Network Load Balancer の作成と管理
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    Network Load Balancer の作成と管理

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    VPC環境で利用できます。

    Network Load Balancerは、大容量 TCPレイヤーの負荷分散処理に特化した Load Balancerです。クライアント IPアドレスをそのままロギングし、2つ(Round Robin、Hash)のロードバランシングアルゴリズムを提供します。

    Network Load Balancer作成

    Network Load Balancerを作成する方法は、次の通りです。

    1. NAVERクラウドプラットフォームコンソールにアクセスします。
    2. Services > Networking > Load Balancerメニューを順にクリックします。
    3. Load Balancerメニューをクリックします。
    4. [ロードバランサ作成] > [ネットワークロードバランサ作成] ボタンを順にクリックします。
      loadbalancer-network-vpc_button_ko
    5. ロードバランサの作成画面が表示されたら、以下の手順を順に行います。

    1. ロードバランサ作成

    作成する Network Load Balancerの情報を入力して [次へ] ボタンをクリックします。

    loadbalancer-network-vpc_create_ko

    • Network: Load Balancerのネットワークタイプを選択します。

      • Private IP: VPC内部の Private IPアドレスを利用して内部サーバからの負荷の分散を処理し、外部からはアクセスできません。
      • Public IP: VPC外部またはインターネットで呼び出せるように Public IPアドレスに設定され負荷の分散を処理し、Public IPアドレスと共に提供される任意のドメインを利用して、顧客が保有しているドメインまたは CDNサービスに接続して活用できます。
    • 負荷処理性能: 負荷処理性能による Load Balancerのサイズを選択します。

      • 負荷処理性能に応じて Small/Medium/Largeから選択できます。
      • それぞれ毎秒の接続数(CPS)基準で、最小100,000/200,000/400,000個の分散処理を保証します。
      • Private Network Load Balancerを作成する場合は、Smallのみ提供されます。
    • 対象 VPC: Load Balancerを作成する VPCを選択します。

    • サブネット選択: Load Balancerを作成する Zoneと Subnetを選択します。

    注意
    • 選択した Zoneと Subnetは Load Balancerの作成が完了したら変更できません。
    • 専用 Subnetを作成した後、選択します。Load Balancerがサーバと同じ Subnetに位置する場合、そのサーバで負荷分散を処理しません。
    • 対象 VPCで選択した VPCに含まれている Subnetのみ選択できます。

    • シンガポールリージョンの場合、選択したネットワークタイプに応じて Subnetを選択できます。

      • Private IPアドレスを選択した場合、Private Load Balancer Subnetで作成された Subnetのみ選択できます。
      • Public IPアドレスを選択した場合、Public Load Balancer Subnetで作成された Subnetのみ選択できます。
      • Subnet作成の詳細は、Subnet作成をご参照ください。
    • Load Balancerごとに別途の Subnetを作成する必要はありませんが、できるだけ Cクラス(255.255.255.0)規模の Subnetをお勧めします。

    • シンガポールリージョンで Networkを Public IPアドレスで選択した場合、固定 Public IPアドレスを指定できます。

      • グローバル IPアドレス: Subnetと同じ Zoneを選択し、Public IPアドレスメニューから申し込んだ IPアドレスの中から未使用中の IPアドレスを選択し、Load Balancerに割り当てます。申請した IPアドレスがない場合、グローバル IPアドレスの申し込みを選択して新たに申し込みできます。
      • 異なる Zoneに同じ Public IPアドレスは選択できません。
    注意

    一度設定された Public IPアドレスは固定されるため、半永久的に使用できますが、変更できません。

    2. ロードバランサ作成(リスナー設定)

    loadbalancer-network-vpc_listener_ko

    1. Load Balancerの基本リスナーが動作するプロトコルを設定します。
      • 韓国リージョンの場合、TCPプロトコルのみ選択できます。
      • シンガポールリージョンの場合、TCPまたは UDPプロトコルから選択できます。
    2. Load Balancerの基本リスナーがバインドするポートを設定します。
    3. [追加] ボタンをクリックします。
      • リスナーが追加されます。
      • 複数のリスナーを追加するには 1. ~ 3. の手順を繰り返します。
      • シンガポールリージョンの場合、Load Balancerを作成する際に1つのリスナーのみ追加できます。リスターの追加が必要な場合、Load Balancerを作成してからリスナー追加を参照にしてリスナーを追加してください。
      • 追加したリスナーを削除するには、[削除] ボタンをクリックしてください。
    4. [次へ] ボタンをクリックします。

    3. Target Group選択

    負荷分散の対象となる Target Groupを選択して [次へ] ボタンをクリックします。

    • 事前に Target Groupを作成する必要があります。作成された Target Groupがない場合、[Target Group作成] ボタンをクリックして Target Groupを作成します(Target Group作成を参照)。
    • 作成された Target Groupのうち、接続できる Target Groupのみ表示されます。
      • Network Load Balancerはリスナーのプロトコルタイプに応じて選択できる Target Groupが異なります。
        • 韓国リージョンの場合、リスナーのプロトコルタイプは TCPのみサポートされ、TCPプロトコルで作成された Target Groupのみ選択できます。
        • シンガポールリージョンの場合、リスナーのプロトコルタイプは TCPUDPがサポートされ、リスナーのプロトコルタイプと同じプロトコルで作成された Target Groupのみ選択できます。
    注意
    • Network Load Balancerより高性能で分散処理を行うために、DSR(Direct Server Return)で動作します。
      ただし、Private IP Network Load Balancerを利用する場合、以下のような状況で通信制約が発生することがあります。
      • Target Groupに属するサーバがその Network Load Balancerでリクエストする場合
      • クライアントが Private IP Network Load Balancer、Target Groupに属するサーバと同じポートでリクエストを試みる場合
    • バインドされたサーバの ACGおよび NACLに Load Balancer Subnet帯域がアクセスソースおよび許可ポートとして含まれていなければなりません。
    参考
    • Network Load Balancerは以下のように5-タプルハッシュアルゴリズムに基づいて負荷を分散します。その結果として新たなリクエストが Load Balancerに流入する場合、Source Portが変更されるため、他のサーバに送信されることがあります。
      • Source IP
      • Source Port
      • Destination IP
      • Destination Port
      • Protocol

    4. 設定情報を見る

    Load Balancerの設定情報を確認して [ロードバランサ作成] ボタンをクリックします。

    Network Load Balancerの管理

    作成した Application Load Balancerは Load Balancerとリスナーの設定を変更でき、モニタリング情報をグラフで確認できます。

    参考
    • Load Balancerに適用されたサーバは Target Groupメニューで変更できます。詳細は、Target設定をご参照ください。
    • Network Load Balancerは Subnetを変更できません。Subnetを変更する必要がある場合、Load Balancerを再作成します。

    Network Load Balancer設定

    Load Balancerの設定情報を確認して設定を変更する方法は、次の通りです。

    1. NAVERクラウドプラットフォームコンソールで Services > Networking > Load Balancerメニューを順にクリックします。

    2. Load Balancerメニューをクリックします。

    3. 設定情報を確認するか、変更する Load Balancerを選択し、[ロードバランサ設定変更] ボタンをクリックします。

      • ロードバランサの設定の変更ポップアップが表示され、Load Balancerの設定情報を確認できます。
    4. 変更事項を適用し、[確認] ボタンをクリックします。

      loadbalancer-network-vpc_edit_ko

      • 負荷処理性能を変更できます。
        • 負荷処理性能に応じて Small/Medium/Largeから選択できます。
        • それぞれ毎秒の接続数(CPS)基準で、最小100,000/200,000/400,000個の分散処理を保証します。

    リスナー設定

    リスナーの設定変更画面で登録されたリスナーを確認してリスナーを追加/変更/削除でき、ルールを照会して変更できます。

    参考

    Network Load Balancerはルールを追加したり削除できません。

    リスナーの設定変更画面に移動する方法は、次の通りです。

    1. NAVERクラウドプラットフォームコンソールで Services > Networking > Load Balancerメニューを順にクリックします。
    2. Load Balancerメニューをクリックします。
    3. リスナーの設定を変更したい Load Balancerを選択し、[リスナー設定変更] ボタンをクリックします。
      • リスナーの設定変更画面に移動し、Load Balancerを作成する際に設定したリスナーが Defaultとして照会されます。

    リスナー追加

    リスナーを追加する方法は次の通りです。

    1. リスナーの設定変更画面で [リスナー追加] ボタンをクリックします。
    2. 追加するリスナーのプロトコルを選択します。
      • 韓国リージョンの場合、TCPプロトコルのみ選択できます。
      • シンガポールリージョンの場合、TCPまたは UDPプロトコルから選択できます。
    3. リスナーがバインドするポート番号を入力します。
    4. そのリスナーのトラフィックを受信する Target Groupを選択します。
    5. [確認] ボタンをクリックします。

    リスナー変更

    リスナーを変更する方法は、次の通りです。

    1. リスナー設定変更の画面で [リスナー変更] ボタンをクリックします。
    2. リスナー追加を参照にして変更事項を適用します。
    3. [確認] ボタンをクリックします。

    リスナー削除

    参考
    • 最低でも1つのリスナーが残っている必要があるため、追加されたリスナーが1つの場合はリスナーを削除できません。1つ残ったリスナーを削除するには、リスナー追加をしてから削除します。
    • Load Balancerのステータスが運用中の場合にのみリスナーを削除できます。

    リスナーを削除する方法は、次の通りです。

    1. リスナーの設定変更画面で削除するリスナーを選択します。
    2. [リスナー削除] ボタンをクリックします。
    3. リスナー削除のポップアップの内容を確認して [削除] ボタンをクリックします。
      • 選択したリスナーが削除されます。

    ルール照会

    ルール照会/変更画面で登録されたルールを照会できます。

    ルールは以下の特性を持ちます。

    • 各ルールはアクションで構成(Network Load Balancerは条件が指定されていない)
    • Defaultルールは削除不可
    • 各ルールは優先順位に従って順に適用され、適用されなかったトラフィックは Defaultルールに従って動作

    登録されたルールを照会する方法は、次の通りです。

    1. リスナーの設定変更画面からルールを照会するリスナーを選択します。
    2. [ルール照会/変更] ボタンをクリックします。
      • ルール照会/変更画面に移動します。

    ルール変更

    ルールを変更する方法は、次の通りです。

    1. リスナー設定変更の画面でルールを変更するリスナーを選択して [ルール照会/変更] ボタンをクリックします。
    2. ルール照会/変更画面で変更するルールを選択して [ルール変更] ボタンをクリックします。
    3. 変更事項を適用します。
      • アクションで Target Groupを変更して [追加] ボタンをクリックします。
        • 加重値は変更できません。
      • 追加された Target Groupを削除するには、[x] ボタンをクリックします。
    4. [確認] ボタンをクリックします。

    Network Load Balancerのモニタリング

    選択した期間に応じて一定周期で収集した Concurrent Connectionと Connection Per Second、Traffic In、Available Host Count、Unavailable Host Count情報をそれぞれグラフで確認できます。

    参考

    選択した期間に応じて収集周期は異なり、負荷分散を処理して収集されたモニタリング情報は最小1分から最大直近1年まで設定して確認できます。

    集計周期(Interval)照会期間
    1分周期最大6時間
    5分周期最大1日
    30分周期最大1週間
    2時間周期最大1か月
    1日周期1か月超え

    Network Load Balancerのモニタリング情報を確認する方法は、次の通りです。

    1. NAVERクラウドプラットフォームコンソールで Services > Networking > Load Balancerメニューを順にクリックします。
    2. Load Balancerメニューをクリックします。
    3. モニタリングする Load Balancerを選択して [モニタリング] ボタンをクリックします。
      • ロードバランサの基本モニタリングのポップアップが表示され、モニタリング情報をグラフで確認できます。
      • 期間を選択して選択された期間に収集したモニタリング情報を確認できます。
      • [更新] ボタンをクリックすると、照会されたグラフが更新されます。
      • i_loadbalancer_enlargementをクリックすると、拡大したグラフを確認でき、[x] ボタンをクリックして収集したモニタリング情報をエクセルファイルでダウンロードできます。

    Network Load Balancer削除

    注意

    Load Balancerを削除すると、Route Tableに設定されていたルールが一緒に削除されます。Route Tableのルールを他のサービスで利用中の場合、Load Balancerを削除すると機能が正常に動作しないことがあります。

    Network Load Balancerを削除する方法は、次の通りです。

    1. NAVERクラウドプラットフォームコンソールで Services > Networking > Load Balancerメニューを順にクリックします。
    2. Load Balancerメニューをクリックします。
    3. 削除する Load Balancerを選択して [ロードバランサ削除] ボタンをクリックします。
    4. ロードバランサ削除のポップアップの内容を確認し、[削除] ボタンをクリックします。
      • 選択した Load Balancerが削除されます。
    参考

    シンガポールリージョンの場合、Public IP Load Balancerを削除すると使用中の Public IPアドレスも返却できます。返却しなかった IPアドレスは、他のサーバまたは Public IP Load Balancerに再度割り当てることができます。


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