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Snapshot
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VPC環境で利用できます。
Snapshotメニューでは、クラスタの構成、設定、データなどを記録したスナップショットを作成し、NAVERクラウドプラットフォームの Object Storageに保存できます。また、定期的にスナップショットを自動生成する Snapshot Schedulingを設定できます。
Kibana または OpenSearch Dashboardsの Consoleでスナップショットに関連する次のような作業ができます。詳細は、スナップショット管理ご参照ください。
- APIを呼び出してスナップショットを作成
- スナップショット作成失敗原因の確認
- スナップショットを利用したデータ復元
- スナップショットの削除
Snapshotの画面
Search Engine Service利用のための Snapshot メニューの基本的な説明は次の通りです。
領域 | 説明 |
---|---|
① メニュー名 | 現在確認中のメニュー名、保有するクラスタの数 |
② 基本機能 | Search Engine Service 詳細情報確認、ページの更新 |
③ クラスタリスト | 保有するクラスタリスト |
④ API 認証キーの設定をする | Object Storageアクセスのための API認証キー設定(API 認証キー設定を参照) |
⑤ Snapshot管理 | スナップショット作成管理機能
|
⑥ 履歴確認タブ | クリックしてスナップショット作成履歴、Snapshot Scheduling設定履歴から確認する履歴タブをクリックします。 |
⑦ 履歴 | スナップショット作成履歴または Snapshot Scheduling設定履歴を表示します。 |
API認証キーの設定
スナップショットを作成するためにはまず Object Storageにアクセスするための API 認証キーを設定して Object Storage Plugin(s3-repository)をインストールします。
- 2021年7月23日以前に生成したクラスタ: API 認証キー設定と同時に Object Storage Pluginをインストールします。
- 2021年7月23日以前以降に生成したクラスタ: クラスタ生成時に Object Storage Pluginを自動インストールします。
API 認証キーを設定したり変更する方法は次の通りです。
- まず API認証キーを作成します。
- API認証キーは NAVERクラウドプラットフォームのマイページ > アカウント管理 > 認証キー管理メニューで作成および確認できます。詳細は、認証キー管理をご参照ください。
- サブアカウントの API認証キーを設定した場合、Object Storageの Change/writeObject権限のあるバケットのみスナップショットを保存できます。詳細は、Sub Account ご利用ガイドをご参照ください。
- API 認証キーを設定した後、実際に反映されるまで数分から数十分かかります。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールで Services > Big Data & Analytics > Search Engine Service メニューを順にクリックします。
- Snapshotメニューをクリックします。
- 認証キーを設定するクラスタをクリックし選択後に [API認証設定する] ボタンをクリックします。
- API認証キー設定をするポップアップが表示されたら API認証キーの Access Key IDと Secret Keyを入力した後、[確認] ボタンをクリックします。
- 設定した API認証キーを変更する場合は [変更] ボタンをクリックした後に使用する API認証キー情報を入力します。
- 2021年7月23日以前に生成したクラスタの場合、認証キー設定と同時に Object Storage Pluginがインストールされます。
- [確認] ボタンをクリックします。
スナップショットの管理
クラスタのスナップショットを作成したり、定期的にスナップショットを自動生成する Snapshot Schedulingを設定および解除します。
スナップショット保存および利用時 Object Storage利用による追加料金が発生することがあります。Object Storage 利用料金についての詳細は Object Storage 紹介ページをご参照ください。
スナップショットの作成
スナップショットを作成する方法は次の通りです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールで Services > Big Data & Analytics > Search Engine Service メニューを順にクリックします。
- Snapshotメニューをクリックします。
- スナップショットを作成するクラスタをクリック後、[Snapshot 管理] ボタンをクリックします。
- Snapshotを作成するをクリックします。
- スナップショットを作成するポップアップが表示されたら、スナップショットを保存するバケットを選択した後にスナップショットの名前を入力します。
- ロック設定されたバケットは選択できません。
- アクセス制御設定されたバケットの場合、すべてのノードのアクセスを許可して選択します。
- サブアカウントの API認証キーを設定した場合、Object Storageの Change/writeObject権限のあるバケットのみスナップショットを保存できます。
- [確認] ボタンをクリックします。
- フォルダ名が「クラスタ名-クラスタコード」のフォルダにスナップショット ファイルが保存されます。
- スナップショット作成の進行状況は [Snapshot 作成履歴] タブで確認できます。
Snapshot Scheduling設定
スナップショットスケジューリングを設定し、希望の時間にスナップショットを作成し保存できます。
スナップショットスケジューリングが設定した状態で新しいスナップショットのスケジューリングを設定した場合、既存の設定が解除されます。
スナップショットスケジューリングを設定する方法は次の通りです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールで Services > Big Data & Analytics > Search Engine Service メニューを順にクリックします。
- Snapshotメニューをクリックします。
- スナップショットスケジューリングを設定するクラスタをクリックした後、[Snapshot管理] ボタンをクリックします。
- Snapshot Scheduling設定をクリックします。
- Snapshot Scheduling設定のポップアップで設定情報を入力してから [確認] ボタンをクリックします。
- Bucket: スナップショットを保存する Object Storage バケットを選択します。
- スナップショット名作成するスナップショットの名前を入力します。
- スナップショット名の重複防止のため
スナップショット名前-作成日付-時間
として保存されます。((例)my-scheduling-2022-0303-1200
)
- スナップショット名の重複防止のため
- スナップショットの設定時間: 毎日または特定曜日の特定時刻にスナップショットを作成するように設定します。
- [確認] ボタンをクリックします。
- スナップショットの最初の作成時にすべてのインデックスに対してスナップショットファイルを作成し、その後同じバケットにスナップショットの作成時に追加される形で保存されます。
スナップショットスケジューリングの解除
設定したスナップショットスケジューリングを解除する方法は次の通りです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールで Services > Big Data & Analytics > Search Engine Service メニューを順にクリックします。
- Snapshotメニューをクリックします。
- Snapshot Scheduling設定を解除するクラスタをクリックした後、[Snapshot管理] ボタンをクリックします。
- スナップショットスケジューリング解除をクリックします。
- スナップショットスケジューリング解除のボップアップが表示されたら [設定解除する] ボタンをクリックします。
- [確認] ボタンをクリックします。
スナップショット作成履歴確認
スナップショット作成履歴を確認する方法は、次の通りです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールで Services > Big Data & Analytics > Search Engine Service メニューを順にクリックします。
- Snapshotメニューをクリックします。
- 対象のクラスタをクリックし、[Snapshot作成履歴] をクリックします。
- 作成履歴と情報を確認します。
- クラスタ名: 該当クラスタ名
- 作業日時: 設定したスナップショット作成作業の日付と時間
- 作業内容: スナップショット作成作業内容
- 実行時間: 作業に要した時間
- 対象 Bucket: 作成したスナップショットを保存したバケットの名前
- 備考: スナップショット作成に失敗した場合、[ログを見る] ボタンをクリックして失敗したログを確認します。
- 失敗したログが表示されない場合、Kibana または OpenSearch Dashboardsで詳細な原因を確認できます。(スナップショット作成失敗原因確認を参照)
Snapshot Scheduling設定履歴を確認
Snapshot Scheduling設定履歴を確認する方法は次の通りです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールで Services > Big Data & Analytics > Search Engine Service メニューを順にクリックします。
- Snapshotメニューをクリックします。
- 対象クラスタをクリックした後、[Snapshot Scheduling設定履歴] タブをクリックします。
- 設定した名前と情報を確認します。
- 設定時刻: スナップショットスケジュリングを設定した時刻
- 設定/解除: Snapshot Scheduling設定状態
- 対象 Bucket: スナップショットを保存するために設定したバケット名
- スナップショット名設定したスナップショット名
- スナップショット名の重複防止のため
スナップショット名前-作成日付-時間
として保存されます。((例)my-scheduling-2022-0303-1200
)
- スナップショット名の重複防止のため
- 作業曜日: 設定したスナップショット作成作業曜日
- 作業時刻: 設定したスナップショット作成作業時間
スナップショットファイルの確認
Object Storageバケットに保存したスナップショットファイルを確認する方法は次の通りです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールで Services > Storage > Object Storage メニューを順にクリックします。
- Bucket Managementメニューをクリックします。
- バケットリストでスナップショットを保存したバケットをクリックします。
- フォルダ名が
スナップショットを生成したクラスタ名-クラスタコード
のフォルダをダブルクリックしてください。 - 保存されたスナップショット管理ファイルを確認します。
Object Storageに関する詳細は Object Storageご利用ガイドをご参照ください。