タスクの作成および管理
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    タスクの作成および管理

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    Article Summary

    Classic/VPC環境で利用できます。

    タスクの作成および管理では NAVERクラウドプラットフォームコンソールでデータの移行タスクを作成して管理する方法を説明します。Data Teleporterから提供するタスクにはデータを書き出す Exportとデータを読み取る Importタスクがあります。コンソールではこのようなタスクを作成してタスクのステータスを確認でき、タスクステータスによって暗号化、機器接続およびデータ転送、機器の返却ができます。

    参考
    • Data Teleporter機器を顧客会社に伝達して基本設定を行う過程は NAVERクラウドの技術サポートで行うため、ここでは詳しく扱いません。機器に関する基本的な使用方法と設定過程を確認するには機器設定をご参照ください。
    • タスクの作成および管理は Data Teleporterを利用するシナリオの手順に従って作成されています。Data Teleporterを使用する前に利用シナリオを復習するには Data Teleporter のシナリオをご確認ください。

    Data Teleporter 画面

    Data Teleporterを利用するための Data Teleporterメニューの基本的な説明は、次の通りです。
    datateleporter-use_screen_ko

    領域説明
    ① メニュー名現在確認中のメニューの名前と作成したタスク数
    ② 基本機能サービスご利用の申し込み後、Data Teleporterメニューに初進入する際に表示される機能
    ③ 設定Data Teleporterタスクの設定
    ④ タスクリスト作成したデータの読み取り/書き出しタスクのリスク(タスクリスト確認を参照)

    タスクリスト確認

    作成したタスクの情報を確認する方法は、次の通りです。

    1. NAVERクラウドプラットフォームコンソールの Regionメニューや Platformメニューから利用中の環境をクリックします。
    2. Services > Migration > Data Teleporterメニューを順にクリックします。
    3. タスクリストが表示されたら、サマリー情報を確認するかタスクをクリックして詳細を確認します。
      • サマリー情報

        • タスクタイプ: タスクのタイプ

          • Import(データの読み取り): オンプレミス(On-Premise)ストレージのデータを NAVERクラウドプラットフォームストレージに移行するタスク
          • Export(データの書き出し): NAVERクラウドプラットフォームストレージのデータをオンプレミス(On-Premise)ストレージに移行するタスク
        • 技術サポートサービス: 技術サポートサービスの申し込み有無で、申し込み必須

        • 移行する容量: タスク作成時に入力した移行するデータの容量

        • レンタル開始日: 機器のレンタル開始日

          • Import(データの読み取り)タスク: 機器を受け取った日付
          • Export(データの書き出し)タスク: 機器に NAVERクラウドプラットフォームのデータを転送し始めた日付
        • レンタル終了日: 機器を NAVERクラウドプラットフォームエンジニアに返却した日付

        • レンタル期間: レンタル開始日からレンタル終了日までの期間(日)で、課金の基準となる

          • 配送にかかる時間を考慮して実際のレンタル期間より2日間を引いて計算
          参考

          10日以内のレンタルであっても、課金の際には最低レンタル日の10日間が適用されます。料金に関する詳細は、ポータルの Data Teleporter の紹介ページをご参照ください。

      • ステータス: タスクの現在のステータスを表示(タスクステータスを参照)

      • 詳細情報

        • データの完全削除: Data Teleporter利用後にデータの完全削除申し込みの有無
          • 申し込まない: 機器の暗号化キーを削除して保存空間を初期化
          • 申し込む: データに複数回上書きして復旧できないようにデータを完全に削除
        • 配送希望日: タスク作成時に入力した機器を受け取る日付
        • 配送する住所: タスク作成時に入力した機器を受け取る住所
          • NAVERクラウドプラットフォームのエンジニアがこの住所に直接訪れて機器を設置
        • 担当者の名前: タスク作成時に入力した担当者の名前
        • 担当者の連絡先: タスク作成時に入力した担当者の電話番号
          • データ転送が終わるとこの連絡先に SMSを送信
        • サービスの申し込み日: タスクを作成した日
        • 転送ステータス: データの転送ステータスを%単位で表示し、ステータスレンタル中(データ移行進行中)の場合にのみ表示
        • メモ: タスク作成時に入力したメモで、[修正] ボタンをクリックして修正可能

    タスクステータス

    タスクの進行段階によってコンソールに表示されるタスクのステータスと使用できる機能が変わります。タスクのタイプによるステータスとステータス別説明をご確認ください。

    参考

    実際に進行中のタスクの段階がステータスに反映されるまで時間がかかる場合があります。

    Importタスクのステータス

    Import(データを読み込む)タスクのステータスとステータス別説明は次の通りです。

    ステータス説明
    申し込み受付タスクが作成されたステータス
    割り当てられた機器タスクに機器が割り当てられたステータス
    機器初期化機器の初期化が進行中のステータス
    レンタル中機器を配送中または機器を受け取ったステータス
    レンタル中(NCP IDCに入荷)機器が NAVERクラウドプラットフォームの IDCに入荷されたステータス
    レンタル中(有効化したステータス)機器が有効化したステータス
    レンタル中(データ移行中)NAVERクラウドプラットフォームストレージにデータを転送中のステータス
    レンタル中(データ移行完了)データ移行が完了したステータス
    レンタル終了タスクを完了したステータス

    Exportタスクのステータス

    Export(データを書き出す)タスクのステータスとステータス別説明は次の通りです。

    ステータス説明
    申し込み受付タスクが作成されたステータス
    割り当てられた機器タスクに機器が割り当てられたステータス
    機器初期化機器の初期化が進行中のステータス
    レンタル中機器を配送中または機器を受け取ったステータス
    レンタル中(NCP IDCに入荷)機器が NAVERクラウドプラットフォームの IDCに入荷されたステータス
    レンタル中(有効化したステータス)機器が有効化したステータス
    レンタル中(データ移行中)NAVERクラウドプラットフォームストレージにデータを転送中のステータス
    レンタル中(データ移行完了)データ移行が完了したステータス
    レンタル中機器が配送中のステータス
    レンタル中(顧客 IDCに入荷)機器を受け取ったステータス
    レンタル終了タスクを完了したステータス

    タスクの作成および技術サポートサービスの申し込み

    タスクを作成した後はポータルのカスタマーセンターを通じて技術サービスを申し込みます。NAVERクラウドプラットフォームコンソールでデータの読み取り/書き出しタスクを作成する方法と技術サポートサービスを申し込む全体の手順と各手順別の説明は、次の通りです。

    1. タスク作成
    2. 技術サポートの申し込み

    1. タスク作成

    タスクを作成する方法は、次の通りです。

    1. NAVERクラウドプラットフォームコンソールの Regionメニューや Platformメニューから利用中の環境をクリックします。
    2. Services > Migration > Data Teleporterメニューを順にクリックします。
    3. [タスク作成] ボタンをクリックします。
    4. タスク作成のポップアップが表示されたら、以下の情報を入力します。
      • タスクタイプ: 作成するタスクのタイプを選択
        • Import(データの読み取り): オンプレミス(On-Premise)ストレージのデータを NAVERクラウドプラットフォームストレージに移行するタスク
        • Export(データの書き出し): NAVERクラウドプラットフォームストレージのデータをオンプレミス(On-Premise)ストレージに移行するタスク
      • 技術サポートサービス: エンジニアが直接訪問して機器を設置し、使用方法を案内するサービスであり、申し込みを必ず選択
      • データの完全削除: Data Teleporter利用後に機器にあるデータの完全削除申し込みの有無選択
        • 申し込まない: 機器の暗号化キーを削除して保存空間を初期化
        • 申し込む: データに複数回上書きして復旧できないようにデータを完全に削除
      • 担当者の名前: タスク担当者の名前を入力
      • 担当者の連絡先: タスク担当者の電話番号を入力
        • データ転送が終わるとこの連絡先に SMSを送信
      • 配送希望日: 機器を受け取る日付を選択、申し込みから3日後の日付から申し込み可能
      • 配送する住所: 機器を受け取る住所を255字以内で入力
        • NAVERクラウドプラットフォームのエンジニアがこの住所に直接訪れて機器を設置
      • 移行容量: 移行するデータの容量を GB単位で入力
        • 80TB以下で入力
        • 移行するデータの容量が80TBを超過する場合、80TBごとに一つずつタスクを作成 例) 150TBのデータを移行するには2つのタスクを作成
      • メモ: 当該タスクに対するメモを入力
    5. [確認] ボタンをクリックします。

    2. 技術サポートサービスの申し込み

    カスタマーサポートにお問い合わせを通じて Data Teleporterの技術サポートサービスを申し込む方法は次の通りです。

    1. NAVERクラウドプラットフォームポータルにアクセスします。
    2. ポータル上段のカスタマーサポート > お問い合わせメニューを順にクリックします。
    3. [サービス] タブをクリックします。
    4. Data Teleporterの技術サポート関連内容を作成し、[お問い合わせ] ボタンをクリックします。

    機器の暗号化

    機器を暗号化する方法は、次の通りです。

    参考
    • 事前にタスクに機器を割り当てます。タスクのステータスが割り当てられた機器なのかご確認ください。
    • 機器をアクティブ化する場合、暗号化の時に設定したパスワードを入力します。紛失しないようにご注意ください。
    1. NAVERクラウドプラットフォームコンソールの Regionメニューや Platformメニューから利用中の環境をクリックします。
    2. Services > Migration > Data Teleporterメニューを順にクリックします。
    3. タスクリストから機器を暗号化するタスクを選択し、[設定] > Data Teleporter暗号化をクリックします。
    4. Data Teleporter暗号化のポップアップが表示されたら、パスワードを入力します。
      • パスワード: 機器の暗号化に使用するパスワードを6字の数字で入力
      • パスワードの確認: パスワードに入力したパスワードを再度入力
    5. [はい] ボタンをクリックします。

    機器の接続およびデータの転送

    機器と NAVERクラウドプラットフォームのストレージ間にデータを転送します。

    参考

    機器のステータスが以下の場合にのみデータを転送します。

    • レンタル中(NCP IDCに入荷)
    • レンタル中(有効化したステータス)
    • レンタル中(データ移行完了)

    機器を接続してデータを転送する全体の手順と各手順別の説明は次の通りです。

    1. 事前準備
    2. 機器の接続およびデータの転送

    1. 事前準備

    Data Teleporter機器を接続してデータを転送するには、データを保存するための Object Storageバケットまたは NASボリュームを事前に作成します。各サービスに関する詳細は、ご利用ガイドをご参照ください。

    2. 機器の接続およびデータの転送

    機器を接続してデータを転送する方法は、次の通りです。

    1. NAVERクラウドプラットフォームコンソールの Regionメニューや Platformメニューから利用中の環境をクリックします。
    2. Services > Migration > Data Teleporterメニューを順にクリックします。
    3. タスクリストからデータを転送するタスクを選択し、[設定] > Data Teleporterの接続および転送をクリックします。
    4. Data Teleporter接続のポップアップが表示されたら、機器を暗号化した際に設定したパスワードを入力し、[はい] ボタンをクリックします。
      • タスクステータスがレンタル中(有効化した機器)またはレンタル中(データ移行完了)の場合、パスワード入力を省略
    5. ストレージ選択のポップアップが表示されたら、データの読み取り/書き出しの際に使用するストレージを選択します。
      • Object Storage: Object Storageバケットを選択
        • 複数のバケット選択可能
      • NAS: NASボリュームを選択
    6. [はい] ボタンをクリックします。
      • タスク詳細の転送ステータスでデータ転送の進捗状況を確認可能
      • データの転送が完了するとタスクのステータスがレンタル中(データ移行完了)に表示
        • タスクに登録した担当者の連絡先に SMSを送信
        • 繰り返してデータの転送が可能

    機器返却

    データの移転がすべて完了したら、コンソールで機器の返却を申し込みます。

    注意

    実際に機器を返却してもコンソールから機器返却を申し込んでいなかったら、追加費用が発生しますので必ず機器の返却を申し込んでください。

    参考

    タスクのステータスが以下の場合にのみデータを転送します。

    • Import(データの読み取り)タスク: レンタル中(データ移行完了)
    • Export(データの書き出し)タスク: レンタル中(顧客 IDCに入荷)

    機器の返却を申し込む方法は次の通りです。

    1. NAVERクラウドプラットフォームコンソールの Regionメニューや Platformメニューから利用中の環境をクリックします。
    2. Services > Migration > Data Teleporterメニューを順にクリックします。
    3. 機器を返却するタスクを選択し、[Data Teleporterを返却] ボタンをクリックします。
    4. Data Teleporter返却のポップアップが表示されたら、案内を確認し、[はい] ボタンをクリックします。

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