- 印刷する
- PDF
ストレージ情報確認
- 印刷する
- PDF
VPC環境で利用できます。
サーバにデフォルトストレージ以外に追加ストレージを接続して使用できます。追加できるストレージは、ハイパーバイザのタイプとサーバのタイプによって異なります。
追加のストレージ仕様の詳細については、次のガイドをご参照ください。
ユーザーの不注意によりストレージに保存されたデータが削除された場合、データは復旧できません。データ損失を防止して重要な情報を保護するために、ストレージデータを定期的にバックアップすることをお勧めします。
Storage画面
NAVERクラウドプラットフォームポータルで、 コンソール > Services > Compute > Server > Storage メニューを順にクリックすると、Storage画面を確認できます。
Storage画面は、以下のように構成されています。
領域 | 説明 |
---|---|
① メニュー名 | 現在確認中のメニューの名前および作成したストレージ数 |
② 基本機能 | Storageメニューに初回アクセスすると提供される機能
|
③ 作成後の機能 | ストレージ作成後に提供される機能 |
④ 検索ボックス | 作成されたストレージをサーバ名、ストレージ名、接続情報の条件に応じて検索 |
⑤ フィルタ | 表示するストレージをフィルタリング |
⑥ ストレージリスト | 作成されたストレージのリスト
|
FB1/CB1の性能詳細情報
FB1ストレージと CB1ストレージのパフォーマンス指標は共通して最大値基準であり、一貫した値を保証するものではありません。FB1/CB1ストレージボリュームの性能とスループットは、次の2つの値のうち低い方の値によって決定されます。
- ストレージボリュームの性能/スループット
- サーバインスタンスの性能/スループット
サーバインスタンスの性能/スループットは、KVMベースサーバの特徴をご参照ください。
FB1の性能
FB1ストレージのスループット、スループットバーストとクレジット、スループットの変化について説明します。
FB1のスループットとスループットバースト
FB1ストレージのスループットは、ストレージのボリュームサイズによって4~500 MB/秒の範囲で可変提供します。
- スループット計算式: ストレージボリュームサイズ(GB) x 0.039MB/s
- 小数点以下を切り上げ処理します。
- 例) 1TB x 0.039MB/s = 39.936 => 40.0MB/s
FB1ストレージのスループットバーストは、25~500MB/秒の範囲で可変提供します。
- スループットバースト計算式: ストレージボリュームサイズ(GB) x 0.244MB/s
- 小数点以下を切り上げ処理します。
- 例) 100GB x 0.244MB/s = 24.4 => 25MB/s
FB1ストレージのスループットとスループットバーストは、ボリュームサイズによって決まります。
例を挙げると、次の通りです。
- 100GBボリューム: 最大25MB/sのバースト性能を提供。連続使用した場合、約41,943秒間性能を維持。
- 1TBボリューム: 最大250MB/sのバースト性能を提供。連続使用した場合、約4194秒間性能を維持。
FB1のスループットバーストクレジット
FB1ストレージのバーストクレジットは1TBです。バーストクレジットの回復性能は当該ボリュームの基準スループットなので、100GBボリュームの場合は4MB/秒の性能でバーストクレジットを回復し、1TBボリュームの場合は40MB/秒の性能でバーストクレジットを回復します。当該ボリュームの I/Oがない場合、バーストクレジットをすべて回復するのに必要な最大時間は262,144秒です。ただし、残りクレジット、ボリュームの性能使用量によって回復時間が異なることがあります。
FB1のスループット変化
ボリュームサイズによるスループットの変化は、次の表の通りです。
ボリュームサイズ | 基準スループット(MB/s) | バーストスループット(MB/s) | 備考 |
---|---|---|---|
100 GB | 4 | 25 | - |
1 TB | 40 | 250 | - |
2 TB | 80 | 500 | 2TBでバーストスループット最大到達 |
12 TB | 500 | 提供しない | 12TBで基準スループット最大到達 |
16 TB | 500 | 提供しない | - |
CB1の性能
CB1ストレージの IOPSと IOPSバースト、IOPSバーストクレジット、性能の変化について説明します。
CB1の IOPSおよび IOPSバースト
CB1ストレージの IOPS性能は、ストレージのボリュームサイズによって100~16,000IOPSの範囲で可変提供します。
- IOPS計算式: ストレージボリュームサイズ(GB) x 3IOPS
- ストレージボリュームサイズが33GBの場合、100IOPSを提供
- ストレージボリュームサイズ5333GB(5340GB)で IOPS最大値である16,000IOPSに到達
IOPSバーストはボリュームの基準性能値以上に一定時間使用できる機能です。
CB1ストレージの IOPSバーストは、3000IOPSで固定提供します。
- 基準 IOPS性能値が3000に達しない100GB以下のボリュームにのみ適用
- ストレージボリュームサイズ1000GBからは基準 IOPS性能値が3000に達するため、IOPSバーストを提供しない
CB1の IOPSバーストクレジット
CB1ストレージの IOPSバースト保持時間を計算するロジックを説明します。
ストレージボリュームの性能使用量とバケットのサイズ、基準性能値に基づいてバースト維持時間を計算できます。
- A: ストレージボリュームの性能使用量
- B: バケットサイズ(5,400,000)
- C: ボリュームサイズによる基準性能
- バースト保持時間の計算式は、「B / (A - C)」
- 例) ボリュームサイズ100GB基準バースト最大(3000IOPS)連続使用時、バースト維持時間は2000秒
- 例) ボリュームサイズ400GB基準バースト2000IOPS連続使用時、バースト維持時間は6,750秒
- バケットがフルになると、ボリュームの性能は基準性能に戻ります。
- バーストクレジット回復時間
- 回復時間は基準性能速度(C)で回復されます。
- 400GBボリュームが残りのクレジットをすべて消費し、I/Oがない状態でバーストクレジットをすべて回復するために必要な最大時間は、4500秒です。もし500IOPSを連続使用しながら回復する場合、約7715秒が必要です。
- 回復時間はボリュームの残りのクレジット、性能使用量によって異なります。
CB1の性能変化
ボリュームサイズによる性能の変化は、次の表の通りです。
ボリュームサイズ | 基準 IOPS | バースト IOPS | 基準スループット(MB/s) | バーストスループット(MB/s) | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
10 GB | 100 | 3,000 | 100 | - | - |
40 GB | 120 | 3,000 | 100 | - | - |
150 GB | 450 | 3,000 | 100 | - | - |
160 GB | 480 | 3,000 | 110 | - | - |
200 GB | 600 | 3,000 | 150 | - | - |
300 GB | 900 | 3,000 | 250 | - | 基準スループット、最大到達 |
1,000 GB | 3,000 | - | 250 | - | 基準 IOPS、バースト最大到達 |
5,340 GB | 16,000 | - | 250 | - | 基準 IOPS、最大到達 |