- 印刷する
- PDF
各 Box別分析環境設定
- 印刷する
- PDF
VPC環境で利用できます。
Data Box Frameの作成が完了すると、管理者は Data Box Frame内で作成された Box情報を分析者に配信できます。分析対象データの任意持ち出し統制のために分析者空間別に外部との通信許可有無の設定と分析対象データの閲覧設定が可能です。
1. アクセス情報設定と配信
分析者に適した Boxのアクセス情報を配信する方法について説明します。
SSL VPN設定
分析者が Boxにアクセスするには、まず SSL VPNユーザー設定を行います。分析者は、VPN接続後に Connect Serverにアクセスして Box内部のデータを利用できます。このための SSL VPN設定方法を説明します。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールで Services > Big Data & Analytics > Data Box Frame > My Box Frameを順にクリックします。
- VPN設定が必要な Frameの表示をクリックします。
- VPN設定が必要な Boxの表示をクリックします。
- 上部の SSL VPNユーザー設定をクリックします。
- SSL VPNはコネクトサーバにつき3個まで作成できます。
- SSL VPNの数量変更が必要な場合は、アクセス ID数で修正できます。
- アクセス URLを介して SSL VPNのアクセスアドレスを確認できます。
- Username、Password、Email、SMS入力後 +追加 をクリックします。
- 作成された SSL VPNでアクセスを確認します。
- SSL VPNの情報変更が必要な場合は、SSL VPNユーザー設定ページの修正ボタンで行います。
SSL VPNを接続する方法は、次の通りです。
- SSL VPN Agentをインストールします。
- SSL VPN Agentをインストールする方法は、SSL VPNご利用ガイド(VPC)の SSL VPN Agentをインストールするをご参照ください。
- BIG-IP Edge Clientを実行します。
- BIG-IP Edge Clientにアクセスする方法は、SSL VPNご利用ガイド(VPC)の SSL VPN Agentにアクセスをご参照ください。
- サーバアドレス
- https://sslvpn-kr-vpc-01.ncloud.com
- https://sslvpn-kr-vpc-02.ncloud.com
- 登録した Username、Passwordを入力し、ログオンボタンをクリックします。
- 携帯電話またはメールに転送された OTP番号を入力してログオンボタンをクリックします。
アクセス情報配信
分析者が Boxにアクセスするためには、以下のステップで情報を配信します。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールで Services > Big Data & Analytics > Data Box Frame > My Box Frameを順にクリックします。
- 情報配信が必要な Frameの表示をクリックします。
- 情報配信が必要な Boxの表示をクリックします。
- 以下の2つの情報を分析者に配信します。
- SSL VPNのアクセス情報(Username、Password)とアクセス方法
- Boxアクセス情報(各サーバのアクセス情報)
2. Box別インターネットオープン
分析対象データの管理のために Box別にネットワークを設定できます。初期 Box作成時に遮断状態にあるので、分析者が Box内部の分析環境を設定するために外部通信を許可する必要があります。Box別の外部通信の許可方法は、次の通りです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールで Services > Big Data & Analytics > Data Box Frame > My Box Frameを順にクリックします。
- タスクが必要な Frameの表示をクリックします。
- タスクが必要な Boxの表示をクリックします。
- 上部のネットワーク遮断状態を確認します。
- データの閲覧を確認し、外部通信許可状態に変更します。
提供分析データの保護のために、データ閲覧設定を確認してネットワーク許可を行います。
3. 分析環境のインストール
分析者は使用する Boxに外部通信が許可された後、情報を受け取った Connect Server、Ncloud TensorFlow Serverに分析環境設定を行います。各 Boxにアクセスし、Boxアクセス方法を参照し分析環境の設定を行います。その後、Data Box Frame管理者に環境設定が完了したことを伝え、データの閲覧をリクエストします。
4. インストール完了後のインターネット遮断
Box別の外部通信を遮断する方法は、次の通りです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールで Services > Big Data & Analytics > Data Box Frame > My Box Frameを順にクリックします。
- タスクが必要な Frameの表示をクリックします。
- タスクが必要な Boxの表示をクリックします。
- 上部のネットワーク遮断状態を確認します。
- 分析者の作業が終了したことを確認し、外部通信遮断状態に変更します。
5. 各データグループ別閲覧許可
ネットワーク遮断が行なわれた後、共用データの閲覧を許可します。データ閲覧状態を変更する前に、データグループ設定を行います。各 Box別のデータ閲覧の許可方法は、次の通りです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールで Services > Big Data & Analytics > Data Box Frame > My Box Frameを順にクリックします。
- タスクが必要な Frameの表示をクリックします。
- タスクが必要な Boxの表示をクリックします。
- 共用データ閲覧の変更をクリックします。
- 閲覧状態変更を通じて閲覧を許可し、[確認] をクリックします。
6. Box管理
作成された Boxのリソースは詳細ページで管理可能です。Boxリソースの管理方法は、次の通りです。
サーバ再起動
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールで Services > Big Data & Analytics > Data Box Frame > My Box Frameを順にクリックします。
- 再起動が必要な Boxの表示をクリックします。
- 再起動が必要なサーバを選択し、サーバ再起動をクリックします。
- 当該サーバでタスク中の内容の有無を確認し、確認をクリックします。
NAS容量変更
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールで Services > Big Data & Analytics > Data Box Frame > My Box Frameを順にクリックします。
- 変更が必要な Boxの表示をクリックします。
- NAS容量変更をクリックします。
- ボリューム容量を変更し、確認をクリックします。
パスワード再設定
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールで Services > Big Data & Analytics > Data Box Frame > My Box Frameを順にクリックします。
- パスワードの再設定が必要な Boxの表示をクリックします。
- パスワードの再設定が必要なサーバを選択し、パスワード再設定をクリックします。
- パスワードの再設定が必要な Usernameを選択して新規パスワードを入力し、確認をクリックします。
ACG例外設定
Box内のカスタムソリューションを利用するためにネットワーク遮断状態とは関係なく、例外的な外部通信を許可するために提供される機能です。Box内のアクセスできる IPアドレス、Portポチシーを設定でき、設定したポリシーは当該 Box内のすべてのサーバに同様に適用されます。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールで Services > Big Data & Analytics > Data Box Frame > My Box Frameを順にクリックします。
- ACG例外設定が必要な Boxの表示をクリックします。
- ACG例外設定ボタンをクリックします。
- 確認事項を熟知した後、必要なポリシーを作成します。
- 追加されたポリシーを確認し、確認ボタンをクリックします。
当該機能はインフラ管理権限が拡大された DataBoxFrameの Boxでのみ有効になります。