使用環境の概要
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    Article Summary

    Classic/VPC環境で利用できます。

    NAVERクラウドプラットフォームを利用する前に、提供する 使用環境を確認することができます。

    NAVERクラウドプラットフォームの使用環境とは、NAVERクラウドプラットフォームで提供するサービスが利用できる作業基盤をいいます。使用環境を構成する要素にはリージョン(Region)、ゾーン(Zone)、プラットフォーム(Platform)があり、各環境に応じて提供されるサービスには違いがあります。.

    NAVERクラウドプラットフォームを利用する前に、希望するサービスの使用環境を必ず確認してください。

    リージョン(Region)の種類と特徴

    リージョンとは、効率的なサービスのために主な拠点に構築した1つ以上のゾーンの集まりを意味し、サービスを提供するサーバの地理的位置で区分します。リージョンがユーザーと近いほどサーバのレスポンス速度が速いため、ユーザーとリージョン間の物理的距離を考慮してリージョンを選択します。NAVERクラウドプラットフォームには、韓国、米国西部、香港、シンガポール、日本、ドイツリージョンがあります。
    ACG、Init-Script、Monitoring、Global DNS、Sub Accountなど共通して提供されるサービス以外に、リージョン別に提供するサービスが異なることがあります。使用環境別に提供されるサービスを確認してからサービスを申し込んでください。

    シンガポール、日本を除くグローバルリージョンでは、リージョンのリビルドが完了するまでVDS、SSD Server、GPU Server、Auto Scaling、Object Storage、NASの利用はできません。

    • Object Storage:APIを通じてグローバル通信を行うサービスで、インターネット回線の遅延時間問題が発生する場合があります。
    • NAS:グローバル専用回線を通じてプライベート通信を利用するため、専用回線の遅延時間問題が発生する場合があります。

    マイサーバイメージとスナップショットは、他のリージョンに移動・コピーして使用できます。

    • 他のリージョンに移動させる際には、NAVERクラウドのグローバル専用回線ネットワークを利用します。
    • 他のリージョンに移動させる際には、安定したコピーのために既存サーバイメージやスナップショットは削除できません。


    ゾーン(Zone)の種類と特徴

    ゾーンとは、国単位のリージョン内で物理的に分離されて存在するデータセンターとネットワークを意味します。各ゾーンは独立して存在するため、特定のゾーンに障害が発生した場合でも、他のゾーンには影響を及ぼしません。ゾーンには、一つのリージョンの中に一つのゾーンがある単一ゾーンと、複数のゾーンがあるマルチゾーンがあります。NAVERクラウドプラットフォームでは、韓国, 日本とシンガポールリージョンでマルチゾーンを提供しており、その他のグローバルリージョンでは単一ゾーンを提供しています。マルチゾーンは継続して拡大する予定です。

    リージョンゾーン
    韓国Classic, VPC: KR-1, KR-2
    米国西部Classic: USWN-1
    香港Classic: HK-1
    シンガポールClassic: SGN-1
    VPC: SGN-4, SGN-5
    日本Classic: JPN-1
    VPC: JPN-4, JPN-5
    ドイツClassic: DEN-1

    サーバの二重化とディザスタリカバリシステム

    サービスの可用性と連続性のために、サーバの二重化とディザスタリカバリ(Disater Recovery. DR)システムを構築できます。

    #### サーバ二重化の勧め

    High Availability(HA)は、メモリ、CPU、電源供給など物理サーバの障害に備えるために提供するサービスです。

    HAは、ハードウェアで発生した障害がVirtual Machine(VM)サーバに拡散することを防ぐためのサービスで、ホストサーバに障害が発生した場合、自動的にホストサーバの中にあるVMサーバを安定した他のホストサーバに移すLive Migrationをサポートします。ただし、Live Migrationを行えないエラーが発生した場合、VMサーバは再起動(reboot)されます。

    VMサーバ1台でサービスを運用している場合、VMサーバの再起動により発生し得る障害の発生頻度を減らすために、VMサーバも二重化することをお勧めします。

    ディザスタリカバリ(DR)システムの構築

    ディザスタリカバリ(Disaster Recovery。DR)システムは、各種災害や危険性によりサーバが中断された場合、これを速やかに正常な運用状態に回復させる構成を意味します。
    DRは、異なるゾーンをそれぞれメインゾーンとDRゾーンに区分して、メインゾーンにあるデータをDRゾーンに定期的にバックアップすることで、自然災害や電算事故が発生してメインゾーンでのサービスが困難になる場合に、DRゾーンでデータを安全に復旧してサービスを中断なしに提供する方式です。 NAVERクラウドプラットフォームの韓国リージョンはマルチゾーンです。物理的に分離されたサーバが相互補完関係にあり、メインゾーンとDRゾーンの役割を果たすことができます。
    災害状況下でも中断なしにサービスを運用するためにDRシステムの構築をお勧めします。

    DRシステムは、マルチゾーンがサポートされるリージョンでのみ構築できます。

    プラットフォーム(Platform)の種類と特徴

    プラットフォームとは、提供するサービス別に影響範囲が異なる環境を区分する要素を意味します。
    NAVERクラウドプラットフォームではVPC環境とClassic環境を提供しています。各環境は独立して運用されているため、提供するサービスに若干の違いがある場合があります。例えば、Classic環境のComputeサービスはVPC環境では使用できず、VPC環境のComputeサービスはClassic環境で使用できません。また、Classic環境のNetworkingサービス(Load Balancer、IPsec VPNなど)はVPC環境で使用できません。ただし、グローバルIP通信を通じて環境間のデータ転送や連携は行えます。

    NAVERクラウドプラットフォームを利用する前に、希望するサービスの使用環境を必ず確認してください。


    VPCとClassicの比較

    ClassicVPC
    - Shared Network上にリソースを構築
    - ACG(Access Control Group)を用いてテナント間のアクセスを制御
    -CSPが割り当てるプライベートIPに基づいてワークロードを構築
    - パブリッククラウドで顧客専用プライベートネットワークのVirtual Private Cloud(VPC)を提供
    - ユーザーが直接ネットワークを設計し、プライベートIPを割り当て
    - 各VPCは論理的に完全に分離されている
    - 従来の顧客データセンターのネットワークに似せて実現できる
    - 顧客アカウント1個当たりリージョンごとに最大3つまで作成できる
    IaaSを除くManagement/AI/Securityサービスなどは、プラットフォームの種類に関係なく使用できる

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