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Ambari UI
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VPC環境で利用できます。
Apache Ambari は、Hadoop クラスタに対してプロビジョニング、モニタリング、その他の管理タスクを実行できるプロジェクトです。
現在、Cloud Hadoop 1.3バージョンで提供されているAmbariは2.6で、2.5スタックを使用しています。 Cloud Hadoop 1.4 バージョンからは Ambari 2.7.3 であり、Hadoop 3.1 サポートには独自のオープンソースベースの 3.1 スタックを使用します。ここでスタックとは、AmbariがHadoopサービスとエコシステムサービスを管理する単位です。
Ambari UIにアクセス
Cloud Hadoop コンソールで作成したクラスターを選択した後、[アプリケーション別に見る] を介して Ambari Web UI にアクセスできます。詳細は、トンネリングを用いたウェブUIアクセスガイドを参照してください。
画面の説明
Dashboardタブ
インストールされたサービスの状態を指標とグラフで確認できます。
Servicesタブ
クラスタにインストールされたいろいろなサービスの管理サービスに移動し、各サービスに存在するコンポーネントと各コンポーネントの状態を確認することができます。画面左側のサイドバーでも確認できます。[ACTIONS] ではコンポーネントを管理できます。(例:HDFSコンポーネントの場合は再起動、ネームノード移動、リバランスなど)
Hostsタブ
クラスタを構成するすべてのホスト情報が確認できます。
- Cloud Hadoopクラスタのホスト名とPrivate IPを確認できます。
Alertsタブ
Ambariの基本設定アラームルールを確認したり、各アラームのthresholdを修正することができます。
左上の [ACTIONS] > Manage Notifications で、このアラームをメールやSlackなどに送信するように設定できます。
Ambari通知を用いてメールで通知を受け取るには、以下のようにクラスタとSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)サーバが通信できるようにクラスタACGを設定する必要があります。
ACGを設定した後、エッジノードで以下のコマンドを実行すると、ACGが正常に設定されたことを確認できます。
telnet <SMTP-SERVER-IP> 25
Cluster Admin
管理者ページでは、クラスタにインストールされたサービス、アカウント情報を確認できます。KerberosでクラスタKerberizeを行えます。Kerberizeに関する詳細は、Secure Hadoopクラスタを構成するをご参照ください。
Ambari Views
Ambari Viewsには、YARN Queue Manager、Files View(HDFS)インスタンスがデフォルトで提供されています。
- YARN Queue Manager:YARNサービスのQueue設定
- Files View:HDFSファイルの確認とアップロード/ダウンロード
[クラスタ名] > Manage Ambari > Viewsで設定を変更するか、新しいインスタンスを作成することができます。
Ambari 2.6 では、画面上部のタブで Dashboard、Services、Hosts、Alerts、Admin のメニューを表示できます。