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Object Storage
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Classic/VPC環境で利用できます。
NAVERクラウドプラットフォームの Object Storageを利用してデータマイグレーションを実行できます。Object Storgeを通じてデータをアップロードおよびダウンロードするには、サーバに Amazon S3を連携する必要があります。
Classic/VPC環境でリージョンやゾーンの制約なく利用できます。
Object Storageを利用したデータマイグレーション(Linux)
Object Storageを利用してサーバ間のデータをマイグレーションするには、次の手順を順に行います。
Object Storageご利用の申し込みとバケット作成
Object storageご利用の申し込みを完了した状態でバケットを作成する方法は、次の通りです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールの Region メニューや Platform メニューから利用中の環境をクリックします。
- Services > Storage > Object Storage メニューを順にクリックします。
- [ご利用の申し込み] ボタンをクリックします。
- ご利用の申し込みポップアップが表示されたら、 [適用] ボタンをクリックします。
- ご利用の申し込みが正常に完了したら、 [ご利用の申し込み] ボタンが [サービス利用中] ボタンに変わります。
- Bucket Management画面で [バケット作成] ボタンをクリックします。
- 作成するバケット名を入力し、 [次へ] ボタンをクリックします。
- ロックの有無と保存オブジェクトの暗号化の有無を選択し、 [次へ] ボタンをクリックします。
- ロックまたは暗号化を設定するには、お問い合わせまで別途お問い合わせください。
- バケット利用に対して全体公開の有無を選択し、必要時に他のアカウントにバケット利用権限を設定した後、 [次へ] ボタンをクリックします。
- 最終内容を確認し、 [バケット作成] ボタンをクリックします。
API認証キー作成と Amazon S3との連携
Amazon S3 APIを通じて Object Storageを使用するには、一番最初にポータルで API認証キーを作成します。
API認証キーを作成し、S3と連携する方法は次の通りです。
NAVERクラウドプラットフォームポータルで、 マイページ > アカウント管理 > 認証キー管理 メニューを順にクリックします。
現在のパスワードを入力し、 [確認] ボタンをクリックします。
API認証キーの管理画面が表示されたら、 [新規 API認証キー作成] ボタンをクリックします。
- 作成された API認証キーがリストに表示されます。
Linuxサーバで s3cmdインストールのための pythonモジュールをダウンロードします。
- CentOS/Rocky Linux
# yum install -y python-dateutil python3-setuptools
- Ubuntu
# apt install python-dateutil python3-setuptools
- CentOS/Rocky Linux
s3cmdソースファイルをダウンロードして圧縮を解除します。
参考VPC環境は次の条件でのみ外部に通信が可能です。
- Public Subnet: Internet Gateway(IGW)が構成され、グローバル IPアドレスが割り当てられた場合
- Private Subnet: NAT Gatewayが構成されている場合
- ソースファイルのダウンロード
wget https://github.com/s3tools/s3cmd/archive/master.zip
- ソースファイルの圧縮解除
unzip master.zip
s3cmdモジュールをリリースします。
cd s3cmd-master sudo python3 setup.py install
s3cmd configを設定します。
s3cmd --configure
- Access Key ID : ポータルの マイページ > アカウント管理 > 認証キー管理 メニューで作成された認証キーの Access Key IDの値を入力
- Secret Access Key : ポータルの マイページ > アカウント管理 > 認証キー管理 メニューで作成された認証キーの Secret Keyの値を入力
- S3 Endpoint : S3 Endpointを入力
参考Public Subnet/Private Subnetに構築されたサーバの S3 Endpoint値
- グローバルドメイン: kr.object.ncloudstorage.com
- プライベートドメイン: kr.object.private.ncloudstorage.com
- DNS-style bucket+hostname : kr.object.ncloudstorage.com/%(bucket)/
- その他の項目 : Enterを入力
バケットとファイルを照会します。
- バケットの照会
s3cmd ls
- バケットのサブディレクトリとファイルの照会
s3cmd ls [バケット名]
- バケットの照会
ファイルのアップロードとダウンロード
作成したバケットでファイルをアップロードおよびダウンロードできます。ファイルをアップロードおよびダウンロードする方法は、次の通りです。
- アップロード
- ファイルのアップロード
s3cmd put [アップロードファイル] [バケットパス]
- バケットのファイルと比べて変更されたファイルのみアップロード
s3cmd sync [アップロードファイル] [バケットパス]
- ディレクトリをアップロード
s3cmd put -r [ディレクトリ名] [バケットパス]
- ファイルのアップロード
- アップロード有無の確認
- サーバで確認
s3cmd ls [バケットパス]
- バケットで確認
Services > Storage > Object Storage > Bucket Management メニューをクリックし、バケットを選択
- サーバで確認
- バケットからサーバにファイルをダウンロード
- s3cmdコマンドでダウンロード
s3cmd get [ダウンロードファイル] [ダウンロードする場所]
- バケットの URLパスを利用してダウンロード
wget -q -t 1 --timeout=3 -O [ダウンロードする場所] [バケットファイルの URL]
- s3cmdコマンドでダウンロード
Object Storageを利用したデータマイグレーション(Windows)
Object Storageを利用してサーバ間のデータをマイグレーションするには、次の手順を順に行います。
Object Storageご利用の申し込みとバケット作成
Object storageご利用の申し込みを完了した状態でバケットを作成する方法は、次の通りです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールの Region メニューや Platform メニューから利用中の環境をクリックします。
- Services > Storage > Object Storage メニューを順にクリックします。
- [ご利用の申し込み] ボタンをクリックします。
- ご利用の申し込みポップアップが表示されたら、 [適用] ボタンをクリックします。
- ご利用の申し込みが正常に完了したら、 [ご利用の申し込み] ボタンが [サービス利用中] ボタンに変わります。
- Bucket Management画面で [バケット作成] ボタンをクリックします。
- 作成するバケット名を入力し、 [次へ] ボタンをクリックします。
- ロックの有無と保存オブジェクトの暗号化の有無を選択し、 [次へ] ボタンをクリックします。
- ロックまたは暗号化を設定するには、お問い合わせまで別途お問い合わせください。
- バケット利用に対して全体公開の有無を選択し、必要時に他のアカウントにバケット利用権限を設定した後、 [次へ] ボタンをクリックします。
- 最終内容を確認し、 [バケット作成] ボタンをクリックします。
API認証キー作成と Amazon S3との連携
Amazon S3 APIを通じて Object Storageを使用するには、一番最初にポータルで API認証キーを作成します。
API認証キーを作成し、S3と連携する方法は次の通りです。
NAVERクラウドプラットフォームポータルで、 マイページ > アカウント管理 > 認証キー管理 メニューを順にクリックします。
現在のパスワードを入力し、 [確認] ボタンをクリックします。
API認証キーの管理画面が表示されたら、 [新規 API認証キー作成] ボタンをクリックします。
- 作成された API認証キーがリストに表示されます。
Windowsサーバで S3ブラウザをダウンロードしてインストールします。
- ダウンロードページから最新バージョンの S3ブラウザをダウンロードできます。
参考- VPC環境は次の条件でのみ外部に通信が可能です。
- Public Subnet: Internet Gateway(IGW)が構成され、グローバル IPアドレスが割り当てられた場合
- Private Subnet: NAT Gatewayが構成されている場合
- S3ブラウザは、Amazon S3と Amazon CloudFront用のクライアントです。無料版ですが、一般的な個人使用や非商用で使用することを明記しています。したがって、ライセンスに関係なく使用でき、より多くの機能が必要な場合は有料版を使用できます。
初めて S3ブラウザを実行すると表示されるアカウントの追加ポップアップで、以下の内容を入力してアカウントを追加します。
- Account Name : ユーザーが使用したいアカウントを入力(例) NaverCloud)
- Account Type : S3 Compatible Storage
- REST Endpoint : REST Endpointを入力
参考Public Subnet/Private Subnetに構築されたサーバの S3 Endpoint値
- グローバルドメイン: kr.object.ncloudstorage.com
- プライベートドメイン: kr.object.private.ncloudstorage.com
- Access Key : ポータルの マイページ > アカウント管理 > 認証キー管理 メニューで作成された認証キーの Access Key IDの値を入力
- Secret Key : ポータルの マイページ > アカウント管理 > 認証キー管理 メニューで作成された認証キーの Secret Keyの値を入力
[Task] タブで正常に接続されていることを確認します。
- バケットの作成と削除、ファイルのアップロードとダウンロード、フォルダの作成と削除が正常に動作することを確認します。
- 権限付与は NAVERクラウドプラットフォームコンソールまたは関連 APIで行うことをお勧めします。
ファイルのアップロードとダウンロード
作成したバケットでファイルをアップロードおよびダウンロードできます。ファイルをアップロードおよびダウンロードする方法は、次の通りです。
- アップロード
- ファイルのアップロード: S3ブラウザでバケットを選択 > Files → Upload file(s)メニューを選択 > アップロードするファイルを選択
- フォルダのアップロード: Files → Upload folder(s)メニューを選択してアップロードするフォルダを選択
- ダウンロード
- ファイルのダウンロード: S3ブラウザでバケットを選択 > ダウンロードするファイルを選択 > Downloadメニューをクリック
- フォルダのダウンロード:S3ブラウザでバケットを選択 > ダウンロードするフォルダを選択 > Downloadメニューをクリック