--- title: "クラスタノードプールの管理" slug: "k8s-k8suse-nodepool" tags: ["Kubernetes Service", "vpc"] updated: 2026-09-17T09:31:52Z published: 2026-09-17T09:31:52Z canonical: "guide.ncloud-docs.com/k8s-k8suse-nodepool" --- > ## Documentation Index > Fetch the complete documentation index at: https://guide.ncloud-docs.com/llms.txt > Use this file to discover all available pages before exploring further. # クラスタノードプールの管理 VPC環境で利用できます。 クラスタ内のノードプールリストを確認し、個々のノードプールの詳細情報確認、削除、アップグレード、ワーカーノード数の変更などの管理タスクを行うことができます。 ## ノードプールリストの確認 ### ノードプール全体リスト サービス内に作成されたすべてのノードプールのリストを確認するには、NAVERクラウドプラットフォームコンソールの VPC環境で、**Menu** > **All Services** > **Containers** > **Ncloud Kubernetes Service** > **Node pools**メニューを順にクリックします。 ### 個別のクラスタ内のノードプールリスト 各クラスタ内のノードプールリストを確認する方法は、次の通りです。 1. NAVERクラウドプラットフォームコンソールの VPC環境で、**Menu** > **All Services** > **Containers** > **Ncloud Kubernetes Service**メニューを順にクリックします。 2. クラスタリストで、ノードプールリストを確認するクラスタの行をクリックします。 ### ノードプールの詳細情報を見る 各ノードプールの詳細情報を確認するには、ノードプールリストで確認するノードプールの名前をクリックしてください。 ## ノードプールの追加 クラスタに新しいノードプールを追加する方法は、次の通りです。 1. クラスタリストで、個々のクラスタの行をクリックします。 2. クラスタの詳細情報タブでノードプール領域の下にある **[追加]** ボタンをクリックします。 3. ノードプール名、サーバイメージ名、サーバタイプ、ノード数、Kubernetes Label、Taint、サブネット、Node IAM Roleを入力した後、 **[次へ]** ボタンをクリックします。 4. ノードプール設定をもう一度確認した後、 **[作成する]** ボタンをクリックします。 ## ノードプール内のワーカーノード数の変更 ### ワーカーノード数を直接変更 クラスタノードプールのワーカーノード数は直接変更するか、クラスタ Autoscalerを用いて自動で増減するように設定できます。 クラスタノードプールのワーカーノード数を直接変更する方法は、次の通りです。 1. クラスタリストで、個々のクラスタの行をクリックします。 2. クラスタの詳細情報タブのノードプールリストで確認するノードプールの名前をクリックします。 3. ノードプールの詳細情報ページで **[変更]** ボタンをクリックします。 4. 設定のポップアップで**未設定**ボタンをクリックした後、ワーカーノード数を入力します。 5. **[変更]** ボタンをクリックします。 #### 特定のワーカーノードを削除 ノードプールのノード数を減らす場合のタスク優先順位は、次の通りです。 1. 停止ステータスのノード 2. 作成日が古いノード クラスタノードプールの特定ノードを削除する方法は、次の通りです。 1. クラスタリストで、個々のクラスタの行をクリックします。 2. クラスタの詳細情報タブのノードプールリストで確認するノードプールの名前をクリックします。 3. ノードプールの詳細情報ページで対象ノードの **[削除]** ボタンをクリックします。 または、対象ノードを停止した後、ノード数を変更して実行できます。 ### クラスタ Autoscalerを用いた数の自動増減 クラスタ Autoscalerを使用してワーカーノード数を自動増減させるには、[Cluster Autoscaler を使用する](/docs/ja/k8s-k8suse-clusterautoscaler)をご参照ください。 ## ノードプールの Kubernetes Labelと Taint変更 ノードプールの Kubernetes Labelと Taintを変更する方法は、次の通りです。 1. クラスタリストで、個々のクラスタの行をクリックします。 2. クラスタの詳細情報タブのノードプールリストで確認するノードプールの名前をクリックします。 3. ノードプールの詳細情報ページで Kubernetes Labelまたは Taintリスト下にある **[変更]** ボタンをクリックします。 4. Kubernetes Labelまたは Taintを変更した後、 **[確認]** ボタンをクリックします。 ## ノードプールの削除 クラスタノードプールを削除する方法は、次の通りです。 1. クラスタリストで、個々のクラスタの行をクリックします。 2. クラスタの詳細情報タブのノードプールリストで削除するノードプールの名前をクリックします。 3. ノードプールの詳細情報ページで **[削除]** ボタンをクリックします。 4. 確認のポップアップでそのノードプールの名前を入力した後、 **[削除]** ボタンをクリックします。 ## ノードラベルを用いたノードプールの識別 各ノードが属するノードプールの情報はノードラベルに追加され、'ncloud.com/nks-nodepool: {ノードプール名}' の形で表示されます。'--show-labels'オプションを使用してノードラベルを確認できます。ノードラベルを利用してノードプールを識別した後、各ノードプールの仕様に応じて Podを効率的に配置できます。 ノードラベルを確認するには、以下のコマンドを実行します。 ``` $ kubectl --kubeconfig $KUBE_CONFIG get nodes --show-labels ``` ## ノードプールのアップグレード 追加で増加できるノード数とサービス不可でも問題ないノード数を指定してノードプールのバージョンアップグレードを行えます。ノードプールのバージョンアップグレードは、以下のように行われます。 1. 追加で増加できるノード数だけ新規バージョンのノードを作成し、ノードが登録されるまで待機 2. 取り替え対象のノードに Podがスケジュールできないように設定し、既存 Podを他のノードに再配置 3. 取り替え対象のノードを削除 4. すべてのノードが新規バージョンに取り替えられるまで上記のタスクを繰り返す ### アップグレード前のチェック ノードプールをアップグレードする前に、以下の事項を確認してサービスに影響を与えかねない要素をチェックしてください。 - 新しいバージョンの変更事項: [Kubernetes changelog](https://github.com/kubernetes/kubernetes/tree/master/CHANGELOG)を参照して、新しいバージョンで変更された内容がサービスに影響を与える可能性があるか確認します。 - バージョンスキューポリシー: [Version Skew Policy](https://kubernetes.io/releases/version-skew-policy/)を参照して、クラスタとコンポーネントのバージョン間の互換性を確認します。 - Admission Webhook: クラスタ内に Webhookがある場合、アップグレード中にデッドロックに陥るおそれがあります。[Dynamic Admission Control](https://kubernetes.io/docs/reference/access-authn-authz/extensible-admission-controllers/#avoiding-deadlocks-in-self-hosted-webhooks)を参照してアップグレード前にあらかじめ対策を講じてください。 - 利用可能なサーバの確保: 安定的なアップグレードのために、追加で増加できるノード数だけの利用可能なサーバを確保します。 - ノード情報変更の確認: ノードプールをアップグレードすると、既存のノード関連情報は初期化または変更されます。アップグレードを行う前にローカルボリューム情報、ノード名、IPアドレス、ラベルなどの情報をあらかじめ確認します。 注意 ノードプールのアップグレードの際にワーカーノードがローテーションされます。既存のノード IPアドレスと設定が維持されず、アップグレード後に既存情報を再使用したり、再割り当てすることはできません。アップグレードの前に関連情報と設定を確認し、サービスへの影響を最小化できるように準備してください。 以下を参照して、アップグレードに関連する詳細事項を設定することができます。 - PodDisruptionBudget: [Specifying a Disruption Budget](https://kubernetes.io/docs/tasks/run-application/configure-pdb/)を参照して、クラスタのアップグレード中にもサービス中の Podを希望する割合または数で維持できます。 - Readiness Probe: [Define readiness probes](https://kubernetes.io/docs/tasks/configure-pod-container/configure-liveness-readiness-startup-probes/#define-readiness-probes)を参照して、ノードプールの取り換え中に Podが再配置される時、Podがサービス可能なステータスである場合にのみ Ncloud Kubernetes Serviceリソースを通じてアクセスできるように設定できます。 ### アップグレード方法 ノードプールをアップグレードする方法は、次の通りです。 1. クラスタリストで、アップグレードするノードプールがあるクラスタの行をクリックします。 2. クラスタの詳細情報タブでアップグレードするノードプール名の下にある **[アップグレード]** ボタンをクリックします。 3. 追加で増加できるノード数とサービス不可でも問題ないノード数を設定し、アップグレードを行います。 - 追加で増加できるノード数: アップグレード中に追加できるノードの数を意味します。デフォルトは1で、最小0から最大0まで指定できます。 - サービス不可でも問題ないノード数: アップグレードの実行中にサービス不可ステータスになっても問題ないノード数を意味します。デフォルト値は0で、最大5まで指定できます。 既存ノード数が減少する時にこの数だけ追加で減少し、新規ノードが追加される時に最大追加で増加できるノード数とサービス不可でも問題ないノード数の合計だけ増加できます。 #### ノード数設定の例 - 例1) ノードプールのサイズ5、追加で増加できるノード数1、サービス不可でも問題ないノード数0 ノードプールのサイズよりも1台さらに作成できるので、最大6台のノードが存在できます。 ノード数は、既存ノードプールのサイズより小さくはなり得ません。 ノードのローテーションが1つずつ行われるため比較的ゆっくりではありますが、安定したアップグレードが行えます。 - 例2) ノードプールのサイズ5、追加で増加できるノード数5、サービス不可でも問題ないノード数0 ノードプールのサイズより5台までさらに作成できるため、ノードは最大10個まで存在できます。 ノード数は、既存ノードプールのサイズより小さくはなり得ません。 一度に多くのノードを追加するため、比較的スピーディーで安定したアップグレードが行えます。 - 例3) ノードプールのサイズ5、追加で増加できるノード数0、サービス不可でも問題ないノード数5 既存ノードプールのサイズよりも数がさらに減少でき、最小0台のノードが存在できます。 ノード数は、既存ノードプールのサイズより大きくはなり得ません。 一度に取り替えられるノード数が多いためスピーディーにアップグレードを行えますが、クラスタが不安定になる可能性があります。