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Load Balancer の概要
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Classic/VPC環境で利用できます。
Load Balancerは受信トラフィックを多数のサーバに分散させるサービスであり、登録されたメンバーサーバに受信トラフィックを分散させて可用性を向上させ、システム稼働率を調整する役割をします。これにより、ワークロードの可用性を向上させ、予期しないサーバの障害または予定されている変更作業などに対して中断なしに対応できるようにサポートします。
Classic環境では Classic Load Balancerを提供し、VPC環境では Application Load Balancer/Network Load Balancer/Network Proxy Load Balancerをそれぞれ提供することで、顧客サービスに適した Load Balancerを選択できます。
Load Balancerが提供する様々な機能
Load Balancerは VPCと Classic環境をサポートし、使用する環境に応じて3つのタイプの Load Balancerを提供します。
環境や Load Balancerのタイプ別に提供する機能が異なり、VPC環境で提供する機能は VPC環境を、Classic環境で提供する機能は Classic環境をご参照ください。
VPC環境
Load Balancerが VPC環境でサポートする様々な機能は次の通りです。
- TCP高性能分散処理(Network Load Balancer): 1秒当たりの接続数を基に最小100,000個から最大400,000個までのパフォーマンスを保証し、サービスの規模に最適化した負荷分散性能を提供
- TCPセッション管理(Network Proxy Load Balancer): TCPベースのアプリケーションに使用できる Proxy方式の通信を提供
- SSL認証および暗号化設定(Application Load Balancer, Network Proxy Load Balancer): TLSv1/TLSv1.1/TLS1.2など、SSLプロトコールを提供し、Certificate Managerサービスと連携して証明書を管理可能
- 様々なサーバの負荷分散方式(Application Load Balancer, Network Proxy Load Balancer): : 3つのサーバの負荷分散方式を提供
- Round Robin(循環順序)
- Least Connection(最小接続)
- Source IP Hash(IPアドレスハッシュ)
- L7(Application Layer)機能提供(Application Load Balancer): Load Balancerにサポートされるルールでクライアントのリクエストを細分化してサーバに送信可能
- Load Balancerのモニタリング: 一定周期別に収集されたモニタリング情報を提供
- Load Balancerのポート設定: 複数の Load Balancerルールを同時に適用可能
Classic環境
Load Balancerが Classic環境でサポートする様々な機能は次の通りです。
- SSL認証および暗号化設定: Certificate Managerサービスと連携して Load Balancerに証明書適用および証明書管理可能
- Load Balancerのポート設定: 複数の Load Balancerルールを同時に適用可能
- Load Balancerのモニタリング: 一定周期別に収集されたモニタリング情報を提供
- Load Balancerの管理: Load Balancerを作成後、Connection Ilde Time(Load Balancerとの接続維持時間)と Keep-Alive(既存接続の再使用)の設定を変更可能
- 様々なサーバの負荷分散方式: 3つのサーバの負荷分散方式を提供
- Round Robin(循環順序)
- Least Connection(最小接続)
- Source IP Hash(IPアドレスハッシュ)
Load Balancerご利用ガイドのご案内
Load Balancerは韓国、シンガポール、米国西部、香港、日本、ドイツリージョンでサービスを提供しています。リージョン別に提供するサービスの内容が異なるため、リージョン別に提供するサービスの内容に応じてご利用ガイド目次を以下のように提供しています。
韓国、シンガポールリージョン
韓国、シンガポールリージョンで Load Balancerを円滑に利用するために、以下の目次と目次別の内容を確認してください。
- Load Balancer の概要: Load Balancerの紹介、利用に役立つ関連リソース、FAQのご案内
- Load Balancer の仕様: Load Balancerを使用するためのサポート仕様、制約事項、料金のご案内
- Load Balancer のシナリオ: Load Balancerを使用するための全プロセスのご案内
- Load Balancer を開始する(VPC): Load Balancerを使用するための事前作業、Target Groupの作成、Load Balancerの作成方法のご案内
- Load Balancerを使用する(VPC): VPC環境における Load Balancerの使用方法のご案内
- Target Group 画面: Target Group画面のご案内
- Target Group の作成と管理: Target Groupの作成、削除、管理方法のご案内
- Load Balancer 画面: VPC環境で提供する Load Balancer画面のご案内
- Application Load Balancer の作成と管理: Application Load Balancerの作成、削除、管理方法のご案内
- Network Load Balancer の作成と管理: Network Load Balancerの作成、削除、管理方法のご案内
- Network Proxy Load Balancer の作成と管理: Network Proxy Load Balancerの作成、削除、管理方法のご案内
- 複数証明書の使用: 複数の TLS/SSL認証書を使用する方法のご案内
- Load Balancer の権限管理(VPC): Sub Accountを用いた Load Balancerの権限管理方法のご案内
- Load Balancer を開始する(Classic): Load Balancerを使用するための事前作業、Target Groupの作成、Load Balancerの状態変更方法のご案内
- Load Balancerを使用する(Classic): Classic環境における Load Balancerの使用方法のご案内
- Load Balancer 画面: Classic環境で提供する Load Balancer画面のご案内
- Load Balancer の作成と管理: Classic環境で提供する Load Balancerの作成、削除、管理方法のご案内
- Load Balancer の用語: Load Balancerを使用の際に知っておくべき主な用語と解説のご案内
- Load Balancer のリリースノート: Load Balancerご利用ガイドのアップデート履歴
米国西部、香港、日本、ドイツリージョン
米国西部、香港、日本、ドイツリージョンで Load Balancerを円滑に利用するために、以下の目次と目次別内容を確認してください。
- Load Balancer の概要: Load Balancerの紹介、利用に役立つ関連リソース、FAQのご案内
- Load Balancer の仕様: Load Balancerを使用するためのサポート仕様、制約事項、料金のご案内
- Load Balancer のシナリオ: Load Balancerを使用するための全プロセスのご案内
- Load Balancer を開始する(Classic): Load Balancerを使用するための事前作業、Target Groupの作成、Load Balancerの状態変更方法のご案内
- Load Balancerを使用する(Classic): Classic環境における Load Balancerの使用方法のご案内
- Load Balancer 画面: Classic環境で提供する Load Balancer画面のご案内
- Load Balancer の作成と管理: Classic環境で提供する Load Balancerの作成、削除、管理方法のご案内
- Load Balancer の用語: Load Balancerを使用の際に知っておくべき主な用語と解説のご案内
- Load Balancer のリリースノート: Load Balancerご利用ガイドのアップデート履歴
Load Balancerの関連リソース
NAVERクラウドプラットフォームでは、Load Balancerについて顧客に理解していただくように、ご利用ガイドの他にも様々な関連リソースを提供しています。Load Balancerの導入を検討中か、データ関連ポリシーを作成するために詳細な情報を必要とする開発者やマーケターなどの方は以下のリソースを積極的に活用することをお勧めします。
Load Balancerに対する理解と使用方法の高度化
- Load Balancer (VPC) APIガイド: Load Balancerの開発者向けの VPC環境での API使用方法
- Load Balancer (Classic) APIガイド: Load Balancerの開発者向けの Classic環境での API使用方法
- Load Balancer CLIガイド: Load Balancerの開発者向けの CLI使用方法
- Ncloud使用環境ガイド: VPC、Classic環境とサポート有無に関するご利用ガイド
- 料金の紹介、特徴、詳細機能: Load Balancerの料金体系、Load Balancerの特徴と詳細機能のサマリー
- サービスに関する最新のお知らせ: Load Balancerに関連する最新のお知らせ
- よくある質問: Load Balancerのユーザーからのよくある質問
- お問い合わせ: ご利用ガイドだけでは不明な点が解消されない場合、直接お問い合わせ
Load Balancerの使用に必要な連携サービスご利用ガイド
- Server作成ガイド: Load Balancerにバインドする Serverの作成方法
- VPC/Subnetご利用ガイド: Serverに使用する VPC/Subnetの作成方法
- ACGご利用ガイド: Serverに使用する ACGの作成方法
- Sub Accountご利用ガイド: Load Balancerの管理と運営権限管理をサポートする Sub Accountの使用方法
- Cloud Log Analyticsご利用ガイド: Load Balanceのログ(Log)を管理する Cloud Load Analyticsの使用方法
- Object Storageご利用ガイド: Cloud Load Analyticsに保存されているログ(Log)を永久保存できる Object Storageの使用方法
- Certificate Managerご利用ガイド: Load Balancerで設定する SSL証明書の登録方法
よくある質問を先にご確認ください。
Q. Load Balancerは最大何個まで作成できますか?
- リージョン1つにつき最大50の Load Balancerを作成できます。
Q. 1つの Load Balancerに何台のサーバをバインドできますか?
- 1つの Load Balancerは、最大50台のサーバをバインドできます。
Q. 1つの Load Balancerに複数のサーバを適用できますか?
- 1つの Load Balancerに複数の Zoneにあるサーバをすべて適用できます。また、他の Load Balancerに適用されたサーバも適用できます。
Q. サービス用ドメインに Load Balancerのドメイン名を設定する方法を教えてください。
- 以下の手順に従って設定します。
- ドメインを設定する Load Balancerをクリックしてアクセス情報を確認します。
- Services > Networking > Global DNS > Recordメニューを順にクリックします。
- [ドメインの追加] ボタンをクリックしてドメインを追加します。
- [レコードの追加] ボタンをクリックします。
- レコード名を入力し、以下の場合に応じてレコード値を入力します。
- Aレコードに追加する場合、保有しているサービスドメイン名に対して Aレコードに提供された Load Balancer IPアドレスを入力します。
- CNAMEレコードに追加する場合、保有しているサービスドメイン名に対して CNAMEレコードに提供された Load Balancerのドメインを入力します。
- 例) 顧客が example.comドメインを保有している場合
- 例) zone apex(-root domain)に対して CNAMEは登録できません。(RFC1033)
- 例) 顧客が example.comドメインを保有している場合
- [追加] ボタンをクリックします。
- Load Balancer DNS名で照会される IPアドレスは、スケール変更と多重 zone使用設定によって変更されることがあります。したがって、提供された DNS名の代わりに、照会される IPアドレスを直接サービスに登録して使用しないようご注意ください。
- Load Balancerに提供される DNS名は変更できないため、DNS名で登録した場合、サービスに影響はありません。
Q. User Createdポリシーを介してアクション単位で権限を定義するには、アクション間の関係を熟知している必要がありますか?
- メインアカウントがサブアカウントに与える細部アクションを選択する際、関連したアクションも自動的に選択される機能を提供しています。