Virtual Private Gateway

VPC環境で利用できます。

Virtual Private Gateway(VGW)はVPCとOn-premiseネットワークをCloud ConnectまたはIPsec VPNに接続する接点です。Virtual Private Gatewayの特長は以下のとおりです。

• ネットワーク間のセキュリティが確保されたパスに通信でき、ハイブリッドクラウドも構成できます。
• 通信回線の冗長化が可能で、2つのIPsec VPNトンネルまたはIPsec VPNとCloud Connectトンネルの組み合わせを利用できます。

Virtual Private Gateway画面

Virtual Private Gatewayを利用するための基本的な説明は以下のとおりです。

領域	説明
① メニュー名	現在確認中のメニュー名、運用中のVirtual Private Gateway数
② 基本機能	Virtual Private Gatewayの作成、Virtual Private Gateway画面の更新
③ 作成後の機能	運用中のVirtual Private Gatewayの削除
④ 検索ウィンドウ	検索キーワードを入力してボタンをクリックし、項目を検索
⑤ Virtual Private Gatewayリスト	運用中のVirtual Private Gatewayリストと情報を確認

Virtual Private Gatewayリストの確認

作成して運用中のVirtual Private GatewayリストでVirtual Private Gateway別情報を確認できます。確認する方法は以下のとおりです。

1. NAVERクラウドプラットフォームコンソールのVPC環境で、Services > Networking > VPCメニューを順にクリックします。
2. Virtual Private Gatewayメニューをクリックします。
3. 作成したVirtual Private Gatewayリストが表示されたらサマリー情報を確認するか、Virtual Private Gatewayをクリックして詳細情報を確認します。
   
   • Virtual Private Gateway名：Virtual Private Gatewayの名前
   • 状態：Virtual Private Gatewayの状態
     • 準備中：ユーザーが入力した情報でVirtual Private Gatewayを作成している状態
     • 運用中：ユーザーが入力した情報でVirtual Private Gatewayの作成が完了して、Virtual Private Gatewayを利用できる状態
     • 終了中：ユーザーが入力した情報で作成したVirtual Private Gatewayを削除している状態
   • Virtual Private Gateway ID：Virtual Private GatewayのID値
   • VPC名：接続されたVPCの名前
   • [関連Routes] タブ：Virtual Private Gatewayに関連付けられたRoute Tableリスト
   • 作成日：Virtual Private Gatewayを作成した日付
   • メモ：Virtual Private Gatewayに関するメモであり、 [修正] ボタンをクリックして修正可能

Virtual Private Gatewayの作成

Virtual Private Gatewayを作成する方法は以下のとおりです。

1. NAVERクラウドプラットフォームコンソールのVPC環境で、Services > Networking > VPCメニューを順にクリックします。
2. Virtual Private Gatewayメニューをクリックします。
3. [Virtual Private Gatewayの作成] ボタンをクリックします。
   
4. Virtual Private Gatewayの作成ポップアップが表示されたら、作成するVirtual Private Gateway名を入力して適用するVPCを選択します。
   • Virtual Private Gateway名はアルファベット、数字、ハイフン(-)を使用して3～30文字で入力
5. [作成] ボタンをクリックします。
6. Virtual Private Gateway画面のVirtual Private Gatewayリストで作成したVirtual Private Gatewayの状態を確認します。
   • 準備中：ユーザーが入力した情報でVirtual Private Gatewayを作成している状態
   • 運用中：ユーザーが入力した情報でVirtual Private Gatewayの作成が完了して、Virtual Private Gatewayを利用できる状態
7. Route Tableメニューに移動してVirtual Private Gatewayで通信するネットワークパスを設定します。詳しい内容はRoute Tableの設定ガイドをご参照ください。

Virtual Private Gatewayの削除

作成して運用中のVirtual Private Gatewayを削除できます。削除する方法は以下のとおりです。

1. NAVERクラウドプラットフォームコンソールのVPC環境で、Services > Networking > VPCメニューを順にクリックします。
2. Virtual Private Gatewayメニューをクリックします。
3. 削除するVirtual Private Gatewayをクリックし、[Virtual Private Gatewayの削除] ボタンをクリックします。
4. Virtual Private Gatewayの削除ポップアップが表示されたら、[削除] ボタンをクリックします。
5. Virtual Private Gateway画面のVirtual Private GatewayリストでVirtual Private Gatewayの状態を確認します。
   • 終了中：Virtual Private Gatewayを削除している状態