Jenkins サーバの生成ガイド
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    Jenkins サーバの生成ガイド

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    Article Summary

    Classic環境で利用できます。

    使用前に

    Q. Jenkinsは何ですか?

    • 継続的な統合(Continuous Integration, CI)と継続的な配布(Continuous Delivery, CD)のための代表的なツールであるJenkinsが設置されたサーバを提供するサービスです。
    • ビルドテスト、配布プロセスを自動化してソフトウェアの品質向上と開発生産性の向上に役立つツールです。
    • ソースの変更事項をプロジェクトに継続的に統合してコードのエラーを早期に発見し、迅速なフィードバックを通じて安定的なリリースを継続して提供できます。
    • "Jenkins"はソフトウェア開発の際に継続的な統合(Continuous Integration)サービスを提供するオープンソースであるJenkinsを利用しています。

    Q. Jenkinsを使用するとどのようなメリットがありますか?

    • 継続的な統合を使ってビルド、テスト、配布過程を自動化して開発生産性を向上できます。
    • 自動化テストを通じてソフトウェアの品質を向上できます。
    • 継続的な統合を通じて安定的なリリースを素早く配布できます。

    Q. Jenkins サーバはどのように生成しますか?

    • コンソール > Server > Server メニューから Jenkins サーバイメージを選択して生成できます。
    • 必要な仕様のサーバを生成して必要に応じてストレージを追加します。
    • 月額料金制と時間料金制で請求され、サーバを生成した後にアクセス環境を設定して利用できます。
    • Jenkinsを利用するためにはパブリックIPアドレスを申し込んで ACG設定から18080ポートを追加する必要 があります。
    • コンソールにアクセスしてから次の段階を通じて簡単にサーバを生成できます。

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    Q. Jenkinsにアクセスできません。

    • Jenkinsを使用する際はパブリックIP アドレスを申し込んでサーバに割り当てる必要があり、ACGに18080 ポートが追加されていなければなりません。('アクセス環境の設定' を参照).
    • パブリックIPアドレスとACGを確認した後もアクセスできない場合はJenkinsプロセスが停止された状態の可能性があるので、ターミナルにリスタート命令語を実行してプロセスを再度始めてください。 ('Jenkins のプロセス管理' を参照).

    Q. Unlock Jenkins 画面で必要な Administrator passwordはどこで探せますか?

    • Jenkins 初期設定過程の中で Unlock Jenkins画面で使用されるAdministrator passwordはサーバにアクセスしてから /var/lib/jenkins/secrets/initialAdminPassword ファイルを開いて確認できます。
    • Administrator passwordは初期設定段階で使われる1回性の臨時パスワードです。

    Q. Jenkinsはどのディレクトリに設置されますか?

    • /var/lib/jenkins ディレクトリに設置されます。
    • Jenkinsの設置ルートには設定ファイル(config.xml), Job保存ルート(/jobs), ログ(/logs)などがあります。
    • データ流失を防止するために設置ルートをバックアップされることをお勧めします。

    Q. Jenkins Admin パスワードの初期化はどのようにすれば良いですか?

    • Jenkins Admin のパスワードを初期化する方法は次の通りです。
      1. サーバアクセス
      2. [Jenkins 設置ルート]/config.xml の修正
        • Jenkins 初期設置ルート: /var/lib/jenkins
      3. useSecurity 項目を falseに変更
        • <useSecurity>false</useSecurity>
      4. authorizationStrategy, securityRealm 項目を削除
        • <authorizationStrategy>, <securityRealm>
      5. Jenkins サービスをリスタート
        • $ service jenkins restart

    Jenkinsのご紹介

    Jenkinsは継続的な統合(Continuous Integration, CI)と継続的な配布(Continuous Delivery, CD)のための代表的なツールであり、ビルド、テスト、配布プロセスを自動化してソフトウェアの品質向上と開発生産性の向上に役立ちます。変更事項をプロジェクトに継続的に統合し、コードエラーを早期に発見して迅速なフィードバックを通じて安定的なリリースを引き続き提供できます。

    Jenkins サーバの生成

    Jenkinsサーバの生成過程は以下の通りです。

    Step 1. コンソールへアクセス

    コンソールへアクセスして Server > Server メニューを選択します。

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    ① サーバを生成するためには サーバを生成 ボタンをクリックします。

    Step 2. サーバイメージの選択

    Jenkinsサーバイメージを選択してサーバを生成します。

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    ① Jenkinsイメージを選択します。

    ② ポップアップウィンドウの案内から(Jenkins 使用のためのパブリックIPアドレスとACG申し込み、初期パスワードの確認)を確認します。

    確認 ボタンをクリックしてポップアップウィンドウを閉じます。

    次へ ボタンをクリックします。

    Step 3. サーバの設定

    ストレージ種類、サーバタイプ、料金制、Zoneを選択してサーバ名を入力します。

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    ① Zoneを選択します。

    • 現在提供する Zoneは ‘KR-1’があります。

    ② ブーティングストレージに使用するストレージの種類を選択します。

    ③ 必要なサーバタイプを選択します。

    • 一部のサーバスペックはディスクタイプによってサポートされないことがあります。
    • 使用目的に沿って Compact, Standardサーバタイプの中から一つを選択してください。

    ④ 料金制は月額料金制または時間料金制の中から選択できます。

    ⑤ サーバ名を入力します。

    • お客様がサーバを区別するための名称ですので、重複して使用できません。

    次へ ボタンをクリックします。

    Step 4. 認証キーの設定

    保有している認証キーがある場合は‘保有している認証キーを利用’を選択し、ない場合は以下の手続きで新たな認証キーを生成します。

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    新たな認証キーを生成を選択します。

    ② 認証キー名を入力します。

    認証キーを生成及び保存 ボタンをクリックしてローカルパソコンに認証キーファイルを保存します。

    • 新たな認証キーが発行されます。
    • 保存後、認証キーはお客様パソコンの安全な位置に保管してください。
    • 認証キーは最初の管理者パスワードを呼び出す際に使います。

    次へ ボタンをクリックします。

    Step 5. ファイアウォールの設定

    保有している ACGを利用するか、もしくは新規ACGを生成してファイアウォールを設定できます。

    まず、保有しているACGを利用してファイアウォールを設定する場合です。

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    ① ACGは必須で選択する必要があり、基本で提供する ‘ncloud-default-acg’を含めて保有しているACGの中から一つ選択しなければなりません。

    • 保有している ACGは最大5個まで選択できます。
    • 必須でACGを選択すると 次へ ボタンが有効化されて設定を進めることができます。

    ② 保有しているACG以外に新規ACGを生成して設定したい場合は新規 ACGを生成を選択します。

    次へボタンをクリックします。

    新たなACGを生成してファイアウォールを設定する方法は次の通りです。

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    ① 新規ACG生成から [ACGを生成] ボタンをクリックします。

    ② ACG 名を入力します。

    ③ ACG設定からプロトコル、アクセスソース、許可ポートを入力して生成します。

    • プロトコル: TCP, UDP, ICMPから選択

    • アクセスソース: IP アドレスまたはACG名を入力

    • 許可ポート: 単一ポートまたは範囲を指定

    • ターミナルアクセスのためにはアクセスしようとするサーバの ACGにSSH 'TCP/22'に対するルールが設定されている必要があり、 Jenkins使用のためには 'TCP/18080' ルールが追加で設定されていなければなりません。

    • ルールを追加するためにはプロトコル、アクセスソース、許可ポートを記載して 追加 ボタンをクリックします。

    ④ 22と18080ポートが全て追加されている場合は [生成] ボタンをクリックします。

    Step 6. 最終確認

    設定した内容を最終確認します。

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    ① サーバイメージ、認証キー、ACGが正常に設定されているか確認します。

    ② 最終確認してから [サーバを生成] ボタンをクリックします。

    • サーバが生成されるまで数分から数十分かかります。

    サーバリストから確認

    生成したサーバをリストから確認します。

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    ① 生成したサーバがリストに表示されます。

    ② サーバが生成されてパッケージが設置完了し、サーバ状態が [運営中] になるまでお待ちください。

    アクセス環境の設定

    パブリック IPアドレスの使用お申込み

    Jenkinsを使用するためには必ずパブリックIPアドレスを利用してアクセスしなければならず、パブリックIPアドレスの使用に関する料金が別途請求されます。

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    ① 左側メニューから [PUBLIC IP] メニューを選択します。

    ② パブリック IPアドレスの割り当てを受けるためには パブリック IPのお申込み ボタンをクリックします。

    [適用サーバを選択] からパブリックIPアドレスを割り当てるJenkinsサーバを選択します。

    確認 ボタンをクリックします。

    ⑤ 適用サーバ名を確認して再度 確認 ボタンをクリックします。

    ポートフォワーディングの設定

    ターミナルプログラム(Putty など)でサーバにアクセスするためにはポートフォワーディングを設定する必要があります。

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    ① 左側メニューから [Server] メニューを選択します。

    ② サーバにアクセスする際は ポートフォワーディングを設定をクリックします。

    ③ ポートフォワーディング設定画面から外部ポート番号を設定します。外部ポート番号の入力範囲は1024~65,534で、サーバアクセスのための機能以外にサービス用途では使用できません。
    (内部ポート番号は22に定まっています。)

    [追加] ボタンをクリックすると設定内訳が下段に追加され、 [修正], [削除] ボタンをクリックして設定内訳を修正、削除できます。

    適用 ボタンをクリックすると設定した外部ポートにターミナルプログラムを利用してSSH アクセスできます。

    ACGの設定

    ACGにターミナルアクセス SSH('TCP/22') 及びJenkins('TCP/18080')ルールを追加します。

    サーバ生成の際にルールを既に追加した場合はこの段階のACG設定作業を実行する必要はありません。

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    ① 左側メニューから [ACG] メニューを選択します。

    ② サーバ生成の際に選択したACGを選択して上段の ACGを生成 ボタンをクリックします。

    ③ ACG名を入力します。

    ④ 設定が完了したら 生成 ボタンをクリックします。

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    ① 生成したACGを選択します。

    ② 上段の [ACGを設定] ボタンをクリックします。

    ③ ACG ルール設定からプロトコル、アクセスソース、許可ポートを入力して生成します。

    • プロトコル: TCP, UDP, ICMPの中から選択
    • アクセスソース: IPアドレスまたはACG名を入力
    • 許可ポート: 単一ポートまたは範囲を指定
    • ターミナルアクセスのためにはアクセスしようとするサーバの ACG에 SSH 'TCP/22'に対するルールが設定されている必要があり、 Jenkins使用のためには 'TCP/18080' ルールが追加で設定されていなければなりません。
    • ルールを追加するためにはプロトコル、アクセスソース、許可ポートを記載して 追加 ボタンをクリックします。

    ④ 設定が完了したら [適用] ボタンをクリックします。

    サーバ管理者パスワードの確認

    ターミナルプログラム(Puttyなど)でサーバにアクセスするためには管理者パスワードが必要です。

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    ① 左側メニューから Server メニューを選択します。

    ② 該当するサーバを選択し、 [サーバ管理者及び設定を変更] から [管理者パスワードを確認] を選択します。

    マウスでファイルをドラッグするか、またはこちらをクリックしてください ボタンをクリックしてサーバ生成の際に個人パソコンに保存した認証キーファイル(.pem)を添付します。

    ④ 添付して [パスワードを確認] ボタンをクリックするとターミナルプログラムへ最初のサーバアクセス時に使用するパスワードを獲得できます。

    • サーバにアクセスして管理者が覚えやすいパスワードに変更して使うことをお勧めします。

    ターミナルアクセス

    ターミナルプログラム(Putty など)でサーバにアクセスして Jenkinsプロセスを管理できます。

    ターミナルプログラムでサーバアクセス

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    ① ターミナルプログラム(Puttyなど)を実行します。

    ② サーバリストまたは内容をみるから確認した’サーバアクセス用パクリックIP’と’外部ポート’の値を入力して Open ボタンをクリックするとサーバにアクセスされます。

    • サーバアクセス用パブリック IPの確認: コンソール > サーバ> サーバリストからサーバを選択して [内容をみる]からポートフォワーディング情報の ‘サーバアクセス用パブリックIP’
    • 外部ポート番号の確認: コンソール>サーバ>サーバリストからサーバを選択して [内容をみる]からポートフォワーディング情報の‘外部ポート’

    ③ ユーザー情報及びパスワードを入力してログインします。

    • login as: root
    • password: 上で確認した管理者パスワード

    ④ ログイン後はroot アカウントのパスワードを覚えやすいパスワードに変更されることをお勧めします。
    'passwd root' 命令語を入力した新たなパスワードを入力します。

    Jenkins のプロセス管理

    次の命令語で Jenkinsプロセスを管理できます。

    • Jenkins プロセスの起動及び中止
    shell> service jenkins start
    shell> service jenkins stop
    
    • Jenkins プロセスの確認
    shell> service jenkins status
    

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