最大4週間まで選択できます。
Services > Database > Cloud DB for MongoDB > DB Server メニューで希望するサーバをクリックして選択し、[Monitoring] ボタンをクリックすると、4.の画面にすぐ移動します。
DB Dashboardグラフチャート
DB Dashboardを構成するグラフチャートについての説明は、次の通りです。
グラフチャート | 単位 | 説明 |
---|---|---|
Connections | count | DB接続最大可能セッション数、現在接続中のセッション数、有効セッション数 |
Opcounters | count / sec | クエリタイプ別の1秒当たりの実行数 |
PageFault | count | bufferになかったため、再び読み込んだ数 |
Global Lock | avg activity/sec | Global level lock |
Database Lock | seconds | Database level lock |
Collection Lock | total / min | Collection level lock |
TcmallocSpinLockWait | ns | tcmallocの centreal heapで waitしている時間 |
WiredTiger Cache | GB | wiredTigerストレージエンジンのキャッシュ情報 |
WiredTiger Eviction | GB | wiredTigerストレージエンジンの eviction情報 |
WiredTiger Cache Ratio | % | wiredTigerストレージエンジンのキャッシュ使用量 |
Task Executor Pool | count | mongosと shard member間の connection pool |
OS Dashboardグラフチャート
OS Dashboardを構成するグラフチャートについての説明は、次の通りです。
グラフチャート | 単位 | 説明 |
---|---|---|
CPU Usage | used(%) | CPU使用量 |
Load Average | - | サーバ負荷量 |
Memory Usage | used(%) | メモリ使用量 |
Swap | used(%) | Swapメモリ発生量 |
Disk Used | GB | ディスク使用量 |
Disk I/O | MB / sec | Diskの1秒当たりの Input/Output発生量 |
Network I/O | MB / sec | 1秒当たりの Network Input/Output発生量 |
DB Logsグラフチャート
DB Logsを構成するグラフチャートについての説明は、次の通りです。
フィールド | 説明 |
---|---|
イベントの発生時間 | DB Logが発生した時刻 |
logの内容 | DB Logの内容 |
DB Logsでは、運用中の MongoDB Serverの Slow Query log、Login log、Entire logを確認できます。
Query Timelineグラフチャート
Query Timelineを構成するグラフチャートについての説明は、次の通りです。
フィールド | 説明 |
---|---|
イベントの発生時間 | クエリが発生した時刻 |
logの内容 | 実行したクエリの内容 |
Auditグラフチャート
Audit機能は、Enterprise Edition商品で提供します。Community Edition商品は Audit機能を提供しません。Auditを構成するグラフチャートについての説明は、次の通りです。
フィールド | 説明 |
---|---|
イベントの発生時間 | クエリが発生した時刻 |
logの内容 | Audit logの内容 |
- Auditでは、DDL、Cluster Monitor、Auth、Entireログを確認できます。
- CRUD Operation Logは性能低下を引き起こしかねないので、提供しません。
- 2022年8月18日以前作成した Enterprise Edition Clusterは、DBを再起動すると Auditを有効にできます。