Server の仕様

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Classic環境で利用できます。

Serverの円滑な利用のためにサポート環境や料金情報などを説明します。

クラウド使用環境

Serverがサポートするクラウド使用環境は、次の通りです。

項目 サポート環境
リージョン 韓国、米国、シンガポール、日本、ドイツ
プラットフォーム Classic
言語 韓国語、英語、日本語

サーバ仕様

サーバを作成する前に NAVERクラウドプラットフォームで提供するサーバタイプとサーバイメージをまず確認してください。

提供されるサーバタイプ

NAVERクラウドプラットフォームで提供するサーバタイプは、次の通りです。

タイプ サポートリージョン 特徴 お勧めの用途
Standard (g2) 韓国 汎用性の高い性能を提供するため、vCPUに比べてメモリ比率をバランスよく割り当て、様々なワークロードに適したサービスを提供 一般ウェブサービスまたはデータベースサーバ
High Memory (g2) 韓国 大容量のデータ処理などのようなメモリ集約型ワークロードに適したサービスを提供 高性能のデータベースサーバ
High CPU (g2) 韓国 メモリに比べて vCPU比率を上げて、コンピューティング集約型ワークロードに適したサービスを提供 科学的モデリング
Standard (g1) すべてのリージョン
  • 様々な ITビジネスに活用可能な NAVERクラウドプラットフォームサービスの汎用サーバ
  • バランスの取れたサーバ仕様を提供し、高い可用性とサービス安定性を提供
  • 中/大規模のモバイルとウェブサービス運用
  • ゲーム/メディア/金融サービス運用
High Memory (g1) 韓国、シンガポール、日本、米国、ドイツ
  • 64GB以上のハイスペックメモリサーバ
  • メモリ性能の影響を受けやすいデータアプリケーション運用に適合
  • 高性能のデータベースサーバ
  • 大規模のゲームサービス運用
Compact (g1) すべてのリージョン
  • コスト負担を減らした低スペックサーバ
  • 運用するサービスに性能問題が少なくてサーバ運用費用の負担を減らしたい場合に適合
  • 開発テストサーバ
  • 小規模ウェブサイトの運用
Micro (g1) 韓国
  • アカウントごとに1台のみ利用可能
  • 体験用のために可用性と性能保証不可
  • 新規登録後に最初決済方法を登録した月から1年間無料で提供
  • 最初に決済方法を登録した月は、ポータル マイページ > 決済方法の管理で確認
体験用サーバ
CPU Intensive (g1) 韓国、シンガポール、日本 高性能 CPUを実装して多くの演算が必要な業務に最適化
  • 機械/ディープラーニング用の処理サーバ
  • 高性能ウェブサーバ
  • ビデオエンコード
GPU (g1) 韓国 GPUが実装されたサーバとしてビックデータ分析、機械学習などの並列演算処理に適合
  • イメージプロセッシング
  • レンダリング
  • 科学技術計算
  • 機械学習
Bare Metal Server 韓国、シンガポール、日本、米国、ドイツ 単独で使用できる高性能の物理サーバをクラウドの形で提供 大規模のゲームサービス

サーバタイプ別に利用可能なサービス

サーバタイプ別に利用可能なサービスは、次の通りです。

サーバタイプ ストレージ追加 ストレージ容量の変更 SSDストレージの利用 オートスケールの利用 ネットワークインターフェースの利用
Server Standard-g2 O O O O O
High Memory-g2 O O O O O
High CPU-g2 O O O O O
Micro X X X X X
Compact O O O O O
Standard O O O O O
High Memory O O O X O
CPU Intensive O O O O O
GPU O O O X X
Bare Metal Server X X O X O

サーバタイプ別利用可能なストレージ

サーバタイプ別に利用可能なストレージは、次の通りです。

サーバ ストレージ
Server Standard-g2 HDD, SSD
High Memory-g2
High CPU-g2
Micro
Compact
Standard
High Memory
CPU Intensive
GPU
Bare Metal Server -

サーバ関連リソースの制限

サーバ関連のリソースは、次の制限事項内で使用できます。

リソース デフォルト値 説明
サーバ数 サーバタイプによって異なるサーバタイプ別のサーバ作成数制限を参照 限度増設が必要な場合、FAQを参照してカスタマーサポートまでお問い合わせ
サーバごとの最大パブリック IPアドレス数 サーバごとに1つ 限度増設が必要な場合、FAQを参照してカスタマーサポートまでお問い合わせ
アカウントごとの最大 ACG数 100個 限度増設が必要な場合、FAQを参照してカスタマーサポートまでお問い合わせ
サーバごとの最大 ACG数 5つ 限度増設が必要な場合、FAQを参照してカスタマーサポートまでお問い合わせ
  • ACGごとの最大ルール数 100個 限度増設が必要な場合、FAQを参照してカスタマーサポートまでお問い合わせ
    サーバグループ数 制限なし 限度制限なし
    最大 Network Interface数 1つ 限度増設不可
    サーバ停止可能日数 1回最大90日、12か月累計180日 限度増設不可(サーバ停止期間は、OSインストールのためのベーシックディスク料金のみ請求)

    サーバタイプ別のサーバ作成数の制限

    会員登録時に選択した国、会員タイプ(個人、企業)に応じてサーバの作成限度が異なります。限度の変更をご希望の場合、カスタマーサポート > お問い合わせまでお申し込みください。

    参考

    制限されたサーバ作成数より多くのサーバが必要な場合、FAQを参照してカスタマーサポートに連絡して限度を増設してください。

    サーバイメージの仕様

    NAVERクラウドプラットフォームで提供するサーバイメージは、様々なサーバイメージをご参照ください。

    ストレージ仕様

    追加可能なブロックストレージの仕様は、次の通りです。

    項目 HDD SSD
    最小容量 10 GB 10 GB
    最大容量 2 TB 2 TB
    追加できる最大ストレージ数 15つ(OSによって異なる場合あり) 15つ(OSによって異なる場合あり)
    参考
    • 追加可能な最大ストレージ数は、デフォルトストレージの除外数です。サーバ作成時にデフォルトストレージが1つ提供され、他に15個のストレージを追加できます。
    • SSDブロックストレージの場合、10GB~100GBの区間まで4,000 IOPSを提供し、以後1GB当たり40 IOPSずつ増加します。最大20,000 IOPS(4KiB I/O)まで提供します。

    ACGの仕様

    NAVERクラウドプラットフォームの各アカウントには、基本 ACGが作成されています。基本的に提供する ACGは以下の基本ルールに従います。

    • すべての流入する接続(inbound traffic)を遮断
    • すべての流出する接続(outbound traffic)を許可(ルールとして明示されている)
    • Default ACG内に属するサーバ間ネットワークの双方向通信を許可(ルールとして追加されている、削除可能)
    参考

    ユーザーが直接作成した ACGは outbound trafficについてのルールがないため、全ての流出する接続が遮断されます。

    利用料金

    Serverは従量料金プランで提供しています。Serverの利用料金に関する詳細な基準は、次のページをご参照ください。