IoT Edge とは
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Classic/VPC環境で利用できます。
IoT Edgeの円滑な利用のためにサービスの構造および、Edgeコアのソフトウェアに関する基本的な概念をご説明します。
サービスの構造と動作方法
ユーザーの Edgeデバイスに Edgeコアのソフトウェアをインストールします。インストールによりクラウドに作成されたコアデバイスは、ユーザーの Edgeデバイスを指します。コアデバイスは Cloud IoT Coreで発給された認定書を通して様々な IoTデバイスに接続でき、接続されたデバイスをクライアントデバイスと言います。クライアントデバイスでコアデバイスにメッセージを送信すると、Edgeコアソフトウェアは信頼できるユーザーであるかを確認してからメッセージを受信します。メッセージはリアルタイムで確認した後、すぐに他のクライアントデバイスに送信(発行)できます。また、ブリッジサービスの配布により Cloud IoT Coreとメッセージをやり取りでき、Cloud Functionsのようなコードレスサービスをコアデバイスで実行することができます。Edgeコアデバイスは、グローバルネットワークを通じて Cloudと持続的につながる必要があります。
図1. IoT Edgeサービスの構造と動作方法
コアデバイスの構成は以下の通りです。
- Edgeコアソフトウェア: コアデバイスに設置するソフトウェアで、セキュリティ認証、ローカルメッセージブローカー、ブリッジサービス、ローカル Cloud Functionsサービス、連結情報のアップデート、配布機能を提供します。
- セキュリティ認証: 様々な IoTデバイスから Cloud IoT Coreで発給した認定書を通してコアデバイスに繋げ、信頼できる機器を認証します。
- ローカルメッセージブローカー: Edgeコアソフトウェアを設置すると、基本的に MQTTプロトコールをサポートするメッセージブローカーを提供します。メッセージは、認定書のセキュリティを通して信頼できるクライアントデバイスを確認してからメッセージを送受信します。
- ブリッジサービス: ローカルメッセージブローカーに送信されたメッセージを Cloud IoT Coreに伝達する場合に利用する追加サービスです。
- ローカル Cloud Functionsサービス: 配布を通してダウンロードした Cloud Functionsをローカルで実行する追加サービスです。
- 配布: サービスの設定構成を変更するためにコンソールで配布申請をすると、コアデバイスが配布を実行します。
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