--- title: "ワークフローフォーマット - YAML" slug: "sourceband-workflow-use-format" updated: 2026-09-17T09:23:32Z published: 2026-09-17T09:23:32Z canonical: "guide.ncloud-docs.com/sourceband-workflow-use-format" stale: true --- > ## Documentation Index > Fetch the complete documentation index at: https://guide.ncloud-docs.com/llms.txt > Use this file to discover all available pages before exploring further. # ワークフローフォーマット - YAML VPC環境で利用できます。 ワークフローファイルは定められたフォーマットに合わせて作成した場合のみ有効なワークフローとして認識され、実行できます。 このドキュメントでは、ワークフローの定義に必要な YAMLフォーマットと各プロパティの意味について説明します。 ## ワークフローの基本構造 ``` Name: Version: v1 Triggers: - Type: PUSH Branches: - main Actions: : # Identifies the action. Do not modify this value. Identifier: ncp/sourcebuild@v1.0.0 # Defines the action's properties. Config: .... ``` | プロパティ名 | 説明 | 必須有無 | | --- | --- | --- | | Name | ワークフロー名 | O | | Version | ワークフロースキーマバージョン | O | | Triggers | ワークフロートリガー設定 | X | | Actions | ワークフローアクション定義 | O | ### ワークフロー名 ワークフロー名を指定します。 名前は次の条件を満たす必要があります - 最小1字以上を入力します。 - 最大100字以下を入力します。 - 英大小文字(A-Z、a-z)、数字(0-9)、ハイフン(-)、アンダースコア(_)のみ使用できます。 注意 - ワークフロー名はコンソール内のワークフローリストで確認できる項目であり、保存されるファイル名とは関係ありません。 ### ワークフロースキーマバージョン ワークフロースキーマに関するバージョン情報を明示的に指定します。 参考 - 現在サポートするワークフロースキーマバージョンは `v1`です。 ### ワークフロートリガー設定 ワークフロートリガーは、特定のイベントが発生した際にワークフローを自動的に実行するよう設定する領域です。 トリガーはリスト形式で定義され、複数のトリガーを並列設定できます。 現在は `PUSH` トリガーのみサポートします。今後、 `PR`、`SCHEDULE` などの様々なトリガータイプを追加する予定です。 トリガー設定は以下のようなフォーマットに従います。 | プロパティ名 | 説明 | 必須有無 | | --- | --- | --- | | Type | イベントタイプ(例: PUSH、PR、SCHEDULEなど) | O | | Branches | イベントを検知するブランチリスト(Typeが PUSHの場合) | X | #### プッシュトリガー(Type: PUSH) プッシュトリガーはリポジトリに Pushイベントは発生した際にワークフローを実行するよう設定します。 ``` Triggers: - Type: PUSH Branches: - main - dev ``` 上記の例では `main`、`dev` ブランチへの Pushイベントが発生する場合にワークフローが実行されます。 注意 - `Branches` プロパティに示されたブランチにワークフローファイルが存在する場合のみ、当該ブランチで Pushイベントが発生するとワークプロ―が実行されます。 - 例えば、上記のような設定のワークフローファイルが `main` ブランチにのみ存在して `dev` ブランチには存在しない場合、`dev` ブランチで Pushが発生してもワークフローは実行されません。 ブランチを制限せずすべてのブランチで Pushイベントを検知するには、`Branches` プロパティを省略できます。 ``` Triggers: - Type: PUSH ``` ## ワークフローアクション基本構造 ワークフローで実際に実行されるタスク単位を「アクション」と呼び、 `Actions`は1つ以上のアクションを定義する必須項目です。 アクションは指定した手順または条件に従って実行され、リソースのビルドやリリースなどの定義されたアクションによって様々なタスクを行います。 ``` Actions: : # Identifies the action. Do not modify this value. Identifier: ncp/sourcebuild@v1.0.0 # Defines the action's properties. Config: # Specifies the resource you want to use Resource: ... DependsOn: - ``` アクション名は `Actions` サブオブジェクトのキー(Key)として使用され、固有である必要があります。各アクションは次のようなプロパティを持ちます: | プロパティ名 | 説明 | 必須有無 | | --- | --- | --- | | Identifier | 実行するアクションの固有 IDです。「アクション名@バージョン」フォーマットに指定します。 | O | | Config | 当該アクションの詳細設定項目です。アクションタイプによって構成項目が異なります。 | O | | DependsOn | 他のアクション実行が先行される必要がある場合、依存関係を示します。 | X | ### Identifier `Identifier`は実行するアクションを指定する固有 IDです。 無効なフォーマットの識別子は有効性検証でエラーが発生することがあります。 例: `ncp/sourcebuild@v1.0.0` ### Config `Config`は各アクションを実行するための設定値を指定する領域です。 当該プロパティのフォーマットは使用するアクションの Identifierによって異なるため、そのアクションに合ったフォーマットを確認する必要があります。 詳細な Configフォーマットは、[ワークフローアクションリスト](/docs/ja/sourceband-workflow-use-actions)ドキュメントをご参照ください。 ### DependsOn `DependsOn`は、当該アクションを実行する前に、必ず完了すべき先行アクションを指定できるプロパティです。 アクション名またはアクショングループ名を表示し定義でき、順次実行が必要な場合は有効に使用できます。 注意 - `DependsOn` 設定時にワークフロー内で循環依存(Cycle)が発生しないようご注意ください。 - 例: アクション `A`の `DependsOn` 設定にアクション `B`を指定し、アクション `B`の `DependsOn` 設定にアクション `A`を指定した場合、循環依存(Cycle)が発生するため、無効なワークフローに該当します。 ### アクショングループ機能 複数のアクションを1つのグループにまとめて論理的単位を構成できます。 ``` Actions: : Actions: : .... DependsOn: - : .... DependsOn: - ``` アクション名の下位に Actionsプロパティを追加すると、当該領域はアクショングループに使用されます。 アクショングループ下位プロパティの説明は次の通りです。 | プロパティ名 | 説明 | 必須有無 | | --- | --- | --- | | Actions | アクショングループに含まれるアクション表現する領域 | O | | DependsOn | アクション間の依存関係を設定する領域 | X | 参考 - アクショングループも一般アクションのように外部アクショングループまたはアクションについて `DependsOn` を設定できます。 - アクショングループ内のアクションはグループ内部のアクションについてのみ `DependsOn`を設定できます。 - アクショングループ外部のアクションはグループ内部アクションに `DependsOn`を指定できません。 注意 - アクショングループ内に複数のアクショングループを定義できません。 - ビジュアルエディタ(Visual Editor)ではアクショングループ構成をサポートせず、YAMLを介してのみ構成できます。 ## ワークフロー有効性検証 ワークフローファイルは次の条件を満たす場合のみ、有効なワークフローとして判定されます。 - YAML記法エラーは不要 - 必須プロパティの漏れなくスキーマを遵守 - アクション名、グループ名の重複は不要 - `DependsOn`で定義されない名前を参照しない これを満たさない場合 `invalid` ステータスに分類され、実行不可になります。 注意 - 外部サービスに存在するリソース関連設定は、有効性検証で確認されません。 - 例: `ncp/sourcebuild@v1.0.0` アクションの `Config > Resource > ProjectName` 設定値が実際存在するかは有効性検証時に確認されません。ワークフローの実行中に当該アクションの失敗によりリソースの存在有無を間接的に確認できます。 ### 全体例 ``` Name: example-workflow Version: v1 Triggers: - Type: PUSH Branches: - main Actions: build: Identifier: ncp/sourcebuild@v1.0.0 Config: Resource: ProjectName: example deploy: Identifier: ncp/sourcedeploy-server@v1.0.0 Config: Resource: ProjectName: example StageName: example-stage ScenarioName: example-scenario DependsOn: - build ```