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Bare Metal Server
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Classic環境で利用できます。
NAVERクラウドプラットフォームコンソールでベアメタルサーバを作成し管理する方法を説明します。
予期せぬサーバ障害または予定された変更タスクなどの際に、中断せずにサービスを継続する保障ができるよう、サーバは基本的にゾーン間の冗長化構成をお勧めします。Load Balancer の概要を参照して冗長化設定を行います。
サーバ情報確認
ベアメタルサーバの情報を確認する方法は、一般サーバの情報を確認する方法と同じです。詳細は、サーバ情報確認をご参照ください。
サーバ作成
ベアメタルサーバを利用するには、NAVERクラウドプラットフォームコンソールでサーバを作成する必要があります。ベアメタルサーバを作成する方法は、次の通りです。
Classic環境では、以下のようなベアメタルサーバタイプが提供されます。ただし、提供できるスペックは未使用中の残存ベアメタルサーバやゾーンに応じて異なります。
- Dual Intel Xeon Gold 6154 (3.0GHz)、36コア、384GB RAM、2x480GB SSDローカルストレージ + 2xNVMe 3.2TB
- Dual Intel Xeon Gold 6154(3.0GHz)、36コア、384GB RAM、8x480GB SSDローカルストレージ
- Dual Intel Xeon Silver 4114 / E5-2630 v4 (2.2GHz)、20コア、128GB RAM、8x480GB SSDローカルストレージ
- Dual Intel Xeon Silver 4112(2.6GHz)、8コア、64GB RAM、8x480GB SSDローカルストレージ
- Single Intel Xeon Silver 4112(2.6GHz)、4コア、32GB RAM、8x480GB SSDローカルストレージ
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールの Region メニューや Platform メニューから利用中の環境をクリックします。
- Services > Compute > Server > Bare Metal Server メニューを順にクリックします。
- [サーバ作成] ボタンをクリックします。
- サーバの作成画面が表示されたら、以下のステップを順に行います。
1. サーバイメージ選択
作成するサーバイメージを選択します。
- サーバイメージの詳しい説明は、様々なサーバイメージをご参照ください。
- ベアメタルサーバの OSとして Oracle Linuxに対応していますが、Oracleデータベースのライセンスの確保、インストール、運用はサポートしていません。詳細は、Oracleのパートナー会社にお問い合わせください。
- サーバイメージリストから希望するサーバイメージの右側にある [次へ] ボタンをクリックします。
- 確認のポップアップ内容を確認した後、 [確認] ボタンをクリックします。
2. サーバ設定
サーバの設定情報を指定します。
- サーバを配置するゾーンを選択します。
- サーバタイプを選択します。
- 使用目的に合った CPU数とメモリ容量を選択します。
- RAID(複数のディスクをまとめて使用する方式)のタイプを設定します。
- RAID 5 : 一般的に使用される RAIDレベルであり、ウェブサービスなどの一般的なアプリケーションに適している
- RAID 1+0 : DBMSのように高い性能と安定性が必要なアプリケーションに適している
- JBOD : 複数のディスクを使用しても1つのディスクでのみ入出力を処理し、そのディスクが満タンになると他のディスクにデータを保存する方式
- パーティションを設定します。
- パーティション数 : ディスクを論理的に分割するパーティションの数を選択。最大5つまで作成可能。
- パーティション設定 : 各パーティションのマウントポイントと容量を設定
- マウントポイント : ディスクをマウント(接続)するディレクトリで、先頭を英字にする必要があり、英小文字と数字で入力可能
- パーティション容量(GiB) : ディスクの容量で、使用可能な容量内で細分化。最後のパーティションの容量は自動的に計算。
- 料金プランを選択します。
- ベアメタルサーバは時間制料金プランのみ提供します。
- サーバが停止ステータスでも課金されますので、使用しないときはサーバを返却してください。
- サーバ数とサーバ名を入力します。
- サーバは最大5つまで作成できます。
- 複数のサーバを作成する場合は、開始番号も入力する必要があります。開始番号は数字のみ入力可能で、「001」がデフォルトで入力されます。
- サーバ名は3~15文字の英小文字、数字、ハイフン(-)を使用して入力でき、先頭は英字にする必要があります。サーバ名を入力しない場合、自動的に作成されます。
- サーバ名は重複使用できません。
- サーバの返却保護有無を選択します。
- 返却保護を設定すると、誤ってサーバを返却する事故を未然に防止できます。必須の役割を担うサーバである場合、返却保護を設定することをお勧めします。
- 必要に応じてメモを入力するか、自動実行スクリプトを選択してください。
- 自動実行スクリプトを選択すると、サーバの作成が完了した後、スクリプトを自動的に実行してサーバの初期環境を設定できます。 Init Script メニューでスクリプトをあらかじめ作成しないと選択できません。
- すべての設定を完了したら、 [次へ] ボタンをクリックします。
3. 認証キー設定
保有している認証キーを選択するか、新しい認証キーを作成した後、 [次へ] ボタンをクリックします。
- 新しい認証キーを作成するには、 新しい認証キー作成 を選択して認証キー名を入力した後、 [認証キー作成と保存] ボタンをクリックします。
認証キーはサーバ接続のための管理者パスワードを確認する際に必要です。保存した.pemファイルを PCの安全な場所に保管してください。
4. ネットワークアクセス設定
保有中の ACGを選択したり、新しい ACGを作成して [次へ] ボタンをクリックします。
- ACGは最大5個まで選択できます。
- default-acgはデフォルトで提供される ACGです。
ACG内部のルールは ACGメニューで変更できます。詳細は、ACG設定をご参照ください。
5. 最終確認
設定内容を確認した後、 [サーバ作成] ボタンをクリックします。
サーバが作成されるまで数分から数十分程度かかります。サーバの作成が完了して運用が開始されると、サーバリストに 運用中 のステータスで表示されます。
サーバ管理
ベアメタルサーバの管理と設定変更の方法は、一般サーバの管理と設定変更の方法と同じです。詳細は、サーバ管理をご参照ください。
- ベアメタルサーバはローカルディスクの追加やサーバ仕様の変更ができません。
- ハードウェア障害が発生するとデータ復旧ができない場合があります。そのため、重要データは定期的にバックアップするか、冗長化構成することをお勧めします。