Organization の用語

Classic/VPC環境で利用できます。

Organizationを使用するために、必ず知っておくべきいくつかの用語があります。用語とその説明は、次の通りです。

Quota Policy

リージョン/ゾーン内のサービスの利用限度が定義されたポリシーで、Organization内のアカウントグループに適用できます。

• アカウントグループに接続した Quota Policyポリシーは下位のメンバーアカウントおよびアカウントグループに全て適用されます。
• マスターアカウントは Ncloudが提供するリソース利用限度内で利用限度ポリシーを作成し、Organization内のアカウントグループに適用できます。

アカウントグループ

メンバーアカウント/アカウントグループの集合であり、Organizationの階層構造を管理するために使います。

• アカウントグループを作成して下位に別のアカウントグループまたはメンバーアカウントを追加できます。
• アカウントグループに適用した制御ポリシーはそのグループ内の全てのメンバーアカウント、アカウントグループに適用されます。
• 空き(下位にメンバーアカウントがない)アカウントグループを作成します。

独立したアカウント

独立したアカウントは特定の Organizationに属していないアカウントを意味します。

• 独立したアカウントは Organizationを作成できます
• 独立したアカウントが既に作成した Organizationに属するためには必ずその Organizationのマスターアカウントによる招待が必要です。

マスターアカウント

マスターアカウントは Organizationの管理権限を持つアカウントで、Organizationを作成したアカウントがその Organizationのマスターアカウントになります。

• マスターアカウントのみ他のアカウントを Organizationに招待したり、Organizationのメンバーアカウントを管理できます。
  • マスターアカウントは Organizationの最上位階層に存在するアカウントで、アカウントグループまたはメンバーアカウントの下位には置けません。
• Organizationは必ず1つのマスターアカウントを持っており、マスターアカウントはまた別の Organizationを作成できません。
• マスターアカウントは下位メンバーアカウントへのアクセス権限を持ちません。
• マスターアカウントのアカウント情報でメンバーアカウントのポータル/コンソールにログインできません。

メンバーアカウント

メンバーアカウントは Organizationに属している全てのアカウントのことで、必ず1つの Organizationにのみ所属します。

• マスターアカウントは独立したアカウントを Organizationに招待でき、独立したアカウントがその招待を受け入れた場合、その Organizationのメンバーアカウントに移行します。
• マスターアカウントはメンバーアカウントを Organizationから削除でき、この場合にメンバーアカウントは独立したアカウントに移行します。
• メンバーアカウントは Organizationから離れることができ、この場合にメンバーアカウントが独立したアカウントに移行します