Workspace の作成と管理
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    Workspace の作成と管理

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    Article Summary

    VPC環境で利用できます。

    ユーザーのジョブソースと設定を保管するスペースであるワークスペースについて説明します。AI Forestワークスペースを用いると、より手軽にAIアプリを作成して使用できます。

    ワークスペースのタイプは以下のとおりです。

    • Basicワークスペース:最小限の情報を入力してワークスペースを作成します。
    • Advancedワークスペース:すべての設定を一度に順次入力してワークスペースを作成します。AI Forestのすべての機能を利用でき、シングルバッチにのみ対応しています。

    Basicワークスペースの作成

    Basicワークスペースは最小限の情報を入力して作成するワークスペースです。

    Basicワークスペースを作成する方法は以下のとおりです。

    1. Data Forestアカウントを作成します。
    2. NAVERクラウドプラットフォームコンソールで、Services > Big Data & Analytics > Data Forestメニューを順にクリックします。
    3. AI Forest > Workspaceメニューをクリックします。
    4. [ワークスペースを作成] ボタンをクリックし、[Basicワークスペースの作成] をクリックします。
    5. ワークスペース情報を入力して [次へ] ボタンをクリックします。
      df-ws_ws7_vpc_ko
      • アカウント:ワークスペースを作成するアカウントを選択
      • ワークスペース名:ワークスペースの名前を入力。アルファベットの小文字、数字、ハイフン(-)のみ入力可能(ハイフンは連続使用不可、名前の末尾の文字はハイフンにしない)。最初に指定したワークスペース名は変更不可。
      • 説明:ワークスペースについての説明を入力。ワークスペースの作成後も修正可能。
      • タイプ:ワークスペースの種類を選択。現在、シングルバッチにのみ対応。
      • イメージ:Dockerイメージを選択。TensorFlow / PyTorchから選択可能。
      • イメージのバージョン:選択したイメージの下位バージョンを選択。イメージのバージョン情報についての説明はイメージのバージョン情報を参照。
    6. 最終確認し、[作成] ボタンをクリックします。
    参考

    AI Forest GPUのドライバーのバージョン情報は以下のとおりです。

    • Driver Version: 440.64.00
    • CUDA Version: 10.2

    Advancedワークスペースの作成

    AdvancedワークスペースはAI Forestの全機能を利用できるワークスペースです。ワークスペースの作成時に必要なすべての設定を入力します。

    Advancedワークスペースを作成する方法は以下のとおりです。

    1. Data Forestアカウントを作成します。
    2. NAVERクラウドプラットフォームコンソールで、Services > Big Data & Analytics > Data Forestメニューを順にクリックします。
    3. AI Forest > Workspaceメニューをクリックします。
    4. [ワークスペースの作成] ボタンをクリックし、[Advancedワークスペースの作成] をクリックします。
    5. ワークスペース情報を入力します。
      • アカウント:ワークスペースを作成するアカウントを選択
      • ワークスペース名:ワークスペースの名前を入力。アルファベットの小文字、数字、ハイフン(-)のみ入力可能(ハイフンは連続使用不可、名前の末尾の文字はハイフンにしない)。最初に指定したワークスペース名は変更不可。
      • 説明:ワークスペースについての説明を入力。ワークスペースの作成後も修正可能。
      • タイプ:ワークスペースの種類を選択。現在、シングルバッチにのみ対応。
    6. Dockerの設定情報を入力します。
      df-af-ws_vpc_2-1_ko
      • イメージ:Dockerイメージを選択。TensorFlow / PyTorchから選択可能。
      • イメージのバージョン:選択したイメージの下位バージョンを選択
      • 環境変数:Dockerコンテナで使用される環境変数を設定
        • 環境変数を入力して [追加] ボタンをクリックすると環境変数を追加できる
        • [x] ボタンをクリックすると入力した変数情報を削除できる
    7. リソースの設定情報を入力します。
      df-af-ws_2-7_vpc_ko
      • GPUモデル:GPUモデルを選択。現在はV100モデルのみサポート。
      • GPUコア:使用するGPUコア数を選択
      • メモリ:使用するメモリ容量を入力(単位GB)
      • Application Master> vCPU:Application Masterが使用するvCPU数を表示。固定された値で、1つのvCPUを使用。
      • Application Master > メモリ:Application Masterが使用するメモリ容量を表示。固定された値で、1GBのメモリを使用。
    8. データの設定情報を入力します。
      df-af-ws_vpc_data_ko
      • 入力:情報を入力して [追加] ボタンをクリックすると追加される
        • Input Path:コンテナにコピーされる入力データのパスを入力 /user/{username}/data_in
        • Container Local Path:入力データを保存するコンテナのパスを入力
      • 出力:情報を入力して [追加] ボタンをクリックすると追加される
        • Output Path:結果を保存するHDFSパスを入力 /user/{username}/data_out
        • Container Local Path:出力データが存在するコンテナのパスを入力
        • Overwrite:HDFSに出力データを保存する際、既にファイルが存在する場合に上書きするかどうかを設定
    9. 情報の入力が完了したら [次へ] ボタンをクリックします。
    10. 最終情報を確認して [作成] ボタンをクリックします。
      df-af-ws_vpc_2-4_ko

    イメージのバージョン情報

    TensorFlowイメージのバージョン情報

    TensorFlowがサポートするイメージのバージョン情報は以下のとおりです。

    TensorFlowのバージョン備考
    r1.3Python 2をサポート
    r1.4Python 2をサポート
    r1.4-py3Python 3をサポート
    r1.5-py3Python 3をサポート
    r1.6Python 2をサポート
    r1.6-py3Python 3をサポート
    r1.7Python 2をサポート
    r1.7-py3Python 3をサポート
    r1.8Python 2をサポート
    r1.10Python 2をサポート
    r1.10-py3Python 3をサポート
    r1.11Python 2をサポート
    r1.12Python 2をサポート
    r1.11-py3Python 3をサポート
    r1.14Python 2をサポート
    r1.14-py3Python 3をサポート
    r1.15Python 2をサポート
    r1.15-py3Python 3をサポート
    r2.1Python 2をサポート
    r2.1-py3Python 3をサポート
    r2.3.1-py3Python 3をサポート

    PyTorchイメージのバージョン情報

    PyTorchがサポートするイメージのバージョン情報は以下のとおりです。

    PyTorchのバージョン備考
    v0.2.0
    v0.3.0
    v0.4.0
    v0.4.1
    v1.0.0
    v1.1.0
    v0.3.0-cuda9
    v1.1.0-cuda10
    v1.2.0-cuda10
    v1.4
    v1.7

    ワークスペースの管理

    ワークスペース情報を確認して管理する方法を説明します。

    ワークスペース情報の確認

    ワークスペースリストと各ワークスペースの詳細情報を確認する方法は以下のとおりです。

    1. NAVERクラウドプラットフォームコンソールで、Services > Big Data & Analytics > Data Forestメニューを順にクリックします。
    2. AI Forest > Workspaceをクリックします。
    3. アカウントとワークスペースを順にクリックします。

    ワークスペースのコピー

    過去に作成されたワークスペース情報をコピーして新規ワークスペースを作成する方法は以下のとおりです。

    1. NAVERクラウドプラットフォームコンソールで、Services > Big Data & Analytics > Data Forestメニューを順にクリックします。
    2. AI Forest > Workspaceをクリックします。
    3. アカウントとワークスペースを選択して [ワークスペースの管理] > [ワークスペースのコピー] をクリックします。
    4. コピーして作成するワークスペース名を入力して [コピー] ボタンをクリックします。
      • 原本ワークスペースの設定とファイルをコピーしたワークスペースが作成されます。

    ワークスペースの設定変更

    ワークスペースの設定を変更する方法は以下のとおりです。

    1. NAVERクラウドプラットフォームコンソールで、Services > Big Data & Analytics > Data Forestメニューを順にクリックします。
    2. AI Forest > Workspaceをクリックします。
    3. アカウントとワークスペースを選択して [ワークスペースの管理] > [ワークスペースの設定変更] をクリックします。
      df-af-ws_vpc_2-5_ja
    4. 設定を変更して [保存] ボタンをクリックします。
      df-ws_ws5-1_vpc_ko

    ワークスペースの実行

    ワークスペースでAIアプリを実行する方法は以下のとおりです。

    1. NAVERクラウドプラットフォームコンソールで、Services > Big Data & Analytics > Data Forestメニューを順にクリックします。
    2. AI Forest > Workspaceをクリックします。
    3. アカウントとワークスペースを選択して [実行] ボタンをクリックします。
      • 選択したワークスペースのファイルと設定でAIアプリを実行できる
      • ワークスペースの種類によって実行画面が異なる場合がある
    4. 実行画面が表示されたら設定を確認して情報を入力します。
      df-af-ws_2-6_vpc_ko
      • Dockerジョブディレクトリ:コマンドが実行されるディレクトリを指定
      • Command:ユーザーがDockerで実行するプログラムやスクリプトを入力。実行するスクリプトやプログラムをワークスペースに予め作っておく必要がある(ユーザープログラムの進入ポイントとなるrun.shなど)。
      • Args:実行するスクリプトまたはコマンドのパラメータを入力
      • アプリ名:実行されるAIアプリ名を入力
      • キュー:AIアプリを使用するキューを選択(デフォルト値:GPU)
    5. [実行] ボタンをクリックします。
      • AIアプリが実行されます。

    ワークスペースの削除

    ワークスペースを削除する方法は以下のとおりです。

    1. NAVERクラウドプラットフォームコンソールで、Services > Big Data & Analytics > Data Forestメニューを順にクリックします。
    2. AI Forest > Workspaceをクリックします。
    3. アカウントとワークスペースを選択して [削除] ボタンをクリックします。

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