Backup
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    Backup

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    Article Summary

    VPC環境で利用できます。

    Backupでは、Cloud DB for MongoDBを使用中のユーザーのキャッシュデータを安全に保存するために、サーバ別に設定しておいたバックアップ情報を確認できます。また、障害が発生してキャッシュデータが消失した場合は、保管していたバックアップファイルで復元することもできます。まず、バックアップと復元を使用する前に Cloud DB for MongoDBで提供しているバックアップに関する基本的な実行ルールを理解することをお勧めします。バックアップの基本的な実行ルールは、次のとおりです。

    • バックアップの実行方式

      • 1日1回、毎日実行
      • ユーザーが選択した時間+15分以内にバックアップを開始
        • 例外状況
          • バックアップ容量が大きいため、前日のバックアップが継続して実行されている場合、当日のバックアップスケジュールはスキップ
          • admin Databaseの場合、system collectionと内部ロジックが含まれているためバックアップから除外
            • admin Databaseにユーザーデータを保存することは控えるべき
    • バックアップファイル

      • 保管期間: ユーザーの設定応じて最大30日間まで保存可能
      • 保存位置: 別途のデータストレージ(バックアップファイルのサイズに応じてストレージ契約を行う)
    参考
    • アプリケーションサーバで mongodumpを実行して Cloud DB for MongoDBのデータを取得したり、mongorestoreを実行してダウンロードしたファイルを Cloud DB for MongoDBに復元できます。
    • Cloud DB for MongoDBは mongodump方式でバックアップを行います。Document 1件ずつ collection scanする方式でバックアップが行われるため、復旧する際にスキャン時点の差によってデータ別に時差が発生する場合があります。

    Backup画面

    Backupを利用するための基本的な説明は、次のとおりです。

    clouddbformongodb-backup-screen_vpc_ja

    領域説明
    ① メニュー名現在確認中のメニューの名前
    ② 基本機能Cloud DB for MongoDBの詳細情報を確認、Backup画面を更新
    ③ バックアップのリスト設定しておいたサーバ別のバックアップ設定および設定情報

    バックアップ設定リスト確認

    運用中の MongoDB Server別バックアップ設定リストを確認できます。バックアップ設定リストを確認する方法は、次のとおりです。

    1. NAVERクラウドプラットフォームコンソールの VPC環境で、 Services > Database > Cloud DB for MongoDB メニューを順にクリックします。
    2. Backup メニューをクリックします。
    3. バックアップ設定リストが表示されたら、必要な情報を確認します。
      clouddbformongodb-backup-screen1_vpc_ja
      • DBサービス名: ユーザーが指定したサービス名
      • Backup保管日: バックアップファイルをデータストレージに保存して保存する最大日数
      • Backup開始時間: 毎日1回、バックアップを行う時間
      • Backupデータサイズ: 完了したバックアップファイルのサイズ
      • 成功した最終 Backupの日時: 最近行われたバックアップの日付
      • 詳細情報を見る: サーバ別に作成されたバックアップファイルリストの詳細情報と復元、Object Storageに保存

    サーバ別バックアップファイルリスト確認

    バックアップを完了し、サーバ別に作成したバックアップファイルリストを確認する方法は、次のとおりです。

    1. NAVERクラウドプラットフォームコンソールの VPC環境で、 Services > Database > Cloud DB for MongoDB メニューを順にクリックします。
    2. Backup メニューをクリックします。
    3. 詳細情報を確認するバックアップ設定行の 詳細情報を見る[詳細履歴] ボタンをクリックします。
    4. バックアップファイルの詳細情報を確認します。
      clouddbformongodb-backup-list_vpc_ja
      • Backupの日付: バックアップを行った日付
      • shard(replica set): バックアップを行った shard
      • Backup開始時間: バックアップを開始した時刻
      • Backup完了時間: バックアップを完了した時刻
      • 所要時間: バックアップ完了までにかかった時間
      • Backupサイズ: バックアップ完了後に作成されたバックアップファイルのサイズ
      • データストレージ: バックアップを行った shardのデータストレージの使用量
        • バックアップを利用して復元が必要な場合、必要なストレージサイズを確認できます。

    復元

    Cloud DB for MongoDBでは、バックアップファイルを利用して消失したデータを復元し、簡単かつ速やかに MongoDB Serverを作成できるサービスを提供しています。ユーザーは復元可能な時間範囲内で、ユーザーが希望する時間帯にデータを復元できます。復元方法は、次のとおりです。

    1. NAVERクラウドプラットフォームコンソールの VPC環境で、 Services > Database > Cloud DB for MongoDB メニューを順にクリックします。
    2. Backup メニューをクリックします。
    3. 復元するバックアップ設定の行の [詳細履歴] ボタンをクリックします。
    4. 復元する項目を選択し、 [Backupファイル復元] ボタンをクリックします。
      clouddbformongodb-backup-restore1_vpc_ja
    5. Backupを復元する のポップアップが表示されたら、復元のために必要な情報を確認するか、入力します。
    • Backup時間 : バックアップが完了した時間を確認
    • MongoDB Cluster Type : MongoDBクラスタタイプを選択
    • DB Server名 : 復元する MongoDB Serverの名前を入力
      • 韓国語、英数字、記号「-」を使用して3~15文字で入力
      • 重複使用不可
      • ホスト名の重複を防ぐため、任意の textが追加されて作成されます。
    • DBサービス名 : 復元した DBの DBサービス名を入力
      • 韓国語、英数字、記号「-」を使用して3~15文字で入力
    • 選択したクラスタタイプによって以下の項目を設定します。
    • クラスタタイプを Stand-alone に選択した場合、以下の項目を設定
      clouddbformongodb-backup-restore2_vpc_ja
      • Stand-Alone Server Spec : Stand-aloneサーバの仕様を選択
      • port : Stand-aloneサーバのポート番号を10000~20000の間または27017と入力
        • デフォルト値: 17017
        • MongoDBのデフォルトポート番号である「27017」はセキュリティに脆弱であるため、使用しないことを推奨
    • クラスタタイプを Single Replica Set に選択した場合、以下の項目を設定
      clouddbformongodb-backup-restore3_vpc_ja
      • Replica Setごとの member数(Primary&Secondary) : 各 Shardの Member Server台数を選択(Arbiterサーバを含めて3~7台)
      • Member Server Spec : Member Serverの仕様を選択
      • Replica Setごとの Arbiter数 : 各 Shardの Arbiter Server台数を選択(0~1台)
      • Arbiter Server Spec : Arbiter Serveの仕様を選択
      • port : 各サーバのポート番号を10000~20000の間または27017と入力
        • デフォルト値: 17017
        • MongoDBのデフォルトポート番号である「27017」はセキュリティに脆弱であるため、使用しないことを推奨
    • クラスタタイプを Sharding に選択した場合、以下の項目を設定
      clouddbformongodb-backup-restore4_vpc_ja
      • Replica Setごとの member数(Primary&Secondary) : 各 Shardの Member Server台数を選択(Arbiterサーバを含めて3~7台)
      • Member Server Spec : Member Serverの仕様を選択
      • Replica Setごとの Arbiter数 : 各 Shardの Arbiter Server台数を選択(0~1台)
      • Arbiter Server Spec : Arbiter Serveの仕様を選択
      • Shard数 : Shard数を選択
        • 初回インストール時は2~3個を選択可能
        • インストール後、管理画面で最大5個まで追加可能
        • 5個を超過する Shardが必要な場合、カスタマーサポートまでお問い合わせ
      • Mongos(Router) Server数 : Mongos Server台数を選択(2~5台)
      • Mongos Server Spec : Mongos Serverの仕様を選択
      • Config Server数 : Config Server台数を確認(3台固定)
      • Config Server Spec : Config Serverの仕様を選択
      • port : 各サーバのポート番号を10000~20000の間または27017と入力
        • デフォルト値: 17017
        • MongoDBのデフォルトポート番号である「27017」はセキュリティに脆弱であるため、使用しないことを推奨
    1. [復元する] ボタンをクリックします。
    2. [確認] ボタンをクリックします。
    3. DB Server メニューをクリックします。
    4. 復元中のサーバの状態を確認します。
      • 作成中: ユーザーが入力した情報で MongoDBを作成(復元)している状態
      • 設定中: ユーザーが入力した情報で MongoDBサーバを作成(復元)、構成している状態
      • 運用中: ユーザーが入力した情報で MongoDBサーバの作成(復元)と設定が完了し、アプリケーションサーバから MongoDBにアクセスできる状態
    注意
    • サーバの復元完了まで一定時間(分)がかかります。
    • 復元する機能を使用して構成された DBサービスにアクセスするには、まず Admin Userのパスワードを初期化する必要があります。

    Object Storageに保存

    Cloud DB for MongoDBでは、作成したバックアップファイルを Object Storageに保存してバックアップ時に使用できます。保存していたバックアップファイルを Object Storageに保存する方法は、次のとおりです。

    注意

    Object Storageのご利用の申し込み時に、別途料金が発生します。Object Storageの紹介や料金プランについての説明は、NAVERクラウドプラットフォームポータルの サービス > Storage > Object Storage メニューをご参照ください。

    1. NAVERクラウドプラットフォームコンソールの VPC環境で、 Services > Database > Cloud DB for MongoDB メニューを順にクリックします。
    2. Backup メニューをクリックします。
    3. バックアップファイルを Object Storageに保存するバックアップ設定行の [詳細履歴] ボタンをクリックします。
    4. [Object Storageにエクスポートする] ボタンをクリックします。
      clouddbformongodb-backup-send1_vpc_ja
    5. Object Storageにエクスポートする のポップアップが表示されたら、保存するバケットとフォルダをクリックして選択します。
      clouddbformongodb-backup-send_vpc_ja
    6. [Object Storageにエクスポートする] ボタンをクリックします。
    7. [確認] ボタンをクリックします。
    参考
    • Object Storageにエクスポートすると、バケットのロックを解除し、適切なアクセス制御と ACL設定が必要です。
    • 日本リージョンの場合、Object Storageバケットのアクセス制御設定を解除してください。
    • Object Storageに送るのを完了するまで一定時間(分)がかかります。

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