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Product Manager
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Classic/VPC環境で利用できます。
Product Managerでは、製品(Product)を作成して管理することができます。IoT Device Hubを通じてクラウド環境でIoTサービスを構成して管理するには、先にSystem on Module(SoM)チップが搭載されたIoTデバイスをデバイス管理コンソールに登録する必要があります。IoT Device HubではこのIoTデバイスを抽象化した原型を「製品」と定義します。デバイスを登録するには、デバイスの原型である製品を先に作成しなければなりません。
作成とは、製品の概念を定義して製品のファームウェアバージョンとユーザー(エンドユーザー)のためのガイド、使用アクションを設定することをいいます。登録した製品によってはファームウェア、ガイド、使用アクション情報が継続してアップデートされることがあるため、アップデートされた情報に従って製品をバージョン別に継続して追加することができます。
登録まで完了した製品を実際のIoTデバイス登録で使用できるようにバージョン別に配布しておくことも、Product Managerで行うことになります。
Product Manager画面
Product Managerを利用するための基本的な説明は、以下のとおりです。
領域 | 説明 |
---|---|
① メニュー名 | 現在確認中のメニュー名とパス |
② 基本機能 | 製品の作成、Product Manager画面の更新 |
③ 製品リスト | 作成された製品リストと情報の確認、修正、削除 |
製品リストの確認
作成した製品リストで製品に関するサマリー情報を確認できます。確認する方法は以下のとおりです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールのPlatformメニューで、VPCまたはClassicをクリックして選択します。
- Services > Internet of Things > IoT Device Hubメニューを順にクリックします。
- Projectメニューをクリックします。
- [デバイス管理コンソール] ボタンをクリックします。
- デバイス管理コンソール画面が表示されたら、ログインします。
- デバイス管理コンソールのProject Managerメニューをクリックします。
- 作成した製品リストが表示されたら、サマリー情報を確認します。
- 製品名:製品の名前
- モデル名:製品のモデル名
- 製品タイプ:製品の種類
- 製品の説明:製品に関する付加的情報
- 登録バージョン数:登録完了した製品のバージョン数
- 配布バージョン数:デバイスの登録時に使用できるように、登録完了後に配布まで完了したバージョン数
- 最新登録バージョン:直近に登録した製品バージョン情報
- 最新配布バージョン:直近に配布した製品バージョン情報
- 製品登録日:Product Managerに製品を作成した日付
- 製品の削除:をクリックすると製品を削除。使用方法は製品の削除を参照
製品情報の確認
製品リストで作成した製品のサマリー情報を確認したら、次は製品別の詳細情報の確認です。
- デバイス管理コンソールにアクセスします。
- デバイス管理コンソールのProject Managerメニューをクリックします。
- 作成した製品リストが表示されたら、詳細情報を確認する製品をクリックします。
- 必要な情報を確認します。
- 基本情報:製品の作成に関する情報
- 製品コード:製品を識別するために自動で作成される固有値
- 製品タイプ:製品の種類で、メイン種類とサブ種類の最大2種類を表示
- 製品名:管理者が入力した製品の名前
- モデル名:管理者が入力した製品のモデル名
- 製造会社:製品を製造した会社
- 製品の説明:製品に関する付加的情報
- バージョンリスト:登録した製品バージョンリスト情報
- ファームウェアバージョン:当該バージョンでデバイスを登録する場合、デバイスにインストールされるファームウェアのバージョン
- 配布の状態:当該バージョンの配布有無を未配布、配布完了に区分して表示
- 配布日:当該バージョンを配布した日付
- バージョンのコピー:当該バージョンのバージョン情報、ガイド情報、使用アクションリストに基づいて新しいバージョンを追加する場合、をクリック
- バージョンの削除:未配布状態のバージョンを削除する場合、をクリック
- 基本情報:製品の作成に関する情報
- バージョン別情報を確認するには、バージョンリストで確認するバージョンをクリックします。
- 必要な情報を確認します。
- バージョン情報:当該バージョンのファームウェアバージョン情報と配布
- ファームウェアバージョン:当該バージョンでデバイスを登録する場合、デバイスにインストールされるファームウェアのバージョン
- [バージョンを配布] ボタン:未配布状態の場合に有効になっていて、クリックするとそのバージョンを配布
- ガイド情報:当該バージョンで登録するデバイスユーザー(エンドユーザー)に提供されるガイドの画像と内容を、[ガイドを管理] ボタンをクリックして確認
- 工場出荷モードガイド:当該バージョンで登録したデバイスを工場出荷時に戻す方法に関するガイド
- WiFi初期化ガイド:当該バージョンで登録したデバイスのWiFi設定情報を初期化する方法に関するガイド
- ユーザー確認ガイド:当該バージョンで登録したデバイスに管理者の判断で追加したガイド
- 使用アクションリスト:当該バージョンで登録したデバイスでユーザー(エンドユーザー)が使用できるアクションリストとアクション別の設定値
- バージョン情報:当該バージョンのファームウェアバージョン情報と配布
製品の作成
製品を作成できます。作成した製品を利用してデバイスを登録・管理するのは、Device Registrationで行います。製品を作成する方法は以下のとおりです。
- デバイス管理コンソールにアクセスします。
- デバイス管理コンソールのProject Managerメニューをクリックします。
- [製品を作成] ボタンをクリックします。
- 製品の基本情報で情報を入力します。
- 各項目についての説明は、製品情報の確認を参照
- [製品情報を保存] ボタンをクリックします。
製品バージョンの管理
バージョン別の製品を追加、修正、削除、配布することができます。製品バージョンはファームウェアバージョン、ガイド、使用アクションで構成されます。製品バージョンを管理する方法は以下のとおりです。
- デバイス管理コンソールにアクセスします。
- デバイス管理コンソールのProject Managerメニューをクリックします。
- 製品のバージョンを管理する製品をクリックします。
- 必要な管理を行います。
バージョンの追加
バージョンを追加する方法は以下のとおりです。
- バージョンリストで [追加] ボタンをクリックします。
- バージョン情報でファームウェアバージョンを入力します。
- ガイド情報でガイド登録のために [ガイドを管理] ボタンをクリックします。
- ガイドの管理ポップアップが表示されたら、ガイド別の画像と内容を登録します。
- 各項目についての説明は、製品情報の確認を参照
- [確認] ボタンをクリックします。
- 使用アクションリストでデバイスで使用するアクションを登録するには、[アクションを選択] ボタンをクリックします。
- アクションの選択ポップアップが表示されたら、使用するアクションを選択して [確認] ボタンをクリックします。
- 全選択:アクションリストの横にある選択ボックスをクリック
- 選択したアクションのデータ属性を設定します。
- [保存] ボタンをクリックします。
- [確認] ボタンをクリックします。
- 8.でデータ属性の設定についての詳しい使用方法は、マークティー(MARKT)にお問い合わせください。
- 過去に追加しておいたバージョンのガイド情報と使用アクションリストに基づいて新しいバージョンを追加するには、バージョンリストで [バージョンをコピー] ボタンをクリックします。コピーしたバージョンの情報に従って新しいバージョンを設定して追加できます。
バージョンの配布
追加したか、修正が完了したバージョンの製品を実際のデバイスで選択して適用できるように配布します。配布が完了したバージョンの製品は、Product ManagerバージョンリストとDevice Registrationで確認できます。
- バージョンの配布はバージョンごとに1回ずつ行えます。同じバージョンは再配布できません。
- バージョンを配布した製品は修正または削除できないことにご注意ください。
- バージョンを配布した後は、バージョン情報や使用アクションの修正、バージョンの削除ができないことにご注意ください。
バージョンを配布する方法は以下のとおりです。
- バージョンリストで配布するバージョンをクリックします。
- バージョン情報で [バージョンを配布] ボタンをクリックします。
- [確認] ボタンをクリックします。
バージョンの修正
バージョンを修正できます。未配布状態のバージョンはバージョン情報、ガイド情報、使用アクションのいずれも修正できますが、配布完了状態のバージョンはガイド情報のみ修正できます。バージョンを修正する方法は以下のとおりです。
- バージョンリストで修正するバージョンをクリックします。
- 必要な情報を修正します。
- [保存] ボタンをクリックします。
- [確認] ボタンをクリックします。
バージョンの削除
バージョンを削除できます。ただし、未配布状態のバージョンのみ削除でき、配布完了状態のバージョンは削除できません。バージョンを削除する方法は以下のとおりです。
削除したバージョンは復旧できません。慎重に行ってください。
- バージョンリストで削除するバージョンのをクリックします。
- バージョンの削除ポップアップが表示されたら、[確認] ボタンをクリックします。
製品の修正
製品情報を修正できます。製品情報は大別して基本情報、バージョンリスト、バージョン情報で構成されます。バージョン情報とバージョン情報の修正方法は、先だってバージョンの修正で説明しましたので、ここでは製品の基本情報を修正する方法を紹介します。製品の基本情報を修正する方法は以下のとおりです。
- 製品バージョンが1つ以上配布された製品の基本情報は修正できません。
- 製品コードは製品が最初に作成される際に自動で作成される値であるため、任意に修正できません。
- デバイス管理コンソールにアクセスします。
- デバイス管理コンソールのProject Managerメニューをクリックします。
- 修正する製品をクリックします。
- 基本情報で必要な情報を修正します。
製品の削除
製品を削除する方法は以下のとおりです。
- 製品バージョンが1つ以上配布された製品の情報は削除できません。
- 削除した製品情報は復旧できません。慎重に行ってください。
- デバイス管理コンソールにアクセスします。
- デバイス管理コンソールのProject Managerメニューをクリックします。
- 削除する製品の製品の削除でをクリックします。
- 製品の削除ポップアップが表示されたら、[確認] ボタンをクリックします。