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IoT Edge のシナリオ
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Classic/VPC環境で利用できます。
NAVERクラウドプラットフォームの IoT Edge使用方法は、IoT Edgeの使用カテゴリーで詳しく確認できますが、まず IoT Edgeを使用する全体シナリオをご確認されることをお勧めします。使用シナリオを学習してから使用方法を確認すれば、より円滑に IoT Edgeを活用できます。IoT Edgeを使用する全手順と各手順の説明は次の通りです。
- IoT Edgeを使用する全手順
- IoT Edge活用シナリオ
1. コアデバイス用機器の準備
Edgeコアソフトウェアを設置するための組み込み式デバイスまたは、小型コンピューティングデバイスを用意します。このデバイスを以降コアデバイスと言い、この後の過程で設置が完了すると IoT Edgeのコアデバイスリストで確認できます。コアデバイスは NAVERクラウド Open APIを活用するため、必ずインターネットに接続する必要があります。
2. サービスご利用の申し込み
NAVERクラウドプラットフォームコンソールで Cloud IoT Coreご利用の申し込みと Cloud Functionsご利用の申し込みを完了します。
- Cloud IoT Coreご利用の申し込みは Cloud IoT Coreを開始するをご参照ください。
- Cloud Functionsご利用の申し込みは Cloud Functionsを開始するをご参照ください。
3. コアデバイスの設定
コアデバイスに Edgeコアソフトウェアを設置します。設置のためのガイドは、コンソールで確認できます。ガイドに従ってコアデバイス名を決め、Edgeコアソフトウェアをダウンロードして設置します。設置の際に必要な Cloud IoT Coreリソースをプロビジョンします。設置が完了するとコアデバイスリストで設定されたコアデバイスを確認できます。
- コアデバイスの設定方法は、コアデバイスの設定をご参照ください。
4. クライアントデバイスの設定および連結
設置されたコアソフトウェアに IoTデバイスを連結し、MQTTメッセージを送るためのクライアントデバイスを設定します。クライアントデバイスは Cloud IoT Coreの仮想デバイスで設定できます。設定が完了すると IoTデバイスに Discoveryサンプルコードと連結される認定書をダウンロードして実行し、MQTTメッセージをやり取りできます。
- クライアントデバイスの設定方法は、仮想デバイスの作成をご参照ください。
5. 様々なサービスの配布
Edgeコアソフトウェアはブリッジ、ローカル Functionsのように追加サービスを通してローカル IoTサービスを多様に構成できます。追加サービスを利用するには、配布を通じて各サービスの設定値を追加して配布を進めます。
- 多様なサービスの説明とサービス設定の配布方法は、配布作成をご参照ください。
IoT Edge活用シナリオ
IoT Edgeを活用したローカル IoT環境の構築シナリオをご説明します。
家庭用 IoT Gatewayの構築
家庭用 IoT Gatewayを構築するシナリオは以下の通りです。
- ユーザーは、デバイス装備の Edgeコアソフトウェアを設置します。
- Wi-Fiにアクセスされた IoTデバイスで MQTTメッセージをコアデバイスに伝達します。
- topicが ac/onまたは、ac/offで伝達されたメッセージをウォールパッドから送信すると、エアコンは該当トピックを購読して topicによってエアコンをつけたり消すことができます。
- 火災警報センサーから伝達されたメッセージは fire/alertとして指定された後、ブリッジサービスを活用して Cloud IoT Coreにメッセージを送り、Cloud IoT Coreで連動した Cloud Functionsを呼び出して定義したトリガーとアクション(SMSメール発信)に従ってユーザーにお知らせメッセージを送信します。
IoTデータをフィルタリング後、保存
IoTデータをフィルタリングしてから保存するシナリオは以下の通りです。
- ユーザーは、デバイス装備の Edgeコアソフトウェアを設置します。
- Cloud Functionsサービスで特定温度以上の際、ログに含まれるコードを作成します。
- コアデバイスで配布によって上記で生成した Functionsをコアデバイスにダウンロードします。
- Wi-Fiにアクセスされた IoTデバイスで MQTTメッセージをコアデバイスに伝達します。
- 伝達されたメッセージの MQTTトピックが特定トピックの場合、ダウンロードした Functionsを実行してコードの内容のように MQTTメッセージのペイロードの温度値をフィルタリングしてログに保存します。