Device Registration

Classic/VPC環境で利用できます。

Device Registrationでは、Product Managerで登録した製品を利用してIoTデバイスを登録できます。デバイスの登録は、それぞれのデバイスを識別して管理するために固有の識別情報を追加する過程であると同時に、Product Managerで配布した製品バージョンのうち、どのバージョンをデバイスに適用するか設定する過程でもあります。製品バージョンには、デバイスにインストールするファームウェアバージョンとデバイスに使用する機能(使用アクション)、ユーザーに提供するガイドに関する情報が入っています。
プロジェクトは、同じ登録タイプの料金プランが適用されるデバイスのグループです。そのため、デバイスはプロジェクト別に登録します。登録の際、デバイスは個別登録も可能ですが、大量のデバイスを一括して簡単に登録することもできます。

Device Registration画面

Device Registrationを利用するための基本的な説明は、以下のとおりです。

Device Registrationリストの確認

プロジェクト別に登録されているデバイス情報を確認できます。確認する方法は以下のとおりです。

1. NAVERクラウドプラットフォームコンソールのPlatformメニューで、VPCまたはClassicをクリックして選択します。
2. Services > Internet of Things > IoT Device Hubメニューを順にクリックします。
3. Projectメニューをクリックします。
4. [デバイス管理コンソール] ボタンをクリックします。
5. デバイス管理コンソール画面が表示されたら、ログインします。
6. デバイス管理コンソールのDevice Registrationメニューをクリックします。
7. プロジェクトリストで確認するプロジェクトをクリックします。
8. デバイスリストが表示されたら、必要な情報を確認します。
   • 登録したデバイス数：現在プロジェクトに登録されているデバイス数
   • 最大登録数：プロジェクトに適用された登録タイプに応じて登録できるデバイスの最大数
   • デバイスID：アルファベット小文字と数字(0～9)を組み合わせた24文字のデバイスの固有識別値
   • 状態の確認：をクリックすると、連携サービスのCloud IoT CoreとCLOVAアプリとの接続状態を正常、未接続、エラーに区分して表示
   • 現在のバージョン：デバイスに適用されている製品のバージョン情報
   • 製品タイプ：デバイスに適用されている製品の種類
   • 製品名：デバイスに適用されている製品の名前
   • モデル名：デバイスに適用されている製品のモデル名
   • デバイスタグ：デバイスを識別するために製造会社で追加的に付与する固有値
   • 登録日：デバイス管理コンソールでデバイスを登録した日付
9. 詳細情報を確認したい場合、確認するデバイスをクリックします。
10. デバイスの詳細情報ポップアップが表示されたら、必要な情報を確認します。
    • 製造会社：デバイスに適用されている製品を製造した会社
    • 製品タイプ：デバイスに適用されている製品の種類
    • 製品名：デバイスに適用されている製品の名前
    • モデル名：デバイスに適用されている製品のモデル名
    • デバイスID：アルファベット小文字と数字(0～9)を組み合わせた24文字のデバイスの固有識別値
    • 現在のバージョン：デバイスに適用されている製品のバージョン情報
    • グループID：デバイスが属するプロジェクトの固有識別値
    • 公開キー：デバイスの公開キー情報
    • 証明書の有効期限：デバイス証明書の有効期間満了日
    • デバイスタグ：デバイスを識別するために製造会社で追加的に付与する固有値
11. [確認] ボタンをクリックします。

デバイスの登録

製品情報を利用してデバイスを登録できます。Device Registrationでは、エンドユーザーが使用することになるデバイスをプロジェクト別に登録して管理することになります。
デバイスは、デバイス管理コンソールでデバイス情報を直接入力して個別に登録することができます。登録するデバイス数が多い場合、別途登録様式ファイルに入力した大量のデバイス情報をアップロードすると手軽に一括登録できます。

個別登録

デバイスを個別に登録する方法は以下のとおりです。

1. デバイス管理コンソールにアクセスします。
2. デバイス管理コンソールのDevice Registrationメニューをクリックします。
3. デバイスを登録するプロジェクトをクリックします。
4. [デバイスを登録] ボタンをクリックします。
5. デバイスの登録ポップアップが表示されたら、情報を入力します。
   • 製品の選択：配布された製品の中で、登録するデバイスに当てはまる製品を選択
   • 現在のバージョン：登録するデバイスに適用する製品バージョンを選択
   • デバイスの登録方法：個別登録をクリックして選択
   • デバイス情報
     • 各項目についての説明は、Device Registrationリストの確認を参照
6. デバイスを追加で登録するには [追加] ボタンを、追加したデバイスを削除するにはをクリックします。
7. [確認] ボタンをクリックします。

一括登録

デバイスを一括登録できます。デバイスを一括登録には、先に登録ファイルが作成されている必要があります。登録ファイルは別途様式があり、別途様式は以下のようにダウンロードできます。

• Device Registrationで [登録様式をダウンロード] ボタンをクリックしてダウンロード
  
• Device Registrationで [デバイスを登録] ボタンをクリックすると表示されるデバイスの登録ポップアップのデバイスの登録方法で一括登録をクリックして選択し、デバイス登録ファイルのアップロードで [登録様式をダウンロード] ボタンをクリックしてダウンロード
  

デバイスを一括登録する方法は以下のとおりです。

1. デバイス管理コンソールにアクセスします。
2. デバイス管理コンソールのDevice Registrationメニューをクリックします。
3. デバイスを登録するプロジェクトをクリックします。
4. [デバイスを登録] ボタンをクリックします。
5. デバイスの登録ポップアップが表示されたら、情報を入力します。
   • 製品の選択：配布された製品の中で、登録するデバイスに当てはまる製品を選択
   • 現在のバージョン：登録するデバイスに適用する製品バージョンを選択
   • デバイスの登録方法：一括登録をクリックして選択
6. デバイス登録ファイルのアップロードでファイルをアップロードします。
7. [確認] ボタンをクリックします。

プロジェクトの有効化

プロジェクト別にデバイスを登録した後、ユーザー(エンドユーザー)がCLOVAアプリを通じてデバイスを実際に使用可能な状態にして管理を開始するには、デバイスの状態を有効状態に変更する必要があります。ただし、デバイスは個別に有効化することはできず、プロジェクト別に有効化します。また、一度有効にしたプロジェクトには無効状態に戻せません。

プロジェクトを有効にする方法は以下のとおりです。

1. デバイス管理コンソールにアクセスします。
2. デバイス管理コンソールのDevice Registrationメニューをクリックします。
3. 有効にするプロジェクトをクリックします。
4. [プロジェクトを有効化] ボタンをクリックします。
   
5. プロジェクトの有効化ポップアップが表示されたら、[確認] ボタンをクリックします。

デバイスの修正

登録したデバイスのタグ情報を修正できます。デバイスのタグ情報を修正する方法は以下のとおりです。

1. デバイス管理コンソールにアクセスします。
2. デバイス管理コンソールのDevice Registrationメニューをクリックします。
3. 修正するデバイスが属するプロジェクトをクリックします。
4. 修正するデバイスをクリックします。
5. デバイスの詳細情報ポップアップが表示されたら、デバイスのタグ情報を修正します。
6. [確認] ボタンをクリックします。

デバイスの削除

登録したデバイスを削除できます。デバイスを削除する方法は以下のとおりです。

1. デバイス管理コンソールにアクセスします。
2. デバイス管理コンソールのDevice Registrationメニューをクリックします。
3. 削除するデバイスが属するプロジェクトをクリックします。
4. 削除するデバイスをクリックして選択し、[選択したアイテムを削除] ボタンをクリックします。
5. [確認] ボタンをクリックします。