Classic/VPC環境で利用できます。
すべての環境で共通して必要となる事前タスクです。環境別ガイドに進む前に、必ず完了してください。
始める前に
環境別ガイドを始める前に、以下の項目を全て準備してください。
- EAB認証情報: Certificate Managerコンソールで発行した EAB Key IDおよび EAB HMAC Keyを用意します。
- EABキーは1度しか使用できません。アカウント登録が完了すると再利用できないため、発行後は直ちに安全な場所に保管してください。
- ドメイン鑑賞方法を決定: 使用するドメイン検証方法を予め決定します。
- 組織事前登録(OV証明書限定): OV証明書を使用する場合、Certificate Manager > Organizationメニューで組織検証を予め完了しておく必要があります。
- DNS TXTレコード登録(事前検証方法限定): 事前検証方法を使用する場合、Certificate Manager > Domainsメニューで TXTレコード登録と検証を完了しておく必要があります。
ACMEを通じて OV証明書をリクエストする場合、Certificate Manager > Organizationメニューで当該組織の事前検証を予め完了しておく必要があります。検証されていない組織でリクエストした場合、発行は失敗します。
ステップ1: 組織事前登録(OV証明書限定)
OV証明書を使用する場合にのみ必要なステップです。DV証明書を使用する場合は、このステップをスキップし、ステップ2: EAB認証情報発行に進みます。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールで、Menu > Services > Security > Certificate Managerメニューを順にクリックします。
- Organizationメニューをクリックします。
- [組織追加] ボタンをクリックし、担当者の情報、組織名、アドレスなどを入力します。
- 検証が完了するまで待機します。検証完了後、ACMEリクエストを行うと直ちに発行されます。
組織登録や検証方法についての詳細は、組織追加と検証をご参照ください。
ステップ2: EAB認証情報発行
External Account Binding(EAB)認証情報は、ACMEアカウント登録時に使用する認証情報です。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールで、Menu > Services > Security > Certificate Managerメニューを順にクリックします。
- ACMEメニューをクリックします。
- [EAB発行] ボタンをクリックします。
- 発行された認証情報を確認します。
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| EAB Key ID (KID) | ACMEアカウント登録時に使用するキー識別子 |
| EAB HMAC Key | ACMEアカウント登録時に使用する署名キー |
EABキーは1度しか使用できません。アカウント登録に使用すると消費され再利用できないため、発行後は直ちに安全な場所に保管してください。紛失した場合は、再発行できます。
ステップ3: DNS TXTレコード登録(事前検証方法限定)
事前検証方法を使用する場合にのみ必要なステップです。Certificate Manager > Domainsメニューで TXTレコードを登録して検証を完了します。1度登録すれば、以降の全ての更新で再利用されます。
DNS-01の動的検証方法を使用する場合(Ncloud Global DNSフックスクリプト、cert-manager webhookなど)、このステップは不要です。TXTレコードが自動的に作成・削除されます。
ドメイン検証方法の比較
ドメイン検証方法は、EAB設定に応じて2種類に分類されます。環境別ガイドを始める前に、使用する方法を決定します。
DNS-01動的検証方法
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 説明 | 発行・更新するたびに、ACMEプロトコルによってドメイン検証を動的に実行 |
| 特徴 | ACME標準プロトコルをそのまま使用 |
| 自動化条件 | Ncloud Global DNS APIの連携スクリプトまたは Certbot DNSプラグインが必要 |
| ワイルドカードサポート | サポート |
事前検証方法
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 説明 | Certificate Managerの Domainsメニューで予め完了した DNS TXT検証情報を再利用 |
| 特徴 | Certificate Managerが独自の検証データで自動的に処理 |
| 自動化条件 | 別途の DNSレコード操作なしでクライアントで自動的に処理される |
| ワイルドカードサポート | サポート |
DNS-01の動的検証方法で完全な自動化を実装するには、使用中の DNSサービスが提供する Certbot DNSプラグインを利用するか、DNS APIを呼び出すスクリプトを作成して Certbotクライアントと連携します。これにより、DNS TXTレコードの作成と削除プロセスを自動化できます。
ACME Directory URL
環境別ガイドを進める場合は、以下の URLを ACMEディレクトリアドレスとして使用します。
| 区分 | URL |
|---|---|
| 運用環境 | https://acme.navercloudtrust.com/acme/directory |