Global DNS の用語

Classic/VPC環境で利用できます。

Global DNS使用するために、必ず知っておくべきいくつかの用語があります。用語とその説明は、次の通りです。

Alias

特定のドメインを他のドメインとマッピングするエイリアス処理機能で、CNAMEレコードと似ているが、ルートドメインにもマッピング可能な違いがある

DNSSEC (Domain Name System Security Extensions)

DNSデータ対象のデータ改ざん攻撃を防止するためのインターネット標準技術

Global DNS

インターネットで使われるドメイン名を実際にアクセスできるアドレスで識別し、探し出せるようにするNAVERクラウドプラットフォームのサービス

ネームサーバ

特定のドメインの IPアドレス情報を持っており、ウェブサイトのドメインアドレスを IPアドレスに変換するサーバ

ネームサーバレコード (エヌエスレコード)·Name Server Record (NS Record)

保有ドメイン名のDNSサーバ(ネームサーバ)を指定すること。通常、下位ドメイン名を他のDNSサーバが管理するように委任(delegation)する際に使用する

ドメイン登録機関

ICANNまたは管理機関の認証を受けて、ドメイン名の登録と管理を代行する機関または会社

ドメインエイリアスレコード (シーネームレコード)·Canonical Name Record (CNAME Record)

ドメイン名に対する別名(alias)を指定するレコード(例：「server2」という正規(canonical)ドメイン名のサーバが「www」サーバでも使用される場合、「server2」の別名で「www」を指定)

ドメインゾーンファイル

DNSゾーンを説明するテキストファイルで、ドメイン名、IPアドレス、その他のリソース間のマッピング情報を含む

メールサーバ登録制レコード (エスピーエフレコード)·Sender Policy Framework Record (SPF Record)

セキュリティポリシーを指定するレコード。主にスパムメール防止のために、スパムメールを送信したサーバのIPアドレスなどを明示してメールアドレスの偽装を防ぐ。TXT(ドメイン説明)レコードドメインに対してテキスト情報を設定する。主にSPFレコードと同じ用途で使用する

メールホスト情報 (エムエックスレコード)·Mail eXchanger Record (MX Record)

ユーザーが保有しているドメインと下位ドメインのメールサーバを指定できる情報

インターネットプロトコルバージョンシックスアドレスレコード (クワッドエーレコード)·Internet Protocol Version 6 Address Record (AAAA Record)

ドメイン名でIPv6アドレスを検索できるように、ドメイン名に該当するIPv6アドレスを指定するレコード。所有ドメインとその下位ドメインのIPv6アドレス指定可能

アドレスレコード (エーレコード)·Address Mapping Record (A Record)

ドメイン名でIPアドレスを検索できるように、ドメイン名に該当するIPアドレスを指定。所有ドメインとその下位ドメインのIPアドレス(IPv4)指定可能

タイムトゥーリブ (ティーティーエル)·Time to Live (TTL)

コンピューターやネットワークでデータの有効期間を表示するための方法

テキストレコード (テキストレコード)·Text Record (TXT Record)

ドメインに対しテキスト情報を設定するリソースレコードの一種。主にSPFレコードと同じ用途で使用する

ポインタレコード (ピーティーアールレコード)·Pointer Record (PTR Record)

IPアドレスでドメイン名を検索できるように、IPアドレスに該当するドメイン名を指定するレコードであり、Aレコードとは反対の概念