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Network Interface
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Classic環境で利用できます。
Network Interfaceでは、 Network Interface メニューの画面構成とネットワークインターフェース情報について説明し、ネットワークインターフェースを作成して管理する方法について説明します。
Network Interfaceは、サーバに割り当てられるネットワークインターフェースを作成するサービスです。ネットワークインターフェースが適用されたサーバは、サブネットを用いて独立したネットワーク通信が可能です。
Network Interfaceを使用するには、まず Private Subnetを作成する必要があります。作成方法は、Private Subnetをご参照ください。
ネットワークインターフェースについては、以下の使用方法をご参照ください。
- 複数のサーバを使用目的に応じて直感的に区別するために、ネットワークインターフェースを活用することができます。
例) 10.1.1.1xは開発サーバ、10.1.1.2xは運用サーバに区別 - 次のような場合、ネットワークインターフェースを複数作成することをお勧めします。
- サーバで使用するアプリケーションの特性により、別のサブネットが必要な場合
- 用途に応じてサブネットを分離して設計したが、1つのサーバに統合して使用する必要がある場合
ネットワークインターフェース情報の確認
Network Interface画面でネットワークインターフェース情報を確認できます。
Network Interface画面
NAVERクラウドプラットフォームポータルで、 コンソール > Services > Compute > Server > Network Interface メニューを順にクリックすると、Network Interface画面を確認できます。
Network Interface画面は、以下のように構成されています。
領域 | 説明 |
---|---|
① メニュー名 | 現在確認中のメニューの名前および作成したネットワークインターフェース数 |
② 基本機能 | Network Interfaceメニューに初回アクセスすると提供される機能
|
③ 作成後の機能 | ネットワークインターフェース作成後に提供される機能
|
④ ネットワークインターフェースリスト | 作成したネットワークインターフェースのリスト
|
ネットワークインターフェース作成
ネットワークインターフェースを作成する方法は、次の通りです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールの Region メニューや Platform メニューから利用中の環境をクリックします。
- Services > Compute > Server メニューを順にクリックします。
- Network Interface メニューをクリックします。
- [Network Interface作成] ボタンをクリックします。
- Network Interface作成のポップアップで設定を指定します。
- Network Interface名 : 先頭は英字にする必要があり、英小文字、数字、ハイフン(-)を使用して3~30文字で入力
- Zone : ネットワークインターフェースを配置するゾーンを選択
- Private Subnet : ネットワークインターフェースを配置する Private Subnet IPアドレス帯域
- プライベート IPアドレス : 事前に作成した Private Subnet IPアドレス帯域に含まれるように入力
- Private Subnetのネットワークアドレスと初期10個の IPアドレスは管理用として予約されます。
- 適用サーバ選択 : ネットワークインターフェースを割り当てるサーバを選択
- [確認] ボタンをクリックします。
- ネットワークインターフェースが作成され、リストに表示されます。
ネットワークインターフェースの割り当て
サーバに割り当てられなかったネットワークインターフェースをサーバに割り当てられます。
ネットワークインターフェースをサーバに割り当てる方法は、次の通りです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールの Region メニューや Platform メニューから利用中の環境をクリックします。
- Services > Compute > Server メニューを順にクリックします。
- Network Interface メニューをクリックします。
- ネットワークインターフェースリストからサーバに割り当てるネットワークインターフェースを選択し、 [サーバに割り当て] ボタンをクリックします。
- Network Interfaceサーバへの割り当てのポップアップで適用するサーバを選択し、 [確認] ボタンをクリックします。
- ネットワークインターフェースが選択したサーバに割り当てられます。
ネットワークインターフェースの有効化
使用しているサーバ OSに応じて、案内を参考に追加されたネットワークインターフェースをサーバで有効にします。
CentOS
サーバに接続し、次のコマンドを実行します。
ベアメタルサーバの場合、DEVICE値として eth1
の代わりに bond1
と入力します。
$> vi /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth1
DEVICE=eth1
BOOTPROTO=static
IPADDR=Interface IPと入力
NETMASK=255.255.255.0
ONBOOT=yes
$> ifup eth1
Ubuntu
使用しているサーバのバージョンに応じてコマンドを実行します。
Ubuntu 16.04
サーバに接続し、次のコマンドを実行します。
ベアメタルサーバの場合、eth1
の代わりに eth3
と入力します。
$> vi /etc/network/interfaces
……
# The secondary Network Interface
auto eth1
iface eth1 inet static
address INTERFACE IPと入力
netmask 255.255.255.0
$> ifup eth1
Ubuntu 18.04
サーバに接続して eth1
インターフェースのための yaml設定ファイルを作成し、次のコマンドを実行します。
ベアメタルサーバの場合、eth1
の代わりに eth3
と入力します。
$> vi /etc/netplan/02-netcfg.yaml
network:
ethernets:
eth1:
dhcp4: false
dhcp6: false
addresses: [192.168.0.12/24]
version: 2
$> netplan --debug apply
#debugオプションは、実行中に debuggingを print
Windows
サーバに接続し、次のタスクを実行します。
- > > ネットワークとインターネット > アダプタオプション変更 を順にクリックします。
- 追加したネットワークインターフェースに該当するアイコンを右クリックし、 プロパティ をクリックします。
- [ネットワーキング] タブをクリックし、インターネットプロトコルバージョン4(TCP/IPv4)をクリックして選択した後、[プロパティ] ボタンをクリックします。
- 次の IPアドレスを使用 をクリックして選択し、IPアドレス にネットワークインターフェースの IPアドレスを入力して Subnet mask に「255.255.255.0」を入力します。
- [確認] ボタンをクリックします。
ネットワークインターフェースの割り当て解除
ネットワークインターフェースをサーバから割り当て解除する方法は、次の通りです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールの Region メニューや Platform メニューから利用中の環境をクリックします。
- Services > Compute > Server メニューを順にクリックします。
- Network Interface メニューをクリックします。
- ネットワークインターフェースリストでサーバから解除するネットワークインターフェースを選択し、 [サーバから解除] ボタンをクリックします。
- Network Interfaceサーバから解除のポップアップ内容を確認し、 [確認] ボタンをクリックします。
- ネットワークインターフェースが割り当てられたサーバから解除されます。
ネットワークインターフェースの返却
使用しないネットワークインターフェースを返却する方法は、次の通りです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールの Region メニューや Platform メニューから利用中の環境をクリックします。
- Services > Compute > Server メニューを順にクリックします。
- Network Interface メニューをクリックします。
- ネットワークインターフェースリストから返却するネットワークインターフェースを選択し、 [返却] ボタンをクリックします。
- Network Interface返却のポップアップ内容を確認し、 [確認] ボタンをクリックします。
- ネットワークインターフェースが返却され、リストから消えます。