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CLOVA Chatbotの用語
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Classic/VPC環境で利用できます。
CLOVA Chatbotを使用するために、必ず知っておくべきいくつかの用語があります。用語とその説明は、次の通りです。
API Gateway
NAVERクラウドプラットフォームで提供するサービスで、APIの呼び出しに関連したすべての操作を便利に管理できます。
共通メッセージ
会話データセット以外の、共通して設定できるチャットボットメッセージです。共通メッセージには、ウェルカムメッセージ、失敗メッセージ、無応答メッセージ、固定メニュー、フィードバック、類似の返答、プッシュメッセージがあります。
会話入力者
会話入力者は、会話管理、会話オプション管理、テスト画面を利用できます。ドメイン管理者から招待されたURLを通じてチャットボットドメインにアクセスできます。
会話キャンバス
簡単かつスピーディーに会話の流れを設計できるようにサポートする機能です。一般FAQ会話よりは、AiCallの会話の流れ図を設計する際に利用すると便利です。会話リストだけでは会話の流れが掴みづらいですが、会話キャンバスを用いると会話の流れを一目で把握できます。
ドメイン
チャットボットの基準となる単位で、チャットボット1台当たり一つのドメインを作成します。会話の作成からチャネル連携、統計情報まで、一つのドメインを基準に動作し、管理されることになります。
ドメイン管理者
ドメイン管理者は、ドメインを作成または削除したり、設定を変更することができます。会話入力者を招待したり、会話入力者の権限を管理することができます。NAVERクラウドプラットフォームコンソールに直接アクセスできます。
ドメイングループ
2つ以上のチャットボットドメインをグループ化し、ユーザーの質問に対して最適なドメインの返答を見つけて応答する機能です。例えば、3つのサービスを提供する会社があるとしましょう。その場合、1つのドメインから3つのサービスをすべて提供するより、それぞれのサービスを別途ドメインとして構成してそれらをグールプ化したほうが望ましいです。
ユーザー
このガイドでユーザーとは、チャットボットを利用するユーザーをいいます。
ユーザー変数
会話セッションが維持される間に保存しておいて繰り返し活用する値です。ユーザーの氏名、電話番号、位置情報などをユーザー変数に設定しておくと、会話が維持される間にはチャットボットがその情報を二度と聞かないので、より自然なチャットボットサービスを作成できます。
スロット
タスクで用いられる用語で、ユーザーに埋めてもらうブランクを意味します。チャットボットが質問するスロット(ブランク)をユーザーがすべて埋めると、タスクを実行する準備が完了します。スロットはエンティティとマッピングされます。
失敗メッセージ
チャットボットがユーザーの質問を理解できなかったか、適切な返答が見つからなかった場合に送信するメッセージです。
アクションメソッド
外部システムのデータを呼び出す際に使用します。外部のURLを呼び出してその応答結果値を返答に含めて提供することができます。${action-method}形式で使用します。
エンティティ
人名、機関名、場所、日付、商品名などドメインに特化した単語が登録された辞典です。意味が同じか、似ている単語をエンティティとして定義しておくと、ユーザーの発話からエンティティを分析してユーザーの意図を把握します。また、タスクでスロットを追加する際に活用されます。
ウェルカムメッセージ
チャットボットの実行後、チャットボットがユーザーに最初に送るメッセージです。
自然言語
人々が日常生活の中で使用する言語をいい、コンピューターが理解する言語の人工言語と対比される概念です。
再学習
再学習は、ユーザーの会話記録をもとにユーザーがチャットボットとどんな会話を交わしたのかを把握し、チャットボットが返答できなかったユーザーの質問を会話に反映する過程です。
正規表現変数
正規表現の質問またはパターン型エンティティを作成する際に、よく使われるパターンを正規表現変数として定義して使用することができます。韓国語ドメインで共通して使用できるシステム変数と、作業者が直接登録して特定のドメインでのみ使用できるドメイン変数があります。
作成者
このガイドで作成者とは、チャットボットを設計して作成する管理者をいいます。
チャットボットビルダー
チャットボットビルダーは、誰もが簡単にチャットボットサービスを構築できるように、チャットボットの開発に必要な様々な機能を提供するツールです。チャットボットビルダーにデータセットを入力してそれを学習させると、学習されたモデルをもとにユーザーの意図を把握して適切な返答を提供するチャットボットを作成できます。様々な形のビジネスを行えるように、コンテキスト、フォーム、アクションメソッド機能といった高度な機能を提供しています。また、チャットボットサービスを円滑に運用できるように、テスト、再学習、指標機能を提供します。
コンテキスト
コンテキストは会話と会話とをつなげるもので、つながっている会話の文脈を把握するのに活用されます。
タスク
順次行われるべき会話に使用する機能です。タスクを通じてユーザーにスロットを埋める情報を入力してもらい、必須スロットがすべて埋まるとチャットボットが最終返答を返す方式です。いろいろな情報を収集して最終アクションを実行する際に使用します。
フォーム
ユーザーの質問に応じて選択肢型か記入型の質問を提供し、その返答に対するフィードバックで会話を続けさせる機能です。#{form-name}形式で使用します。アクションメソッドと連携し、ユーザーがフォームの返答を選択した際に特定のアクションを取るように構成できます。
より多くの用語を調べたい方は、NAVERクラウドプラットフォームの用語集をご確認ください。