- 印刷する
- PDF
Nodes
- 印刷する
- PDF
VPC環境で利用できます。
Ordererの管理
Ordering Serviceノード(Orderer)は、ネットワーク内のチャネルに関する構成情報を管理するシステム管理者の役割を持っています。ネットワークで発生するトランザクションブロックの順序を指定して(ordering)、Peerノードにブロックを伝達します。
Ordererの作成
ネットワーク内のチャネルに関する構成情報を管理するOrdererを作成できます。
Ordererを作成する方法は以下のとおりです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールのVPC環境でServices > Blockchain > Blockchain Service > Nodesメニューを順にクリックします。
- ネットワーク名のドロップダウンリストでOrdererを作成するネットワークをクリックします。
- [Orderers] タブをクリックし、[Ordererの作成] ボタンをクリックします。
- Ordererの作成情報を指定し、[作成] ボタンをクリックします。
- Ordererが作成されます。
- CAユーザーID(Orderer)は、このネットワークCAに登録したOrdererタイプIDのうち、一つを選択します。詳細については、CAユーザーIDの管理を参考にしてください。
- OrdererのタイプはSingle(Raft 1)、Multiple(Raft 5)のうち一つを選択できます。それぞれ1つと5つのOrdererノードが作成されます。高可用性が必要なプロダクション環境では、Multiple(Raft 5)を使用してください。(推奨)
- OrdererのタイプをMultiple(Raft 5)に構成する場合、Ordererノードが5つ作成されるので、Kubernetesクラスタの使用可能なリソースをあらかじめ確認してください。
- Network配布項目をクリックしてKubernetesクラスタノードプールを指定すると、このノードプールにブロックチェーンノードが配布されます。Ncloud Kubernetes Serviceのノードアフィニティーラベル(node affinity label)に設定された内容がリストに表示され、最大3つまで指定できます。
Ordererの詳細情報の確認
Ordererの詳細情報を確認する方法は以下のとおりです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールのVPC環境でServices > Blockchain > Blockchain Service > Nodesメニューを順にクリックします。
- ネットワーク名のドロップダウンリストでOrdererを確認するネットワークをクリックします。
- [Orderers] タブをクリックします。
- 確認するOrdererをクリックします。
- Ordererの詳細情報が表示されます。
Ordererリスト画面の各項目についての説明は以下のとおりです。
領域 | 説明 |
---|---|
① Ordererの作成 | 新しいOrdererの作成 |
② Ordererの削除 | 選択したOrdererの削除 |
③ コンソーシアムの管理 | 選択したOrdererのID(Identity)を管理(登録/発行/再発行、ダウンロード) |
④ モニタリング | 選択したOrdererのコンテナリソース状況の照会 |
⑤ Ordererの管理 | 選択したOrdererのエクスポート/コンテナリソース容量の変更 |
⑥ Orderer項目 | Ordererの基本情報の確認 |
⑦ 詳細情報 | Ordererの詳細情報の確認 |
⑧ コンソーシアム情報 | 参加しているコンソーシアム情報の確認 |
⑨ Channel情報 | 参加しているチャネル情報の確認 |
⑩ Endpoint情報 | アクセスできるエンドポイント情報の確認 |
⑪ リソース情報 | Ordererのコンテナリソース容量とログの確認 |
Ordererのコンソーシアム構築
コンソーシアムを構築すると、そのメンバーはトランザクションの内訳を共有できます。
Ordererのコンソーシアムを管理する方法は以下のとおりです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールのVPC環境でServices > Blockchain > Blockchain Service > Nodesメニューを順にクリックします。
- ネットワーク名のドロップダウンリストで当該ネットワークをクリックします。
- [Orderers] タブをクリックします。
- Ordererリストでコンソーシアムを管理するOrdererを選択し、[コンソーシアムの管理] ボタンをクリックします。
- 全体MSPリストでコンソーシアムを追加するMSPを選択し、> ボタンをクリックしてコンソーシアムメンバーリストに追加します。
- コンソーシアムメンバーから除外するには、MSPを選択し、< ボタンをクリックします。
チャネルを作成するには、Ordererについてコンソーシアムを構築する必要があります。詳細内容については、チャネルの作成を参考にしてください。
Ordererのモニタリング
Ordererのコンテナリソース状況と履歴情報を確認する方法は以下のとおりです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールのVPC環境でServices > Blockchain > Blockchain Service > Nodesメニューを順にクリックします。
- ネットワーク名のドロップダウンリストで当該ネットワークをクリックします。
- [Orderers] タブをクリックします。
- OrdererリストでモニタリングするOrdererを選択し、[モニタリング] ボタンをクリックします。
- モニタリングのポップアップで照会するコンテナや照会期間を設定します。
- CPU、Memory、Storage情報が表示されます。
- 現在の時刻を反映して再照会するには、[更新] ボタンをクリックします。
Ordererのエクスポート
Ordererをエクスポートする方法は以下のとおりです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールのVPC環境でServices > Blockchain > Blockchain Service > Nodesメニューを順にクリックします。
- ネットワーク名のドロップダウンリストで当該ネットワークをクリックします。
- [Orderers] タブをクリックします。
- OrdererリストでエクスポートするOrdererを選択し、[Ordererの管理] ボタンをクリックします。
- Exportをクリックします。
- JSON形式のOrdererファイルがダウンロードされます。
Ordererのリソース容量の変更
Ordererのコンテナリソース容量を変更する方法は以下のとおりです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールのVPC環境でServices > Blockchain > Blockchain Service > Nodesメニューを順にクリックします。
- ネットワーク名のドロップダウンリストで当該ネットワークをクリックします。
- [Orderers] タブをクリックします。
- Ordererリストでリソース容量を変更するOrdererを選択し、[Ordererの管理] ボタンをクリックします。
- リソース容量の変更をクリックします。
- Ordererのリソース管理ポップアップで変更するコンテナ項目の [変更] をクリックし、CPU、Memory、Storage情報を変更して [適用] ボタンをクリックします。
ストレージ容量は10単位で入力でき、
Ordererのコンテナリソース容量の変更が適用されるには、1~2分程度かかります。適用時間の間、コンテナ動作をストップします。
Ordererの削除
Ordererを削除する方法は以下のとおりです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールのVPC環境でServices > Blockchain > Blockchain Service > Nodesメニューを順にクリックします。
- ネットワーク名のドロップダウンリストでOrdererを削除するネットワークをクリックします。
- [Orderer] タブをクリックします。
- Ordererリストで削除するOrdererを選択し、[Ordererの削除] ボタンをクリックします。
- 削除するOrderer名を入力し、[削除] ボタンをクリックします。
Peerの管理
Peerノードはネットワークの維持及びトランザクションを処理し、台帳(Ledger)やチェーンコード(Chaincode)を管理する役割をします。
Peerの作成
スマート契約(Smart contract)を実行して台帳(ledger)を保存するPeerを作成できます。
Peerを作成する方法は以下のとおりです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールのVPC環境でServices > Blockchain > Blockchain Service > Nodesメニューを順にクリックします。
- ネットワーク名のドロップダウンリストでPeerを作成するネットワークをクリックします。
- [Peers] タブをクリックし、[Peerの作成] ボタンをクリックします。
- Peerの作成情報を指定し、[作成] ボタンをクリックします。
- Peerが作成されます。
- CAユーザーID(Peer) は、CAに登録したPeerタイプIDのうち、一つを選択します。詳細については、CAユーザーIDの管理を参考にしてください。
- StateデータベースはLevelDBとCouchDBのうち一つを選択でき、コンソーシアム内で同じデータベースに構成する必要があります。
- StateデータベースをCouchDBに選択する場合、Peerノード以外にCouchDBノードが別途作成されます。
- Network配布項目をクリックしてKubernetesクラスタノードプールを指定すると、このノードプールにブロックチェーンノードが配布されます。Ncloud Kubernetes Serviceのノードアフィニティーラベル(node affinity label)に設定された内容がリストに表示され、最大3つまで指定できます。
- Peerの作成が完了するまで、1~5分程度かかります。Peerの作成が完了して運用が開始されると、Peerリストの状態列に運用中が表示されます。
Peerの詳細情報の確認
CAの詳細情報を確認する方法は以下のとおりです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールのVPC環境でServices > Blockchain > Blockchain Service > Nodesメニューを順にクリックします。
- ネットワーク名のドロップダウンリストでPeerを確認するネットワークをクリックします。
- [Peers] タブをクリックします。
- 確認するPeerをクリックします。
- Peerの詳細情報が表示されます。
Peerリスト画面の各項目に関する説明は以下のとおりです。
領域 | 説明 |
---|---|
① Peerの作成 | 新しいPeerの作成 |
② Peerの削除 | 選択したPeerの削除 |
③ モニタリング | 選択したPeerのコンテナリソース状況の照会 |
④ Peerの管理 | 選択したPeerのコンテナリソース容量の変更 |
⑤ Peer項目 | Peerの基本情報確認 |
⑥ 詳細情報 | Peerの詳細情報の確認 |
⑦ 参加中のChannel | 参加中のチャネル情報の確認 |
⑧ Chaincode情報 | 管理中のチェーンコード情報の確認 |
⑨ Endpoint情報 | アクセスできるエンドポイント情報の確認 |
⑩ リソース情報 | Peerのコンテナリソース容量とログの確認 |
Peerのモニタリング
Peerのコンテナリソース状況と履歴情報を確認する方法は以下のとおりです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールのVPC環境でServices > Blockchain > Blockchain Service > Nodesメニューを順にクリックします。
- ネットワーク名のドロップダウンリストで当該ネットワークをクリックします。
- [Peers] タブをクリックします。
- PeerリストでモニタリングするPeerを選択し、[モニタリング] ボタンをクリックします。
- モニタリングのポップアップで照会するコンテナや照会期間を設定します。
- CPU、Memory、Storage情報が表示されます。
- 現在の時刻を反映して再照会するには、[更新] ボタンをクリックします。
Peerリソース容量の変更
Peerのコンテナリソース容量を変更する方法は以下のとおりです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールのVPC環境でServices > Blockchain > Blockchain Service > Nodesメニューを順にクリックします。
- ネットワーク名のドロップダウンリストで当該ネットワークをクリックします。
- [Peers] タブをクリックします。
- Peerリストでリソース容量を変更するPeerを選択し、[Peer管理] ボタンをクリックします。
- リソース容量の変更をクリックします。
- Peerのリソース管理ポップアップで変更するコンテナ項目の [変更] をクリックし、CPU、Memory、Storage情報を変更して [適用] ボタンをクリックします。
ストレージ容量は10単位で入力でき、
Peerのコンテナリソース容量の変更が適用されるには、1~2分程度かかります。適用時間の間、コンテナ動作をストップします。
Peerの削除
Peerを削除する方法は以下のとおりです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールのVPC環境でServices > Blockchain > Blockchain Service > Nodesメニューを順にクリックします。
- ネットワーク名のドロップダウンリストでPeerを削除するネットワークをクリックします。
- [Peers] タブをクリックします。
- Peerリストで削除するPeerを選択し、[Peerの削除] ボタンをクリックします。
- 削除するPeer名を入力し、[削除] ボタンをクリックします。
- このPeerがメンバーに追加(join)されていたチャネルからも削除されます。
CAの管理
Hyperledger Fabricは承認を受けた参加者のみがネットワークに参加できます。ネットワーク上では自分の身分証明のために、PKI(Public Key Infrastructure)ベースのID(Identity)を利用します。CAノードは、このようなIDを発行できます。
CAの作成
Organizationに属するノードと管理者アカウントを管理するためのCA(Certificate Authority)を作成できます。
CAを作成する方法は以下のとおりです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールのVPC環境でServices > Blockchain > Blockchain Service > Nodesメニューを順にクリックします。
- ネットワーク名のドロップダウンリストでCAを作成するネットワークをクリックします。
- [CAs]タブをクリックし、[CAの作成] ボタンをクリックします。
- CAの作成情報を指定し、[作成] ボタンをクリックします。
- CAが作成されます。
- CAユーザーID(Admin)は、このネットワークCAにAdminタイプで作成されます。
- CAユーザーパスワード(Admin)はCAノードに保存し、ブロックチェーンサービスDBでは管理しません。
- CAデータベースは、SQLiteのみ提供します。
- Network配布項目をクリックしてKubernetesクラスタノードプールを指定すると、このノードプールにブロックチェーンノードが配布されます。Ncloud Kubernetes Serviceのノードアフィニティーラベル(node affinity label)に設定された内容がリストに表示され、最大3つまで指定できます。
- CAの作成が完了するまで、1~5分程度かかります。CAの作成が完了して運用が開始されると、CAリストの状態列に運用中が表示されます。
CAの詳細情報の確認
CAの詳細情報を確認する方法は以下のとおりです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールのVPC環境でServices > Blockchain > Blockchain Service > Nodesメニューを順にクリックします。
- ネットワーク名のドロップダウンリストでCAを確認するネットワークをクリックします。
- [CAs] タブをクリックします。
- 確認するCAをクリックします。
- CAの詳細情報が表示されます。
CAリスト画面の各項目に関する説明は以下のとおりです。
領域 | 説明 |
---|---|
① CAの作成 | 新しいCAの作成 |
② CAの削除 | 選択したCAの削除 |
③ ユーザーIDの管理 | 選択したCAのアイデンティティ(Identity)を管理(登録/発行/再発行、ダウンロード) |
④ モニタリング | 選択したCAのコンテナリソース状況の照会 |
⑤ CAの管理 | 選択したCAのコンテナリソース容量の変更 |
⑥ CA項目 | CA基本情報の確認 |
⑦ 詳細情報 | CAの詳細情報の確認 |
⑧ Endpoint情報 | アクセスできるエンドポイント情報の確認 |
⑨ リソース情報 | CAのコンテナリソース容量とログの確認 |
CAユーザーIDの管理
CAで管理するID(Identity)を登録(Register/Enroll)して証明書を発行してもらったり、証明書をダウンロードでき、有効期間が満了していない証明書に対して再発行(Re-enroll)できます。
ユーザーIDと証明書を管理する方法は以下のとおりです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールのVPC環境でServices > Blockchain > Blockchain Service > Nodesメニューを順にクリックします。
- ネットワーク名のドロップダウンリストで当該ネットワークをクリックします。
- [CAs] タブをクリックします。
- CAリストでCA IDを登録するCAを選択し、[ユーザーIDの管理] ボタンをクリックします。
- ユーザーIDと証明書管理ポップアップでIDを設定します。
- IDを登録するには** [追加] **ボタンをクリックし、下部の新しく作成された設定フィールドにID、パスワード、ユーザータイプ(注文者、ピア、クライアント)を設定し、登録ボタンをクリックします 。
- 証明書をダウンロードするには、当該IDの [Export] ボタンをクリックすると、JSON形式のファイルがダウンロードされます。
- 証明書を再発行するには、[再発行] ボタンをクリックします。証明書が発行されると、ユーザーIDはCAノードに保存し、ブロックチェーンサービスDBでは管理しません。
ID(Identity)に関する詳細については、以下をご参照ください。
ID(Identity)の有効期間と作成基準
- Fabric CAサーバで発行される証明書のすべてのIDタイプ:3年
- ただし、Peer、Ordererを作成すると、連携されるID証明書はOpenSSLで独自発行され、その有効期間は30年です。
CAモニタリング
CAのコンテナリソース状況と履歴情報を確認する方法は以下のとおりです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールのVPC環境でServices > Blockchain > Blockchain Service > Nodesメニューを順にクリックします。
- ネットワーク名のドロップダウンリストで当該ネットワークをクリックします。
- [CAs] タブをクリックします。
- CAリストでモニタリングするCAを選択し、[モニタリング] ボタンをクリックします。
- モニタリングのポップアップで照会するコンテナや照会期間を設定します。
- CPU、Memory、Storage情報が表示されます。
- 現在の時刻を反映して再照会するには、[更新] ボタンをクリックします。
CAリソース容量の変更
CAのコンテナリソース容量を変更する方法は以下のとおりです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールのVPC環境でServices > Blockchain > Blockchain Service > Nodesメニューを順にクリックします。
- ネットワーク名のドロップダウンリストで当該ネットワークをクリックします。
- [CAs] タブをクリックします。
- CAリストでリソース容量を変更するCAを選択し、[CA管理] ボタンをクリックします。
- リソース容量の変更をクリックします。
- CAのリソース管理ポップアップで変更するコンテナ項目の [変更] をクリックし、CPU、Memory、Storage情報を変更して [適用] ボタンをクリックします。
ストレージ容量は10単位で入力でき、
CAのコンテナリソース容量の変更が適用されるには、1~2分程度かかります。適用時間の間、コンテナ動作をストップします。
CAの削除
CAを削除する方法は以下のとおりです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールのVPC環境でServices > Blockchain > Blockchain Service > Nodesメニューを順にクリックします。
- ネットワーク名のドロップダウンリストでCAを削除するネットワークをクリックします。
- [CAs] タブをクリックします。
- CAリストで削除するCAを選択し、[CAの削除] ボタンをクリックします。
- 削除するCA名を入力し、[削除] ボタンをクリックします。