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IoT Device Hub のシナリオ
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Classic/VPC環境で利用できます。
IoT Device Hubの利用申込とプロジェクトの作成は、NAVERクラウドプラットフォームコンソールで行います。プロジェクトに適用する料金プランと登録タイプの設定や、IoT Device Hubサービス利用の解除もコンソールで行うことになります。
利用申込とプロジェクトの作成(設定)を完了した後、実際のデバイスを登録して管理するには、デバイス管理コンソールにアクセスしてログインする必要があります。デバイス管理コンソールは、NAVERクラウドプラットフォームコンソールを介してアクセスできます。
デバイス管理コンソールでは、System on Module(SoM)チップを搭載したIoTデバイスの原型である「製品」を作成して製品の種類とアクションを定義します。この製品情報を基準に、実際のユーザー(エンドユーザー)が使用することになるデバイスをプロジェクト別に登録して管理することができます。デバイス管理コンソールに登録したデバイス状況とCLOVAアプリを介してデバイスに転送されたメッセージ状況はダッシュボードを通じてモニタリングし、全体の使用状況と課金状況を管理することになります。
使用段階別の手続についての具体的な説明は、以下のとおりです。
1. IoT Device Hubの利用申込
2. プロジェクトの作成
3. 製品の作成
4. 製品の配布
5. デバイスの登録
6. プロジェクトの有効化
7. モニタリング
1. IoT Device Hubの利用申込
始めに、NAVERクラウドプラットフォームコンソールにアクセスしてIoT Device Hubの利用申込を行います。
参考となるご利用ガイドは以下のとおりです。
2. プロジェクトの作成
利用申込が完了したら、次はIoT Device Hubプロジェクトの作成です。プロジェクトはデバイスのグループです。プロジェクトを作成しないと、デバイスの登録や管理は行えません。料金プランと登録タイプはプロジェクト別に設定できるため、プロジェクトは課金の単位でもあります。
参考となるご利用ガイドは以下のとおりです。
3. 製品の作成
プロジェクトの作成後、NAVERクラウドプラットフォームコンソールの [デバイス管理コンソール] ボタンをクリックしてデバイス管理コンソールにアクセスします。デバイス管理コンソールにアクセスし、最初に行うことはデバイスの原型である「製品」を作成することです。作成の際は、製品の概念を定義して適用するファームウェアバージョンとユーザー(エンドユーザー)のためのガイド、使用アクションを設定します。ファームウェア、ガイド、使用アクション情報が継続してアップデートされる可能性があるため、アップデートされた情報に従って製品をバージョン別に継続して追加することができます。
参考となるご利用ガイドは以下のとおりです。
4. 製品の配布
作成完了した製品を配布します。配布はバージョン別に行います。配布された製品情報を利用してデバイスを登録できます。
参考となるご利用ガイドは以下のとおりです。
5. デバイスの登録
IoT Device Hubで、「製品」が抽象化した原型だとしたら、「デバイス」は製品の実体だと言えます。IoT Device Hubでは、抽象化した原型の製品を利用して製品の実体であるデバイスを登録します。デバイスは、ユーザーが購入して使用する実際の機器であるため、登録する数が多い場合があります。IoT Device Hubでは、大量のデバイスをより手軽に登録できるように、一括登録機能もサポートしています。
参考となるご利用ガイドは以下のとおりです。
6. プロジェクトの有効化
登録したデバイスを有効にします。有効化とは、クラウドにデバイスを接続してリアルタイムでデータを収集して処理するCloud IoT Coreと、デバイスにメッセージでアクションコマンドを出して制御するCLOVAアプリとの連携を開始することを意味します。すなわち、ユーザー(エンドユーザー)がデバイスをすぐに使用できる状態に切り替えることを意味し、有効化時点から料金が請求されます。
参考となるご利用ガイドは以下のとおりです。
- デバイス管理コンソールのDevice Registrationの使用方法
- Cloud IoT Coreの紹介と使用方法参考
Cloud IoT Coreの利用を申し込むと、別途料金が課金されます。Cloud IoT Coreの紹介や料金プランについての説明は、NAVERクラウドプラットフォームポータルのサービス > Internet of Things > Cloud IoT Coreメニューをご参照ください。
7. モニタリング
デバイス管理コンソールで提供するダッシュボードを通じて登録したデバイス状況をモニタリングします。また、CLOVAアプリを介してデバイスに転送されたメッセージ数も確認できるため、現在の課金状態を検討して追加課金状況を予測して運用することができます。
参考となるご利用ガイドは以下のとおりです。
ユーザー(エンドユーザー)は、6.の段階まで完了しているIoTデバイスを購入することになります。購入したIoTデバイスには、管理者が配布した(製品)バージョンのファームウェアがインストールされています。また、ガイドが連携されていて、使用アクションが適用されています。ユーザーはCLOVAアプリでIoTデバイスにアクションコマンドを出し、簡単かつ手軽に制御することができます。