--- title: "VPC(Virtual Private Cloud) のシナリオ" slug: "vpc-procedure-vpc" tags: ["vpc"] updated: 2026-09-17T09:22:01Z published: 2026-09-17T09:22:01Z canonical: "guide.ncloud-docs.com/vpc-procedure-vpc" stale: true --- > ## Documentation Index > Fetch the complete documentation index at: https://guide.ncloud-docs.com/llms.txt > Use this file to discover all available pages before exploring further. # VPC(Virtual Private Cloud) のシナリオ VPC環境で利用できます。 NAVERクラウドプラットフォームの Virtual Private Cloud(VPC)は、顧客のネットワーク環境に応じて様々な方式に構築できます。主な使用シナリオは、次の通りです。 - [Public Subnetの単一作成](/docs/ja/vpc-procedure-vpc#PublicSubnet%EB%8B%A8%EC%9D%BC%EC%83%9D%EC%84%B1) - [Public Subnetと Private Subnetの作成](/docs/ja/vpc-procedure-vpc#PublicSubnet%EA%B3%BCPrivateSubnet%EC%83%9D%EC%84%B1) - [Public Subnetと On-premise接続用 Private Subnetの作成](/docs/ja/vpc-procedure-vpc#PublicSubnet%EB%B0%8FOn-premise%EC%97%B0%EA%B2%B0%EC%9A%A9PrivateSubnet%EC%83%9D%EC%84%B1) - [VPC間のプライベート通信網(Peering)の構成](/docs/ja/vpc-procedure-vpc#VPC%EA%B0%84%EC%82%AC%EC%84%A4%ED%86%B5%EC%8B%A0%EB%A7%9DPeering%EA%B5%AC%EC%84%B1) ## Public Subnetの単一作成 Public Subnetの単一作成シナリオは、ブログや簡単なウェブサイトなど単一階層(Tier)の Public Web Applicationを実行する場合に推奨されます。構成は次の通りです。 ![vpc-procedure-vpc_scene1_vpc](https://cdn.document360.io/6998976f-9d95-4df8-b847-d375892b92c2/Images/Documentation/vpc-procedure-vpc_scene1_vpc.png?sv=2026-02-06&spr=https&st=2026-10-30T13%3A19%3A07Z&se=2026-10-30T14%3A19%3A07Z&sr=c&sp=r&sig=kuPk0l%2BwCzlJatAk82xk10Uhkn88MgTc%2B6ZyS0Y4dp0%3D) このシナリオを実装するための手順は次の通りです。 [1.VPC作成](/docs/ja/vpc-procedure-vpc#1VPC%EC%83%9D%EC%84%B11) [2.Public Subnet作成](/docs/ja/vpc-procedure-vpc#2PublicSubnet%EC%83%9D%EC%84%B1) [3.Network ACL設定](/docs/ja/vpc-procedure-vpc#3NetworkACL%EC%84%A4%EC%A0%951) [4.Route Table設定](/docs/ja/vpc-procedure-vpc#4RouteTable%EC%84%A4%EC%A0%95) [5.サーバ作成](/docs/ja/vpc-procedure-vpc#5%EC%84%9C%EB%B2%84%EC%83%9D%EC%84%B1) ### 1.VPC作成 まず、NAVERクラウドプラットフォームコンソールで VPCを作成します。コンソール VPC環境の**Menu** > **All Services** > **Networking** > **VPC**メニューから作成できます。VPCの IPv4 CIDRブロックのサイズは/16(例) 10.0.0.0/16)であり、65,536個の IPアドレスを使用できます。 参考となるご利用ガイドは、次の通りです。 - [VPC作成方法ガイド](/docs/ja/vpc-start-vpc#VPC%EC%83%9D%EC%84%B1) ### 2.Public Subnet作成 VPCの作成が完了したら、実際にネットワークを使用できるように VPC内に Subnetを構築します。インターネット通信のために Public Subnetを構築できます。最大/24サイズの256個の IPアドレスを使用でき、この空間に配置されるサーバはそれぞれパブリック IPアドレスを1つずつ接続できます。(1:1 NAT) 参照できるご利用ガイドは、次の通りです。 - [Subnet作成方法ガイド](/docs/ja/vpc-start-vpc#Subnet%EC%83%9D%EC%84%B1) ### 3.Network ACL設定 Subnetの作成が完了したら、セキュリティのために Network ACL(Access Control List)を設定して Subnetの Inboundと Outboundトラフィックを制御します。 参照できるご利用ガイドは、次の通りです。 - [Network ACL設定方法ガイド](/docs/ja/vpc-nacl-vpc#ACLRule) このシナリオでは、Network ACLは以下のように設定することをお勧めします。 - Inbound | 優先順位 | プロトコル | アクセスソース | ポート | 許可するかどうか | 説明 | | --- | --- | --- | --- | --- | --- | | 1 | TCP | 0.0.0.0/0 | 80 | 許可 | Inbound HTTPトラフィックを許可 | | 2 | TCP | 0.0.0.0/0 | 443 | 許可 | Inbound HTTPSトラフィックを許可 | | 3 | TCP | アクセス者 IPアドレス | 22 | 許可 | アクセス者 IPアドレスから Internet Gatewayを通じて流入する SSHトラフィックを許可 | | 4 | TCP | アクセス者 IPアドレス | 3389 | 許可 | アクセス者 IPアドレスから Internet Gatewayを通じて流入する RDPトラフィックを許可 | | 5 | TCP | 0.0.0.0/0 | 32768-65535 | 許可 | Subnetから送信されるリクエストに対する Inboundリターントラフィックを許可(その入力値は例である) | | 197 | TCP | 0.0.0.0/0 | 1-65535 | ブロック | 上記のルールを除いた残りは、すべてトラフィックを遮断 | | 198 | UDP | 0.0.0.0/0 | 1-65535 | ブロック | 上記のルールを除いた残りは、すべてトラフィックを遮断 | | 199 | ICMP | 0.0.0.0/0 | - | ブロック | 上記のルールを除いた残りは、すべてトラフィックを遮断 | - Outbound | 優先順位 | プロトコル | アクセスソース | ポート | 許可するかどうか | 説明 | | --- | --- | --- | --- | --- | --- | | 1 | TCP | 0.0.0.0/0 | 80 | 許可 | Outbound HTTPトラフィックを許可 | | 2 | TCP | 0.0.0.0/0 | 443 | 許可 | Outbound HTTPSトラフィックを許可 | | 3 | TCP | 0.0.0.0/0 | 32768-65535 | 許可 | インターネットでクライアントに対する Outboundレスポンスを許可(その入力値は例である) | | 197 | TCP | 0.0.0.0/0 | 1-65535 | ブロック | 上記のルールを除いた残りは、すべてトラフィックを遮断 | | 198 | UDP | 0.0.0.0/0 | 1-65535 | ブロック | 上記のルールを除いた残りは、すべてトラフィックを遮断 | | 199 | ICMP | 0.0.0.0/0 | - | ブロック | 上記のルールを除いた残りは、すべてトラフィックを遮断 | 参考 サーバの Inbound/Outboundを制御する ACG(Access Control Group)も Network ACLと同じルールで設定することをお勧めします。ACGはコンソール VPC環境の**Menu** > **All Services** > **Compute** > **Server** > **ACG**メニューで設定できます。詳細は、[ACG設定方法ガイド](/docs/ja/server-acg-vpc)をご参照ください。 ### 4.Route Table設定 Network ACL設定を完了したら、ネットワークパスを設定するルーティングテーブルを設定します。このシナリオでは、以下の Route Tableが自動設定され、サーバが VPCの他のインスタンスまたはインターネットと通信できます。 | 目的地 | Targetタイプ | Target名 | | --- | --- | --- | | 0.0.0.0/0 | IGW | INTERNET GATEWAY | | 10.0.0.0/16 | LOCAL | LOCAL | 参照できるご利用ガイドは、次の通りです。 - [Route Table設定方法ガイド](/docs/ja/networking-vpc-vpcdetailedroutetable) ### 5.サーバ作成 Route Table設定まで完了したら、作成された VPCの中に配置するサーバを作成します。サーバ作成時にあらかじめ作成した VPCと Subnetを選択し、上記で言及した ACGを入力します。サーバ作成を完了すると、そのサーバにアクセスしてからウェブサーバを作成し、HTTP通信できるかを確認します。 参照できるご利用ガイドは、次の通りです。 - [サーバ作成方法ガイド](/docs/ja/server-create-new-vpc) ## Public Subnetと Private Subnetの作成 Public Subnetと Private Subnetの作成シナリオは、Privateサーバ(例) DB)に対する公開的なアクセスを遮断し、Public Web Applicationを実行する場合に推奨されます。構成は次の通りです。 ![vpc-procedure-vpc_scene2_vpc](https://cdn.document360.io/6998976f-9d95-4df8-b847-d375892b92c2/Images/Documentation/vpc-procedure-vpc_scene2_vpc.png?sv=2026-02-06&spr=https&st=2026-10-30T13%3A19%3A07Z&se=2026-10-30T14%3A19%3A07Z&sr=c&sp=r&sig=kuPk0l%2BwCzlJatAk82xk10Uhkn88MgTc%2B6ZyS0Y4dp0%3D) このシナリオを実装するための手順は次の通りです。 [1.VPC作成](/docs/ja/vpc-procedure-vpc#1VPC%EC%83%9D%EC%84%B12) [2.Public Subnetと Private Subnetの作成](/docs/ja/vpc-procedure-vpc#2PublicSubnet%EA%B3%BCPrivateSubnet%EC%83%9D%EC%84%B11) [3.Network ACL設定](/docs/ja/vpc-procedure-vpc#3NetworkACL%EC%84%A4%EC%A0%952) [4.Public Subnet Route Table設定](/docs/ja/vpc-procedure-vpc#4PublicSubnetRouteTable%EC%84%A4%EC%A0%951) [5.NAT Gateway作成](/docs/ja/vpc-procedure-vpc#5NATGateway%EC%83%9D%EC%84%B1) [6.Private Subnet Route Table設定](/docs/ja/vpc-procedure-vpc#6PrivateSubnetRouteTable%EC%84%A4%EC%A0%95) [7.サーバ作成](/docs/ja/vpc-procedure-vpc#7%EC%84%9C%EB%B2%84%EC%83%9D%EC%84%B1) ### 1.VPC作成 まず、NAVERクラウドプラットフォームコンソールで VPCを作成します。コンソール VPC環境の**Menu** > **All Services** > **Networking** > **VPC**メニューから作成できます。VPCの IPv4 CIDRブロックのサイズは/16(例) 10.0.0.0/16)であり、最大65,535個の IPアドレスを使用できます。 参照できるご利用ガイドは、次の通りです。 - [VPC作成方法ガイド](/docs/ja/vpc-start-vpc#VPC%EC%83%9D%EC%84%B1) ### 2.Public Subnetと Private Subnetの作成 VPCの作成が完了したら、実際にネットワークを使用できるように VPC内に Subnetを構築します。Subnetは、大きく Public Subnetと Private Subnetに分けられます。 - Public Subnet: Subnetの CIDRを10.0.0/24に設定すると、最大256個の IPアドレスを使用でき、この空間に配置されるサーバはそれぞれパブリック IPアドレスを1つずつ接続できます。(1:1 NAT) - Private Subnet: Subnetの CIDRを10.0.0/24に設定すると、最大256個の IPアドレスを使用でき、この空間に配置されるサーバはインターネットから受信されるトラフィックを許可しません。NAT Gatewayを追加すると、インターネットでトラフィックを送信できます。 参照できるご利用ガイドは、次の通りです。 - [Subnet作成方法ガイド](/docs/ja/vpc-start-vpc#Subnet%EC%83%9D%EC%84%B1) ### 3.Network ACL設定 Subnetの作成が完了したら、セキュリティのために Network ACL(Access Control List)を設定して Subnetの Inboundと Outboundトラフィックを制御します。 参照できるご利用ガイドは、次の通りです。 - [Network ACL設定方法ガイド](/docs/ja/vpc-nacl-vpc#ACLRule) このシナリオでは、Network ACLは以下のように設定することをお勧めします。 - Public Subnet: Inbound | 優先順位 | プロトコル | アクセスソース | ポート | 許可するかどうか | 説明 | | --- | --- | --- | --- | --- | --- | | 1 | TCP | 0.0.0.0/0 | 80 | 許可 | Inbound HTTPトラフィックを許可 | | 2 | TCP | 0.0.0.0/0 | 443 | 許可 | Inbound HTTPSトラフィックを許可 | | 3 | TCP | アクセス者 IPアドレス | 22 | 許可 | アクセス者 IPアドレスから Internet Gatewayを通じて流入する SSHトラフィックを許可 | | 4 | TCP | アクセス者 IPアドレス | 3389 | 許可 | アクセス者 IPアドレスから Internet Gatewayを通じて流入する RDPトラフィックを許可 | | 5 | TCP | 0.0.0.0/0 | 32768-65535 | 許可 | Subnetから送信されるリクエストに対する Inboundリターントラフィックを許可(その入力値は例である) | | 197 | TCP | 0.0.0.0/0 | 1-65535 | ブロック | 上記のルールを除いた残りは、すべてトラフィックを遮断 | | 198 | UDP | 0.0.0.0/0 | 1-65535 | ブロック | 上記のルールを除いた残りは、すべてトラフィックを遮断 | | 199 | ICMP | 0.0.0.0/0 | - | ブロック | 上記のルールを除いた残りは、すべてトラフィックを遮断 | - Public Subnet: Outbound | 優先順位 | プロトコル | アクセスソース | ポート | 許可するかどうか | 説明 | | --- | --- | --- | --- | --- | --- | | 1 | TCP | 0.0.0.0/0 | 80 | 許可 | Outbound HTTPトラフィックを許可 | | 2 | TCP | 0.0.0.0/0 | 443 | 許可 | Outbound HTTPSトラフィックを許可 | | 3 | TCP | 0.0.0.0/0 | 32768-65535 | 許可 | インターネットでクライアントに対する Outboundレスポンスを許可(その入力値は例である) | | 4 | TCP | Privateサーバの Private IP | Privateサーバポート (例) DB) | 許可 | Privateサーバと通信するためのトラフィックを許可 | | 197 | TCP | 0.0.0.0/0 | 1-65535 | ブロック | 上記のルールを除いた残りは、すべてトラフィックを遮断 | | 198 | UDP | 0.0.0.0/0 | 1-65535 | ブロック | 上記のルールを除いた残りは、すべてトラフィックを遮断 | | 199 | ICMP | 0.0.0.0/0 | - | ブロック | 上記のルールを除いた残りは、すべてトラフィックを遮断 | - Private Subnet: Inbound | 優先順位 | プロトコル | アクセスソース | ポート | 許可するかどうか | 説明 | | --- | --- | --- | --- | --- | --- | | 1 | TCP | Public Subnetサーバの Private IP | Privateサーバポート (例) DB) | 許可 | Publicサーバと通信するためのトラフィックを許可 | | 2 | TCP | 0.0.0.0/0 | 32768-65535 | 許可 | インターネットで送信されるリクエストに対する Inboundリターントラフィックを許可(その入力値は例である) | | 197 | TCP | 0.0.0.0/0 | 1-65535 | ブロック | 上記のルールを除いた残りは、すべてトラフィックを遮断 | | 198 | UDP | 0.0.0.0/0 | 1-65535 | ブロック | 上記のルールを除いた残りは、すべてトラフィックを遮断 | | 199 | ICMP | 0.0.0.0/0 | - | ブロック | 上記のルールを除いた残りは、すべてトラフィックを遮断 | - Private Subnet: Outbound | 優先順位 | プロトコル | アクセスソース | ポート | 許可するかどうか | 説明 | | --- | --- | --- | --- | --- | --- | | 1 | TCP | Public Subnetサーバの Private IP | 32768-65535 | 許可 | Publicサーバで Privateサーバに対する Outboundレスポンスを許可(その入力値は例である) | | 197 | TCP | 0.0.0.0/0 | 1-65535 | ブロック | 上記のルールを除いた残りは、すべてトラフィックを遮断 | | 198 | UDP | 0.0.0.0/0 | 1-65535 | ブロック | 上記のルールを除いた残りは、すべてトラフィックを遮断 | | 199 | ICMP | 0.0.0.0/0 | - | ブロック | 上記のルールを除いた残りは、すべてトラフィックを遮断 | 参考 サーバの Inbound/Outboundを制御する ACG(Access Control Group)も Network ACLと同じルールで設定することをお勧めします。ACGはコンソール VPC環境の**Menu** > **All Services** > **Compute** > **Server** > **ACG**メニューで設定できます。詳細は、[ACG設定方法ガイド](/docs/ja/compute-compute-2-3)をご参照ください。 ### 4.Public Subnet Route Table設定 Network ACL設定を完了したら、ネットワークパスを設定するルーティングテーブルを設定します。このシナリオでは、Public Subnetの Route Tableは以下のように自動設定され、サーバが VPCの他のインスタンスまたはインターネットと通信できます。 | 目的地 | Targetタイプ | Target名 | | --- | --- | --- | | 0.0.0.0/0 | IGW | INTERNET GATEWAY | | 10.0.0.0/16 | LOCAL | LOCAL | 参照できるご利用ガイドは、次の通りです。 - [Route Table設定方法ガイド](/docs/ja/networking-vpc-vpcdetailedroutetable) ### 5.NAT Gateway作成 Private Subnet内のサーバにインターネットを接続するために NAT Gatewayを作成します。 参照できるご利用ガイドは、次の通りです。 - [NAT Gateway作成方法ガイド](/docs/ja/networking-vpc-vpcdetailenatgw) ### 6.Private Subnet Route Table設定 Private Subnetの Route Tableは、local項目のみ自動設定されるため、NAT Gatewayネットワークパスを別途設定する必要があります。インターネットサイト全体との通信が必要な場合、目的地を0.0.0.0/0に入力して以下のように設定できます。 | 目的地 | Targetタイプ | Target名 | | --- | --- | --- | | 0.0.0.0/0 | NATGW | 設定した NAT Gateway名 | | 10.0.0.0/16 | LOCAL | LOCAL | 参照できるご利用ガイドは、次の通りです。 - [Route Table設定方法ガイド](/docs/ja/networking-vpc-vpcdetailedroutetable) ### 7.サーバ作成 Route Table設定まで完了したら、作成された VPCの中に配置するサーバを作成します。サーバ作成時にあらかじめ作成した VPCと Subnetを選択し、上記で言及した ACGを入力します。サーバ作成を完了すると、そのサーバにアクセスしてからウェブサーバを作成し、HTTP通信できるかを確認します。 参照できるご利用ガイドは、次の通りです。 - [サーバ作成方法ガイド](/docs/ja/server-create-new-vpc) ## Public Subnetと On-premise接続用 Private Subnetの作成 Public Subnetと On-premise接続用 Private Subnetの作成シナリオは、顧客事業所と通信し、Public Web Applicationを実行する場合に推奨されます。構成は次の通りです。 ![vpc-procedure-vpc_scene3_vpc](https://cdn.document360.io/6998976f-9d95-4df8-b847-d375892b92c2/Images/Documentation/vpc-procedure-vpc_scene3_vpc.png?sv=2026-02-06&spr=https&st=2026-10-30T13%3A19%3A07Z&se=2026-10-30T14%3A19%3A07Z&sr=c&sp=r&sig=kuPk0l%2BwCzlJatAk82xk10Uhkn88MgTc%2B6ZyS0Y4dp0%3D) このシナリオを実装するための手順は次の通りです。 [1.VPC作成](/docs/ja/vpc-procedure-vpc#1VPC%EC%83%9D%EC%84%B13) [2.Public Subnetと Private Subnetの作成](/docs/ja/vpc-procedure-vpc#2PublicSubnet%EA%B3%BCPrivateSubnet%EC%83%9D%EC%84%B12) [3.Network ACL設定](/docs/ja/vpc-procedure-vpc#3NetworkACL%EC%84%A4%EC%A0%953) [4.Public Subnet Route Table設定](/docs/ja/vpc-procedure-vpc#4PublicSubnetRouteTable%EC%84%A4%EC%A0%952) [5.Virtual Private Gateway作成](/docs/ja/vpc-procedure-vpc#5VirtualPrivateGateway%EC%83%9D%EC%84%B1) [6.IPsec VPN作成](/docs/ja/vpc-procedure-vpc#6IPsecVPN%EC%83%9D%EC%84%B1) [7.Private Subnet Route Table設定](/docs/ja/vpc-procedure-vpc#7PrivateSubnetRouteTable%EC%84%A4%EC%A0%95) [8.サーバ作成](/docs/ja/vpc-procedure-vpc#8%EC%84%9C%EB%B2%84%EC%83%9D%EC%84%B1) ### 1.VPC作成 まず、NAVERクラウドプラットフォームコンソールで VPCを作成します。コンソール VPC環境の**Menu** > **All Services** > **Networking** > **VPC**メニューから作成できます。VPCの IPv4 CIDRブロックのサイズは/16(例) 10.0.0.0/16)であり、65,536個の IPアドレスを使用できます。 参照できるご利用ガイドは、次の通りです。 - [VPC作成方法ガイド](/docs/ja/vpc-start-vpc#VPC%EC%83%9D%EC%84%B1) ### 2.Public Subnetと Private Subnetの作成 VPCの作成が完了したら、実際にネットワークを使用できるように VPC内に Subnetを構築します。Subnetは、大きく Public Subnetと Private Subnetに分けられます。 - Public Subnet: Subnetの CIDRを10.0.0/24に設定すると、最大256個の IPアドレスを使用でき、この空間に配置されるサーバはそれぞれパブリック IPアドレスを1つずつ接続できます。(1:1 NAT) - Private Subnet: Subnetの CIDRを10.0.0/24に設定すると、最大256個の IPアドレスを使用でき、この空間に配置されるサーバはインターネットから受信されるトラフィックを許可しません。NAT Gatewayを追加すると、インターネットでトラフィックを送信できます。 参照できるご利用ガイドは、次の通りです。 - [Subnet作成方法ガイド](/docs/ja/vpc-start-vpc#Subnet%EC%83%9D%EC%84%B1) ### 3.Network ACL設定 Subnetの作成が完了したら、セキュリティのために Network ACL(Access Control List)を設定して Subnetの Inboundと Outboundトラフィックを制御します。 参照できるご利用ガイドは、次の通りです。 - [Network ACL設定方法ガイド](/docs/ja/vpc-nacl-vpc#ACLRule) このシナリオでは、Network ACLは以下のように設定することをお勧めします。 - Public Subnet: Inbound | 優先順位 | プロトコル | アクセスソース | ポート | 許可するかどうか | 説明 | | --- | --- | --- | --- | --- | --- | | 1 | TCP | 0.0.0.0/0 | 80 | 許可 | Inbound HTTPトラフィックを許可 | | 2 | TCP | 0.0.0.0/0 | 443 | 許可 | Inbound HTTPSトラフィックを許可 | | 3 | TCP | アクセス者 IPアドレス | 22 | 許可 | アクセス者 IPアドレスから Internet Gatewayを通じて流入する SSHトラフィックを許可 | | 4 | TCP | アクセス者 IPアドレス | 3389 | 許可 | アクセス者 IPアドレスから Internet Gatewayを通じて流入する RDPトラフィックを許可 | | 5 | TCP | 0.0.0.0/0 | 32768-65535 | 許可 | Subnetから送信されるリクエストに対する Inboundリターントラフィックを許可(その入力値は例である) | | 197 | TCP | 0.0.0.0/0 | 1-65535 | ブロック | 上記のルールを除いた残りは、すべてトラフィックを遮断 | | 198 | UDP | 0.0.0.0/0 | 1-65535 | ブロック | 上記のルールを除いた残りは、すべてトラフィックを遮断 | | 199 | ICMP | 0.0.0.0/0 | - | ブロック | 上記のルールを除いた残りは、すべてトラフィックを遮断 | - Public Subnet: Outbound | 優先順位 | プロトコル | アクセスソース | ポート | 許可するかどうか | 説明 | | --- | --- | --- | --- | --- | --- | | 1 | TCP | 0.0.0.0/0 | 80 | 許可 | Outbound HTTPトラフィックを許可 | | 2 | TCP | 0.0.0.0/0 | 443 | 許可 | Outbound HTTPSトラフィックを許可 | | 3 | TCP | 0.0.0.0/0 | 32768-65535 | 許可 | インターネットでクライアントに対する Outboundレスポンスを許可(その入力値は例である) | | 4 | TCP | Privateサーバの Private IP | Privateサーバポート (例) DB) | 許可 | Privateサーバと通信するためのトラフィックを許可 | | 197 | TCP | 0.0.0.0/0 | 1-65535 | ブロック | 上記のルールを除いた残りは、すべてトラフィックを遮断 | | 198 | UDP | 0.0.0.0/0 | 1-65535 | ブロック | 上記のルールを除いた残りは、すべてトラフィックを遮断 | | 199 | ICMP | 0.0.0.0/0 | - | ブロック | 上記のルールを除いた残りは、すべてトラフィックを遮断 | - Private Subnet: Inbound | 優先順位 | プロトコル | アクセスソース | ポート | 許可するかどうか | 説明 | | --- | --- | --- | --- | --- | --- | | 1 | TCP | Public Subnetサーバの Private IP | Privateサーバポート (例) DB) | 許可 | Publicサーバと通信するためのトラフィックを許可 | | 2 | TCP | 顧客企業サーバの Private IP | 顧客企業サーバのポート | 許可 | 顧客企業独自のサーバと通信するためのトラフィックを許可 | | 197 | TCP | 0.0.0.0/0 | 1-65535 | ブロック | 上記のルールを除いた残りは、すべてトラフィックを遮断 | | 198 | UDP | 0.0.0.0/0 | 1-65535 | ブロック | 上記のルールを除いた残りは、すべてトラフィックを遮断 | | 199 | ICMP | 0.0.0.0/0 | - | ブロック | 上記のルールを除いた残りは、すべてトラフィックを遮断 | - Private Subnet: Outbound | 優先順位 | プロトコル | アクセスソース | ポート | 許可するかどうか | 説明 | | --- | --- | --- | --- | --- | --- | | 1 | TCP | Public Subnetサーバの Private IP | 32768-65535 | 許可 | Publicサーバで Privateサーバに対する Outboundレスポンスを許可(その入力値は例である) | | 2 | TCP | 顧客企業サーバのプライベート IPアドレス | 顧客企業サーバのポート | 許可 | 顧客企業独自のサーバと通信するためのトラフィックを許可 | | 197 | TCP | 0.0.0.0/0 | 1-65535 | ブロック | 上記のルールを除いた残りは、すべてトラフィックを遮断 | | 198 | UDP | 0.0.0.0/0 | 1-65535 | ブロック | 上記のルールを除いた残りは、すべてトラフィックを遮断 | | 199 | ICMP | 0.0.0.0/0 | - | ブロック | 上記のルールを除いた残りは、すべてトラフィックを遮断 | 参考 サーバの Inbound/Outboundを制御する ACG(Access Control Group)も Network ACLと同じルールで設定することをお勧めします。ACGはコンソール VPC環境の**Menu** > **All Services** > **Compute** > **Server** > **ACG**メニューで設定できます。詳細は、[ACG設定方法ガイド](/docs/ja/compute-compute-2-3)をご参照ください。 ### 4.Public Subnet Route Table設定 Network ACL設定を完了したら、ネットワークパスを設定するルーティングテーブルを設定します。このシナリオでは、Public Subnetの Route Tableは以下のように自動設定され、サーバが VPCの他のインスタンスまたはインターネットと通信できます。 | 目的地 | Targetタイプ | Target名 | | --- | --- | --- | | 0.0.0.0/0 | IGW | INTERNET GATEWAY | | 10.0.0.0/16 | LOCAL | LOCAL | 参照できるご利用ガイドは、次の通りです。 - [Route Table設定方法ガイド](/docs/ja/networking-vpc-vpcdetailedroutetable) ### 5.Virtual Private Gateway作成 Private Subnet内のサーバを顧客企業独自のサーバに接続するために Virtual Private Gatewayを作成します。 参照できるご利用ガイドは、次の通りです。 - [Virtual Private Gateway作成方法ガイド](/docs/ja/networking-vpc-vpcdetailedvgw) ### 6.IPsec VPN作成 Managed IPsec VPNを作成するには、サービスの利用申込書を別途作成して担当営業社員またはサポートセンターまで申込書を受付けてください。(今後自動化の予定) サービスの利用申込書様式は、ポータルの [**サポート > 資料**](https://www.ncloud.com/support/library) でダウンロードできます。 開通完了の案内を受けたら、次の段階を進めてください (現在は申込書作成後、手動で開通作業を行っています。近日中に自動化サービスをリリースする予定です)。 ### 7.Private Subnet Route Table設定 Private Subnetの Route Tableは、local項目のみ自動設定されるため、Virtual Private Gatewayネットワークパスを別途設定する必要があります。顧客企業独自のサーバを目的地に入力して、以下のように設定できます。 | 目的地 | Targetタイプ | Target名 | | --- | --- | --- | | 顧客企業サーバのプライベート IPアドレス | VGW | 設定した Virtual Private Gateway名 | | 10.0.0.0/16 | LOCAL | LOCAL | 参照できるご利用ガイドは、次の通りです。 - [Route Table設定方法ガイド](/docs/ja/networking-vpc-vpcdetailedroutetable) ### 8.サーバ作成 Route Table設定まで完了したら、作成された VPCの中に配置するサーバを作成します。サーバ作成時にあらかじめ作成した VPCと Subnetを選択し、上記で言及した ACGを入力します。サーバ作成を完了すると、そのサーバにアクセスしてからウェブサーバを作成し、HTTP通信できるかを確認します。 参照できるご利用ガイドは、次の通りです。 - [サーバ作成方法ガイド](/docs/ja/server-create-new-vpc) ## VPC間のプライベート通信網(Peering)の構成 相異なる2つの VPC間のプライベートネットワークを行う場合に推奨されます。デフォルトでパブリック IPアドレスを利用して通信できますが、セキュリティや安定性のためにプライベート通信網を構築します。 このシナリオは、VPC Aと VPC Bを接続する状況を基準として説明します。構成は次の通りです。 ![vpc-procedure-vpc_scene4_vpc](https://cdn.document360.io/6998976f-9d95-4df8-b847-d375892b92c2/Images/Documentation/image%28821%29.png?sv=2026-02-06&spr=https&st=2026-10-30T13%3A19%3A07Z&se=2026-10-30T14%3A19%3A07Z&sr=c&sp=r&sig=kuPk0l%2BwCzlJatAk82xk10Uhkn88MgTc%2B6ZyS0Y4dp0%3D) このシナリオを実装するための手順は次の通りです。 [1.VPC作成](/docs/ja/vpc-procedure-vpc#1VPC%EC%83%9D%EC%84%B1) [2.Subnet作成](/docs/ja/vpc-procedure-vpc#2Subnet%EC%83%9D%EC%84%B1) [3.Network ACL設定](/docs/ja/vpc-procedure-vpc#3NetworkACL%EC%84%A4%EC%A0%95) [4.VPC Peering作成](/docs/ja/vpc-procedure-vpc#4VPCPeering%EC%83%9D%EC%84%B1) [5.Route Table設定](/docs/ja/vpc-procedure-vpc#5RouteTable%EC%84%A4%EC%A0%95) [6.サーバ作成](/docs/ja/vpc-procedure-vpc#6%EC%84%9C%EB%B2%84%EC%83%9D%EC%84%B1) 注意 Network ACLと Route Tableを設定する場合、相手 VPCの IP帯域情報を入力する方式など、設定方法が多少異なる場合があります。 ### 1.VPC作成 まず、NAVERクラウドプラットフォームコンソールから VPCを2つ作成します。コンソール VPC環境の**Menu** > **All Services** > **Networking** > **VPC**メニューから作成できます。各 VPCの IPv4 CIDRブロックのサイズは/16(例) 10.0.0.0/16)であり、65,536個の IPアドレスを使用できます。 参照できるご利用ガイドは、次の通りです。 - [VPC作成方法ガイド](/docs/ja/vpc-start-vpc#VPC%EC%83%9D%EC%84%B1) ### 2.Subnet作成 VPCの作成が完了したら、実際にネットワークを使用できるように VPC内に Subnetを構築します。 - [Subnet作成方法ガイド](/docs/ja/vpc-start-vpc#Subnet%EC%83%9D%EC%84%B1) ### 3.Network ACL設定 Network ACL(Access Control List)を設定して、Subnetの Inboundと Outboundトラフィックを制御します。Peeringをリクエストする VPCの Subnetは、相手 VPCに Network ACL許可を設定する必要があります。 参照できるご利用ガイドは、次の通りです。 - [Network ACL設定方法ガイド](/docs/ja/vpc-nacl-vpc#ACLRule) このシナリオでは、Network ACLは以下のように設定することをお勧めします。 - Inbound | 優先順位 | プロトコル | アクセスソース | ポート | 許可するかどうか | 説明 | | --- | --- | --- | --- | --- | --- | | 1 | TCP | 172.16.0.0/16 | 1-65535 | 許可 | Peering VPCの IP帯域に対する Inbound通信を許可(その入力値は例である) | | 2 | TCP | 0.0.0.0/0 | 32768-65535 | 許可 | Subnetから送信されるリクエストに対する Inboundリターントラフィックを許可(その入力値は例である) | | 197 | TCP | 0.0.0.0/0 | 1-65535 | ブロック | 上記のルールを除いた残りは、すべてトラフィックを遮断 | | 198 | UDP | 0.0.0.0/0 | 1-65535 | ブロック | 上記のルールを除いた残りは、すべてトラフィックを遮断 | | 199 | ICMP | 0.0.0.0/0 | - | ブロック | 上記のルールを除いた残りは、すべてトラフィックを遮断 | - Outbound | 優先順位 | プロトコル | アクセスソース | ポート | 許可するかどうか | 説明 | | --- | --- | --- | --- | --- | --- | | 1 | TCP | 172.16.0.0/16 | 1-65535 | 許可 | Peering VPCの IP帯域に対する Outbound通信を許可(その入力値は例である) | | 2 | TCP | 0.0.0.0/0 | 32768-65535 | 許可 | インターネットでクライアントに対する Outboundレスポンスを許可(その入力値は例である) | | 197 | TCP | 0.0.0.0/0 | 1-65535 | ブロック | 上記のルールを除いた残りは、すべてトラフィックを遮断 | | 198 | UDP | 0.0.0.0/0 | 1-65535 | ブロック | 上記のルールを除いた残りは、すべてトラフィックを遮断 | | 199 | ICMP | 0.0.0.0/0 | - | ブロック | 上記のルールを除いた残りは、すべてトラフィックを遮断 | 参考 サーバの Inbound/Outboundを制御する ACG(Access Control Group)も Network ACLと同じルールで設定することをお勧めします。ACGはコンソール VPC環境の**Menu** > **All Services** > **Compute** > **Server** > **ACG**メニューで設定できます。詳細は、[ACG設定方法ガイド](/docs/ja/compute-compute-2-3)をご参照ください。 ### 4.VPC Peering作成 Network ACL設定を完了したら、**VPC Peering**メニューを通じて VPC間の通信をリクエストします。単向通信なので、リクエスト VPCと承諾 VPCを指定する必要があります。承諾 VPCは、マイアカウントに属した他の VPCまたは他のアカウント VPCのを入力できます。双方向通信を希望する場合、リクエスト VPCと承諾 VPCを逆に指定して通信網2つを作成します。 参照できるご利用ガイドは、次の通りです。 - [VPC Peering作成方法ガイド](/docs/ja/networking-vpc-vpcdetailedpeering) ### 5.Route Table設定 VPC Peeringの作成後は、ネットワークパスを設定するルーティングテーブルを設定します。Peeringをリクエストした VPCの Subnetは相手 VPCにルーティングを設定する必要があります。VPC Aの Subnet Aから VPC Bの Subnet Cに Peeringをリクエストした場合、Route Tableを以下のように設定できます。 | 目的地 | Targetタイプ | Target名 | | --- | --- | --- | | VPC Bの IPアドレス範囲 | VPCPEERING | 設定した VPC Peering名 | | 0.0.0.0/0 | IGW | INTERNET GATEWAY | | 10.0.0.0/16 | LOCAL | LOCAL | 参照できるご利用ガイドは、次の通りです。 - [Route Table設定方法ガイド](/docs/ja/networking-vpc-vpcdetailedroutetable) ### 6.サーバ作成 Route Table設定まで完了したら、作成された2つの VPCの中にそれぞれのサーバを作成します。サーバ作成時にあらかじめ作成した VPCと Subnetを選択し、上記で言及した ACGを入力します。サーバ作成を完了すると、そのサーバにアクセスしてからウェブサーバを作成し、HTTP通信できるかを確認します。 参照できるご利用ガイドは、次の通りです。 - [サーバ作成方法ガイド](/docs/ja/server-create-new-vpc)