Shadowsocks
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    Article Summary

    Classic環境で利用できます。

    Shadowsocksは、Linuxを OSとして使用しながら Shadowsocksサーバを活用して VPN(Virtual Private Network)を構築するサービスプラットフォームです。安定性に優れた NAVERクラウドプラットフォームの Computeインフラサービスに自動的に構成され、いくつかの段階の設定を行うことですぐにサービスを開始できます。

    Shadowsocksを使用するメリットは、次の通りです。

    • NAVERクラウドプラットフォームのインフラサービスを活用して、安定的な VPNサービスを利用できます。
    • サーバイメージとスペックを選択して Shadowsocksサーバを自動的にインストールして利用できます。
    参考

    NAVERクラウドプラットフォームの Shadowsocksで使用されるソフトウェアの詳細については、次のウェブサイトでご確認ください。

    サーバ作成とアクセス

    サーバの作成とアクセス方法は、NAVERクラウドプラットフォームの一般的なサーバ作成方法と同じです。詳しい手順と参考になるガイドは、次の通りです。

    手順説明
    1. ACG設定
    • 参考ガイド: ACG
    • 次のポートを設定必要
      • ターミナル接続のための TCP 22ポート
      • Shadowsocks Client利用のための TCP 8388ポート
    2. サーバ作成
    • 参考ガイド: サーバ作成
    • イメージタイプ Application、Applicationイメージタイプ Shadowsocks
    3. グローバル IPアドレスの設定
    4. ポートフォワードの設定
    5. 管理者パスワードの確認
    6. サーバアクセス
    参考
    • サーバにアクセスしてログインした後は、rootアカウントのパスワードを覚えやすい別のパスワードに変更することをお勧めします。passwd rootコマンドを入力して新しいパスワードを設定してください。
    • グローバル IPアドレスと ACGに問題がなくてもサーバに接続できない場合、ウェブサーバのプロセスが停止している可能性があります。ターミナルプログラムで再起動コマンド(systemctl start httpd)を実行し、プロセスを再起動してください。

    サーバを使用する

    サーバが作成されると、自動的に Shadowsocksサービスがインストールされ、すぐに利用できます。
    以下の方法でサービスが正常にインストールされたことを確認し、必要に応じて設定ファイルを修正します。

    • Shadowsocksサービスプロセスを確認
    root@shdscks:~# ps -ef | grep ss-server
    shadows+  1004     1  0 11:28 ?        00:00:00 /usr/local/bin/ss-server -c /etc/shadowsocks/shadowsocks.json -a shadowsocks -v start
    
    • Shadowsocksサービスポート状態を確認
    root@shdscks:~# netstat -na | grep 8388
    tcp        0      0 0.0.0.0:8388            0.0.0.0:*               LISTEN
    

    サーバに接続した状態で必要に応じて、次のコマンドを使用できます。

    • サービス停止: systemctl stop shadowsocks
    • サービス実行: systemctl start shadowsocks
    • Shadowsocks設定ファイルの内容確認と編集: vi /etc/shadowsocks/shadowsocks.json
      • 設定ファイルの項目説明と修正方法
        | 項目 | 説明 |
        | :-- | :--- |
        | server | デフォルト値は0.0.0.0
        サーバのグローバル IPアドレスを入力 |
        | server_port | デフォルト値は8388 |
        | password | アクセスパスワード
        セキュリティ強度の高いパスワードに設定 |
        | timeout | アクセスタイムアウト時間 |
        | method | 暗号化方式
        AEADアルゴリズムの使用を推奨(AEAD ciphersを参照) |
        | fast_open | 起動時の待ち時間を短縮
        trueまたは falseに設定 |

    Shadowsocks Client を使用する

    サービスを利用するには、Shadowsocks Clientをインストールして作成した Shadowsocksサーバを登録する必要があります。
    使用している OS環境に合った Clientをインストールしてください。このガイドでは、Outlineアプリケーションを使用して説明します。

    Outline Managerのインストール

    管理用アプリケーションである Outline Managerをインストールしてサーバを登録する方法は、次の通りです。

    1. Outlineウェブサイトから Outline Managerをダウンロードします。

      • Windows、Linux、MacOSの中から使用している OS環境を選択してダウンロードできます。
    2. ダウンロードした Outline Managerを実行します。

    3. Outline Managerコンソールで、 サーバ追加 > どこでも Outline設定 を順にクリックします。

    4. コンソールの案内に従ってサーバにアクセスし、次のコマンドを入力します。

      • Dockerのインストール有無は yに設定します。
      sudo bash -c "$(wget -qO- https://raw.githubusercontent.com/Jigsaw-Code/outline-server/master/src/server_manager/install_scripts/install_server.sh)"
      
      参考

      Ubuntuの場合、Dockerのインストール中にエラーが発生したら apt install -y docker.ioコマンドで Dockerをインストールしてから再試行してください。

    5. docker --versionコマンドを入力してインストールされた Dockerのバージョンを確認します。

    6. 緑色で表示された apiUrl項目をクリップボードにコピーし、Outline Managerコンソールの(2)番のインストール出力入力欄に貼り付けます。

    7. [完了] ボタンをクリックします。

    • 接続失敗のポップアップが表示されたら、次の手順で ACGを設定する必要があります。
      server-shadowsocks_outline_error_ja
    1. サーバ実行ウィンドウに表示されたポート情報を確認します。

      • 次の画像は例であり、実際のポート情報は異なります。
        server-shadowsocks_apiurl_port
    2. NAVERクラウドプラットフォームコンソールで、 Services > Compute > Server > ACG メニューを順にクリックします。

    3. Shadowsocksサーバに適用した ACG名を選択し、 [ACG設定] ボタンをクリックします。

    4. 先ほど確認したポート情報を詳細ルールとして追加し、 [適用] ボタンをクリックします。
      server-shadowsocks_acg_edit_ja

    5. Outline Managerコンソールのポップアップで 再試行 をクリックします。

      • サーバが正常に登録され、サービス状態を確認できます。

    Outline Clientのインストール

    Outline Managerのインストールを完了し、実行中の状態で Outline Clientをインストールします。インストールする方法は、次の通りです。

    1. Outlineウェブサイトから Outline Clientをダウンロードします。
      • Windows、Linux、MacOSの中から使用している OS環境を選択してダウンロードできます。
    2. ダウンロードした Outline Clientを実行します。
    3. サーバ追加 をクリックします。
    4. Outline Managerコンソールの アクセスキー 領域で i-shadowsocks_accesskeyをクリックします。
    5. [この機器を接続する] ボタンをクリックし、表示されるアクセスコードをコピーします。
    6. Outline Clientウィンドウにコピーしたアクセスコード値を貼り付けた後、 [サーバ追加] ボタンをクリックします。
    7. [接続] ボタンをクリックします。
    • サーバが接続され、サーバ情報を確認できます。
    • Outline Managerから転送されるデータ容量を確認できます。

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