リリースの実行と管理
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    リリースの実行と管理

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    Article Summary

    Classic/VPC環境で利用できます。

    リリースの実行と管理で作成したリリースシナリオをリリースターゲットにリリースする方法を説明します。権限に応じてリリースを直接実行するか、承認リクエストや承認を通じてリリースできます。

    リリースの実行

    参考

    リリースを実行するには、顧客アカウントまたは doDeploy権限を持つサブアカウントが必要です。権限の設定方法は Sub Accountご利用ガイドをご参照ください。

    注意

    リリースターゲットが Ncloud Kubernetes Serviceであり、リリース戦略が Rollingまたはブルー/グリーンの場合、リリース中にキャンセルできません。リリースが必要な場合にのみ行ってください。

    リリースを実行する方法は次の通りです。

    1. NAVERクラウドプラットフォームコンソールにアクセスします。

    2. Services > Developer Tools > SourceDeploy メニューを順にクリックします。

    3. リリースするシナリオが含まれたリリースプロジェクトを選択して [リリースに移動] ボタンをクリックするか、そのリリースプロジェクト名をクリックします。

    4. リリースするシナリオをクリックします。

    5. リリースシナリオの情報と設定を確認します。

      • リリースターゲットの詳細を確認するには [確認] ボタンをクリックします。
      • リリースファイルの設定を変更するには、 リリースファイル[設定変更] ボタンをクリックします。
      • リリースコマンドを変更するには、 リリースコマンド[設定変更] ボタンをクリックします。
      • リリースパスを変更するには、 リリースパス[設定変更] ボタンをクリックします。
      • マニフェストファイルを確認するには、 [Show File] ボタンをクリックします。
      • リリースに失敗した場合に、ロールバックの有無を変更できます。
    参考
    • 確認と変更可能なシナリオの設定は、リリースターゲットによって異なります。
    • 当該ページで変更された設定は保存されず、そのリリースで一度のみ適用されます。
    1. 今回のリリース実行の SourceBandイシュー関連付け情報を確認します。

      • 今回のリリース実行を SourceBandイシューに関連付けるには 関連付け を選択します。
        • 関連付ける SourceBandイシューを選択するには [イシュー選択] ボタンをクリックします。
        • SourceBandイシュー関連付けポップアップで関連付けるイシューを検索して追加します。
    参考
    • SourceBandイシューを関連付けるには SourceBandサービスの申し込みが必要です。
    • SourceBandイシューの関連付け情報は保存されず、今回のリリース実行でのみ適用されます。
    1. [リリースを開始する] ボタンをクリックします。
    • リリースが開始され、リリースタスクの結果画面に移動します。
    • リリースをキャンセルするには [キャンセル] ボタンをクリックします。
    参考

    Ncloud Kubernetes Serviceクラスタにオブジェクトをリリースする場合

    • オブジェクトのアップデートの際は、同じ名前空間(namespace)にのみアップデートできます。
    • マニフェストの kindに関係なく、SourceDeployはリリース戦略メカニズムに沿ってリリースを行います。
      • Pod、Deployment、ReplicaSet、ReplicationController、DaemonSet、StatefulSetは、正常にリリースされたかどうかの検証を行います。
    • マニフェストが複数ある場合、1つでも失敗するとすべてのオブジェクトがロールバックされます。
    • Replica Set、Replication Controllerなどの種類のオブジェクトは、アップデートされた場合でも Kubernetes specに応じてイメージがアップデートされません。以下の Kubernetes推奨事項を確認してからリリースします。

    リリース承認のリクエスト

    参考

    リリース承認をリクエストするには、doDeploy権限を持たず、requestDeploy権限を持つサブアカウントが必要です。権限の設定方法は Sub Accountご利用ガイドをご参照ください。

    注意

    リリース承認リクエストはキャンセルできません。リリースが必要な場合にのみ承認をリクエストしてください。

    リリースの承認をリクエストする方法は次の通りです。

    1. NAVERクラウドプラットフォームコンソールにアクセスします。

    2. Services > Developer Tools > SourceDeploy メニューを順にクリックします。

    3. リリースするシナリオが含まれたリリースプロジェクトを選択して [リリースに移動] ボタンをクリックするか、そのリリースプロジェクト名をクリックします。

    4. リリースするシナリオをクリックします。

    5. リリースシナリオ情報と設定を確認し、 [リリース承認のリクエスト] ボタンをクリックします。

      • リリースターゲットの詳細を確認するには [確認] ボタンをクリックします。
      • リリースファイルの設定を変更するには、 リリースファイル[設定変更] ボタンをクリックします。
      • リリースコマンドを変更するには、 リリースコマンド[設定変更] ボタンをクリックします。
      • リリースパスを変更するには、 リリースパス[設定変更] ボタンをクリックします。
      • マニフェストファイルを確認するには、 [Show File] ボタンをクリックします。
      • リリースに失敗した場合に、ロールバックの有無を変更できます。
    参考
    • 確認と変更可能なシナリオの設定は、リリースターゲットによって異なります。
    • 当該ページで変更された設定は保存されず、そのリリースで一度のみ適用されます。
    1. リリース承認のリクエストポップアップの [確認] ボタンをクリックします。

      • リリース承認の権限(approveDeploy)を持つユーザーにリリース承認をリクエストします。
    注意

    リリース承認のリクエストに対してメールまたは SMS通知機能は提供されません。

    リリースの承認/拒否

    参考

    リリース承認のリクエストに対して承認または拒否するには、顧客アカウントまたは approveDeploy権限を持つサブアカウントが必要です。権限の設定方法は Sub Accountご利用ガイドをご参照ください。

    リリース承認のリクエストに対して承認または拒否する方法は次の通りです。

    1. NAVERクラウドプラットフォームコンソールにアクセスします。

    2. Services > Developer Tools > SourceDeploy メニューを順にクリックします。

    3. リリースを承認/拒否するシナリオが含まれたリリースプロジェクトを選択し、 [リリースに移動] ボタンをクリックするか、そのリリースプロジェクト名をクリックします。

    4. [タスク結果] タブをクリックします。

    5. 状態が リリース承認待ち であるシナリオの [承認] ボタンをクリックします。

    6. シナリオリリースの承認有無によって、リリースの承認ポップアップで [承認] または [承認しない] ボタンをクリックします。

      • リリースを開始します。
      • リリースをキャンセルするには [キャンセル] ボタンをクリックします。

    リリースタスク結果の確認

    リリースタスクの結果を確認する方法は次の通りです。

    1. NAVERクラウドプラットフォームコンソールにアクセスします。

    2. Services > Developer Tools > SourceDeploy メニューを順にクリックします。

    3. リリースタスクの結果を確認するリリースプロジェクトを選択して [リリースに移動] ボタンをクリックするか、そのリリースプロジェクトの名前をクリックします。

    4. [タスク結果] タブをクリックします。

    5. タスクの結果を確認する履歴をクリックします。

      • リリースサマリーリリースログ の情報を確認できます。
        • ログは最大30日間保存します。
    注意

    リリースログ/var/sourcedeploy/log のパスに保存され、このパスを削除するとリリースログは確認できません。

    リリースタスクの結果画面

    リリースタスクの結果画面は以下のように構成されています。

    sourcedepoy-deploy_result_ko

    領域説明
    ① プロジェクト名リリースプロジェクトの名前を表示
    ② タスク結果リスト情報タスク結果リストに表示される情報(リリースシナリオ名、リリース Stage、リリースリクエスタ、リリースリクエスト時間、リリース状態)
  • リリース状態によってボタンを表示
      • リリース中の場合は [キャンセル] ボタンが表示され、クリックしてリリースをキャンセル可能
      • リリース承認待ちの場合は [承認] ボタンが表示され、クリックしてリリースを承認可能(ただし、リリース承認の権限がある場合にも可能)
  • リリースサマリーリリース対象によってリリースサマリー情報(リリース状態、リリースリクエスト時間、リリース終了時間、リリースファイル、Canary分析レポート、バックアップファイル)を表示
  • リリース状態
      • リリース承認待ち: リリース権限のないユーザーからリリース承認がリクエストされた状態
      • リリース承認拒否: リリース承認のリクエストが拒否された状態
      • リリース中: リリースが実行されている状態
      • リリースキャンセル: リリース実行中にキャンセルされた状態
      • リリース完了: リリースが完了した状態
      • リリース失敗: リリースに失敗した状態
  • リリースログリリースステップ別に収集されたログを表示
    参考
    • リリースをキャンセルすると現在実行中のステップまで行われ、それ以降のステップは行われません。
    • リリースキャンセルまたはリリース失敗時に、ブルー/グリーンのリリースで作成された Auto Scaling Groupや、サーバは自動で返却されません。Auto Scaling Groupまたはサーバが不要になった場合、そのサービスで直接返却/削除してください。
    • Canary手動リリースをキャンセルする場合、Canaryバージョンはリリースされず、Baseline, Canaryバージョンのアプリケーションは終了します。

    リリースステップの詳細確認

    リリースターゲット別のリリースステップは次の通りです。

    リリースターゲット
    リリースステップ
    説明
    Serverまたは
    Auto Scaling(デフォルト)
    サーバ名リリースエージェントのヘルスチェック
    リリース前に実行リリース前にコマンドを実行
    ファイルのリリース設定したパスにファイルをリリース
    リリース後に実行リリース後にコマンドを実行
    Auto Scaling(ブルー/グリーン)リリース準備ブルー/グリーンのリリースのための事前準備の実行
  • 新しい Auto Scaling Groupの作成
  • 新しい Auto Scaling Group内のサーバ作成完了の待機
  • 新しいグループにリリース新しい Auto Scaling Group内のサーバに対してのリリースエージェントのヘルスチェック
    新しいグループの検証新しい Auto Scaling Groupの検証
  • 新しい Auto Scaling Group内に作成されたサーバをロードバランサに関連付け
  • ロードバランサのヘルスチェックが正常か確認(すべてのヘルスチェックに成功すると次のステップに進む、タイムアウト(1時間)内にヘルスチェックに失敗するとリリースは失敗として終了)
  • リリース完了ブルー/グリーンのリリース完了を実行
  • 既存のグループ内のサーバに設定された値に基づいて、既存の Auto Scaling Group内のサーバ処理
  • 既存の Auto Scaling Groupに接続された Cloud Insightイベントが存在する場合、イベントをコピー
  • Ncloud Kubernetes Serviceリリース準備リリース準備
  • kubectlロード
  • クラスタアクセス
  • マニフェストファイルのダウンロード
  • マニフェストファイルのロード
  • リリースリリースを行う
    Object Storageリリース準備リリース準備
  • バックアップファイルのダウンロード
  • バックアップファイルの圧縮
  • バックアップファイルのアップロード
  • リリースリリースを行う
  • リリースファイルのダウンロード
  • リリースファイルの圧縮展開
  • リリースファイルのアップロード
  • Canary分析レポートの確認

    リリース戦略が Canary であり分析方法が自動 の場合、Canary分析レポートを確認できます。

    リリースラスクの結果画面で Canary分析レポートレポート をクリックします。Canary分析画面が表示されます。

    Canary分析画面は以下のように構成されています。

    sourcedeploy-use-deploy_canary_ko

    領域説明
    ① 分析ステップ
  • Canary自動分析の設定時に設定した分析時間、分析周期で分析ステップを決定
  • 分析データは累積されて分析
    例) 分析時間が10で分析周期が3分の場合、10分間3分おきに合計4回の分析ステップスコアが出て、最後の分析ステップ時間は1分
  • ② 分析スコア分析ステップスコアを表示
  • このスコアが分析成功スコア以上だと成功で、分析に失敗した場合は次の分析は行わない
  • ③ 分析情報分析時間と分析成功スコア(Pass)、Metricの収集周期(Step)を表示
    ④ Metric情報Canary自動分析の設定時に設定した Metricと Weight(重み付け)を表示
  • Metricをクリックすると Canary分析結果を表示
  • ⑤ 分析結果リストCanary分析結果を表示
  • 種類: Baseline(Baselineバージョンクエリの結果)、Canary(Canaryバージョンクエリの結果)
  • 開始時間/終了時間: 分析が開始された時間/完了した時間
  • Count: 分析時間内に出た実際のデータ数
  • Avg: データの平均値
  • Max: データの最大値
  • Min: データの最小値
  • Element結果Prometheusクエリ結果から出たデータの Element値を表示
  • Baselineと Canaryクエリ結果の Elementが一致すると正常に分析が行われる
  • クリックして Elementを確認
  • 偏差Baseline値と比べた Canary値の増加率/減少率を表示
    結果Baseline基準に Canaryの偏差で計算した結果を表示
  • Metric作成時に設定した成功基準に従って結果(成功/失敗)を決定
      • Baselineと Canaryバージョンの結果が一致する場合に成功(誤差範囲5%)
        例) -5≤偏差≤+5の場合、成功と決定
  • 参考
    • Canary分析レポートは、設定された Prometheusの保存周期の間のみ確認できます。
    • 分析ステップスコアの計算方法
      • Metricスコア: (成功したクエリの結果/全クエリの結果)*(メトリック重み付け)
        例)
        • Metric Name: success_rate1
          成功クエリの結果: 2個(#1、#3)
          全クエリの結果: 3個(#1、#2、#3)
          Weight: 30
          Metricスコア: (2/3)*30=20
        • Metric Name: success_rate2
          成功クエリの結果: 1個(#1)
          全クエリの結果: 1個(#1)
          Weight: 70
          Metricスコア: (1/1)*70=70
        • 分析ステップスコア: 20+70=90

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