Server の仕様
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    Server の仕様

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    Article Summary

    VPC環境で利用できます。

    Serverの円滑な利用のためにサポート環境や料金情報などを説明します。

    クラウド使用環境

    Serverがサポートするクラウド環境スペックは、次の通りです。

    項目サポート環境
    リージョン韓国、シンガポール、日本
    プラットフォームVPC
    言語韓国語、英語、日本語
    参考

    VPC環境の詳細は NAVERクラウドプラットフォームポータルのサービス紹介を、サービス別 VPC環境のサポート有無についての詳細は Ncloud動作環境ガイドをご参照ください。

    サーバ仕様

    サーバを作成する前に NAVERクラウドプラットフォームで提供するサーバタイプとサーバイメージをまず確認してください。
    NAVERクラウドプラットフォームでは、第1世代から第3世代までのサーバを提供しています。

    • 第1世代(g1)サーバ: サービス初回提供時に開発されたバージョンです。XENハイパーバイザベースのサーバで、HDDや SSDタイプのストレージを使用できます。
    • 第2世代(g2)サーバ: 第1世代サーバに比べて CPUやネットワークなどの性能が向上し、安定性が向上したバージョンです。XENハイパーバイザベースのサーバで、HDDや SSDタイプのストレージを使用できます。
    • 第3世代(g3)サーバ: 既存のサーバより優れた性能を発揮するために導入された KVMハイパーバイザベースのサーバです。従来の第1、2世代サーバに比べてサーバ、ストレージ、スナップショット、サーバイメージの互換性が区別され、FB1(Fixed Block Storage)、CB1(Common Block Storage)タイプのストレージが使用できます。
    参考
    • ハイパーバイザが異なる他のリソースとは互換性がありません。
    • 第3世代サーバは現在、韓国リージョンでのみサポートされています。

    KVMベースサーバの特徴

    従来の XENベースの第1、2世代サーバと異なる KVMベースの第3世代サーバの特徴は、次の通りです。

    • 第3世代サーバは、サーバスペックコードにストレージ情報が含まれません。(B50、B100などのストレージ情報を除く)
    • 第3世代サーバ名にはディスク情報が含まれません。例) vCPU 2個、メモリ4GB
    • 第3世代サーバは、既存の OS SWコードにストレージ情報が含まれません。

    KVMベースの第3世代サーバの仕様別性能 QoSは、次の通りです。

    参考

    ネットワーク、ストレージ IOPS、ストレージスループットは最大で提供できる性能値が表示されます。

    StandardHigh MemoryHigh CPU
    CPU
    (vCore)
    Memory
    (GB)
    Network
    (Gbps)
    Throughput
    (MB/s)
    IOPSCPU
    (vCore)
    Memory
    (GB)
    Network
    (Gbps)
    Throughput
    (MB/s)
    IOPSCPU
    (vCore)
    Memory
    (GB)
    Network
    (Gbps)
    Throughput
    (MB/s)
    IOPS
    281814,7252161814,725241815,250
    41611447,87543221447,8754811447,875
    832228815,000864228815,000816128815,000
    1664259425,00016128559425,0001632259425,000
    32128585040,000322561085040,0003264285040,000
    4819251,18870,00048384101,18870,000489621,18870,000
    64256101,188100,000-----6412851,188100,000

    サーバスペックコード

    サーバスペックコードは、サーバのスペックを一目で確認できるように開発されたコードです。サーバを作成する時、または作成されたサーバの情報を確認する時に発見できます。
    コードの表記ルールは、次の通りです。

    mi1-g3a(-h50)
    サーバタイプvCPU数-サーバが属する世代CPUタイプストレージタイプ/容量
    項目説明
    サーバタイプ
    • mi: Microサーバ
    • cp: Compactサーバ
    • s: Standardサーバ
    • m: High Memoryサーバ
    • c: High CPUサーバ
    • ci: CPU Intensiveサーバ
    vCPU数CPUコア数(ベアメタルサーバは Hyperthread on基準の数)
    サーバが属する世代
    • g1: 第1世代サーバ
    • g2: 第2世代サーバ
    • g3: 第3世代サーバ
    CPUタイプ
    • 空欄: Intel
    • a: AMD
    ストレージタイプ/容量g1/g2世代限定のデフォルトストレージ情報
    • h: HDDストレージ
    • s: SSDストレージ
    • 容量は GB単位
    参考

    サーバのタイプによって vCPU数とメモリ比率が固定されており、サーバ仕様を確認できます。

    サーバタイプvCPU(個): メモリ(GB)比率
    Standard1:4s2: vCPU 2個、メモリ8GB
    High Memory1:8m4: vCPU 4個、メモリ32GB
    High CPU1:2c16: vCPU 16個、メモリ32GB

    提供されるサーバタイプ

    NAVERクラウドプラットフォームで提供するサーバタイプは、次の通りです。

    参考

    第3世代サーバは現在、韓国リージョンでのみサポートされています。

    タイプサポートリージョン特徴お勧めの用途
    Standard (g3, g2)韓国、シンガポール、日本汎用性の高い性能を提供するため、vCPUに比べてメモリ比率をバランスよく割り当て、様々なワークロードに適したサービスを提供一般ウェブサービスまたはデータベースサーバ
    High Memory (g3, g2)韓国、シンガポール、日本大容量のデータ処理などのようなメモリ集約型ワークロードに適したサービスを提供高性能のデータベースサーバ
    High CPU (g3, g2)韓国、シンガポール、日本メモリに比べて vCPU比率を上げて、コンピューティング集約型ワークロードに適したサービスを提供科学的モデリング
    Micro (g3)韓国
    • アカウントごとに1台のみ利用可能
    • 体験用のために可用性と性能保証不可
    • 新規登録後に最初決済方法を登録した月から1年間無料で提供
    • 最初に決済方法を登録した月は、ポータル マイページ > 決済方法の管理で確認
    体験用サーバ
    CPU Intensive (g2)韓国高性能 CPUを実装して多くの演算が必要な業務に最適化
    • 機械/ディープラーニング用の処理サーバ
    • 高性能ウェブサーバ
    • ビデオエンコード
    GPU (g1)韓国、シンガポール、日本
    • Tesla P40、Tesla V100、Tesla T4 GPUが実装されたサーバ
    • ビックデータ分析、機械学習などの並列演算処理に適合
    • VM当たり最大4 GPUまで拡大可能
    • イメージプロセッシング
    • レンダリング
    • 科学技術計算
    • 機械学習
    Bare Metal Server(一般)韓国、シンガポール、日本単独で使用できる高性能の物理サーバをクラウドの形で提供
    • 大規模のゲームサービス
    • ディープラーニング、自然言語処理などの AIタスクサーバ
    • 大規模データ処理/分析に最適
    Bare Metal Server (A100)韓国単独で使用でき、AI、データ分析、HPCに特化した高性能物理サーバをクラウドの形で提供
    • 大規模のゲームサービス
    • ディープラーニング、自然言語処理などの AIタスクサーバ
    • 大規模データ処理/分析に最適

    サーバタイプ別に利用可能なサービス

    サーバタイプ別に利用可能なサービスは、次の通りです。

    サーバタイプストレージ追加ストレージ容量の変更SSDストレージの利用オートスケールの利用ネットワークインターフェースの利用
    ServerMicro-g3OOOXX
    Standard-g3, g2OOOOO
    High Memory-g3, g2OOOOO
    High CPU-g3, g2OOOOO
    CPU Intensive-g2OOOOO
    GPUOOOXX
    Bare Metal ServerXXOXO
    参考

    Bare Metal Serverで提供される SSDストレージは、Block Storage SSDではなく、Local SSD Storageを意味します。

    サーバタイプ別利用可能なストレージ

    サーバタイプ別に利用可能なストレージは、次の通りです。

    サーバストレージ
    ServerStandard-g3FB1, CB1
    High Memory-g3
    High CPU-g3
    Micro-g3
    Standard-g2HDD, SSD
    High Memory-g2
    High CPU-g2
    CPU Intensive-g2
    GPU
    Bare Metal Server-

    サーバ関連リソースの制限

    サーバ関連のリソースは、次の制限事項内で使用できます。

    リソースデフォルト値説明
    サーバ数サーバタイプによって異なるサーバタイプ別のサーバ作成数制限を参照限度増設が必要な場合カスタマーサポートまでお問い合わせ
    サーバごとの最大パブリック IPアドレス数サーバごとに1個限度増設が必要な場合カスタマーサポートまでお問い合わせ
    VPCごとの最大 ACG数500個限度増設が必要な場合カスタマーサポートまでお問い合わせ
    サーバごとの最大 ACG数3個限度増設が必要な場合カスタマーサポートまでお問い合わせ
  • ACGごとの最大ルール数50個限度増設が必要な場合カスタマーサポートまでお問い合わせ
    最大 Network Interface数3個(ただし、Micro-g3は1個)限度増設不可
    サーバ停止可能日数1回最大90日、12か月累計180日限度増設不可(サーバ停止期間は、OSインストールのためのベーシックディスク料金のみ請求)

    サーバタイプ別のサーバ作成数の制限

    会員登録時に選択した国、会員タイプ(個人、企業)に応じてサーバの作成限度が異なります。限度の変更をご希望の場合、カスタマーサポート > お問い合わせまでお申し込みください。

    参考

    制限されたサーバ作成数より多くのサーバが必要な場合、カスタマーサポートに連絡して限度を増設してください。

    サーバイメージの仕様

    NAVERクラウドプラットフォームで提供するサーバイメージは、様々なサーバイメージをご参照ください。

    ストレージ仕様

    追加可能なブロックストレージの仕様は、次の通りです。

    KVMベースのストレージ

    KVMベースの第3世代サーバで利用可能なストレージは、使用目的や用途によってタイプが分かれています。タイプ別のストレージ仕様は、次の通りです。

    項目FB1 (Fixed Block Storage)CB1 (Common Block Storage)
    説明
    • ストレージの容量に関わらず IOPSが固定された性能を提供
    • デフォルトストレージとして使用不可
    • スループット中心の大容量データ保存およびアーカイブ用途
    • 基本性能を提供し、容量に応じて可変性能を提供
    • 性能の別途購入およびプロビジョニング不可
    • デフォルトストレージとして使用
    メディアタイプHDDSSD
    最小容量100 GB10 GB
    最大容量16 TB16TB(デフォルトストレージは最大2TB)
    追加できる最大ストレージ数20個20個
    IOPS500(固定)100~16,000(容量によって変動)
    IOPS Burst-3000(デフォルト性能が3000以下の場合に適用)
    スループット(Throughput)4~500MB/s(容量によって変動)100~250MB/s(容量によって変動)
    スループット Burst25~500MB/s(容量によって変動)-
    参考
    • 追加可能な最大ストレージ数は、デフォルトストレージの除外数です。サーバ作成時にデフォルトストレージが1個提供され、他に20個のストレージを追加できます。
    • Microサーバのデフォルトストレージである CB1の場合は10GBまでは無料課金され、追加ストレージの場合はストレージタイプに関係なく有料課金されます。
    • CB1ストレージの IOPSの場合、ストレージ容量変更時に10GB~2000GBの区間まで1000 IOPSを提供し、その後1GB当たり3 IOPSずつ増加します。最大16,000 IOPS(4KiB I/O)まで提供します。
    • CB1ストレージのスループットは150GBまでは100MB/秒で提供し、その後1GBごとに1MB/秒ずつ増加します。最大250MB/sまで提供します。
    • FB1と CB1ストレージ間のスペック変更はできません。

    XENベースのストレージ

    XENベースの第1、2世代サーバで利用可能なストレージ仕様は、次の通りです。

    項目HDDSSD
    最小容量10 GB10 GB
    最大容量2 TB2 TB
    追加できる最大ストレージ数15個(OSによって異なる場合あり)15個(OSによって異なる場合あり)
    参考
    • 追加可能な最大ストレージ数は、デフォルトストレージの除外数です。サーバ作成時にデフォルトストレージが1個提供され、他に15個のストレージを追加できます。
    • SSDブロックストレージの場合、10GB~100GBの区間まで4000 IOPSを提供し、以後1GB当たり40 IOPSずつ増加します。最大20,000 IOPS(4KiB I/O)まで提供します。

    ACGの仕様

    NAVERクラウドプラットフォームの各アカウントには、基本 ACGが作成されています。基本的に提供する ACGは以下の基本ルールに従います。

    • すべての流入する接続(inbound traffic)を遮断
    • すべての流出する接続(outbound traffic)を許可(ルールとして明示されている)
    • Default ACG内に属するサーバ間ネットワークの双方向通信を許可(ルールとして追加されている、削除可能)
    参考

    ユーザーが直接作成した ACGは outbound trafficについてのルールがないため、全ての流出する接続が遮断されます。

    利用料金

    Serverは従量料金プランで提供しています。Serverの利用料金に関する詳細な基準は、次のページをご参照ください。


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