NAS のマウント

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Classic環境で利用できます。

Cloud Hadoopクラスタノードに大規模な保存場所のNASを追加できます。
NASに関する詳細は、NASご利用ガイドをご参照ください。

クラスタサーバにNASをマウントするには、以下の手順に従ってください。

1. NASボリュームの作成

NASボリュームを作成する方法は以下のとおりです。

  1. NAVERクラウドプラットフォームコンソールにアクセスします。
  2. PlatformメニューのClassicをクリックしてClassic環境に変更します。
  3. Services > Storage > NAS > NAS Volumeメニューを順にクリックします。
  4. [NASボリュームの作成] ボタンをクリックします。
  5. NASボリュームの作成情報を設定し、NASボリュームの作成を完了します。
    • NASボリュームの作成に関する詳細は、NASボリュームの作成(Classic)ガイドをご参照ください。
    • NASボリュームの作成時、NFSアクセス制御の設定段階でACL(ネットワークアクセス制御)を設定できます。
  6. 設定ポップアップでクラスタサーバを選択し、< >ボタンで移動させることができます。 NAVERクラウドプラットフォーム内の他のアカウントのサーバをNASボリュームに追加するには、下段のCustom Server IPにプライベートIPを入力し、 [次へ] ボタンをクリックします。
    cloudhadoop-nas-mount1_ja

2. NASボリュームのACL登録

NASボリュームをマウントする前に、そのクラスタに対するACL設定を追加する必要があります。
ACLは、NASボリュームの作成時に、またはNASの作成後にコンソールのNFSアクセスの制御メニューで設定できます。

  • NASボリュームを作成する場合
    NFSアクセス制御の設定段階でクラスタサーバを選択して< >ボタンで移動させるか、プライベートIPを直接入力すると、ACL(ネットワークアクセス制御)の設定が完了します。 上記の1. NASボリュームの作成をご参照ください。

NASボリュームの作成に関する詳細は、NASボリュームの作成(Classic)ガイドをご参照ください。

  • NASボリュームが既に存在する場合
    NASボリュームが既に作成されている場合、ACLを設定する方法は以下のとおりです。
  1. NAVERクラウドプラットフォームコンソールにアクセスします。
  2. PlatformメニューのClassicをクリックしてClassic環境に変更します。
  3. Services > Storage > NAS > NAS Volumeメニューを順にクリックします。
  4. NASボリュームリストでACLを設定するNASボリュームを選択し、 [ボリューム設定] ボタンをクリックします。
  5. NFSアクセスの制御をクリックします。
  6. 設定ポップアップでクラスタサーバを選択して< >ボタンで移動させてから [確認] ボタンをクリックします。
    • NAVERクラウドプラットフォーム内の他のアカウントのサーバをNASボリュームに追加するには、下段のCustom Server IP部分にプライベートIPを入力し、 [確認] ボタンをクリックします。
      cloudhadoop-nas-mount2_ja

3. NASのマウント

Cloud Hadoopの基本環境に合わせてガイドを提供します。 (CentOS 6.x以上)
NASに関する詳細は、NASご利用ガイドをご参照ください。

  1. PuTTYを実行し、NASをマウントするクラスタサーバにSSHでアクセスします。 (SSHでクラスタノードにアクセスガイドを参照)

  2. sudo su -コマンドでrootアカウントに切り替えます。

    $ sudo su -
    
  3. 以下の例を参考にしてNFS関連パッケージのインストール、RPCデーモンの実行、マウントポイントの作成を行います。

    $ yum -y install nfs-utils
    $ systemctl start rpcbind.service
    $ mkdir /mnt/nfs_dir
    
    • yum -y install nfs-utils:NFS関連パッケージのインストール(基本)
    • systemctl start rpcbind.service:RPCデーモンの起動
    • mkdir /mnt/nfs_dir:mkdirコマンドで/mnt/nfs_dirというマウントポイント(ディレクトリ)を作成
  4. NASコンソールから取得したボリューム名と作成したマウントポイントを用いてマウントします。

    $ mount -t nfs {マウント情報} {マウントポイント}
    $ mount -t nfs 10.250.53.85:/n2536315_test /mnt/nfs_dir
    
  5. dfコマンドでNASが正常にマウントされたか確認します。

    $ df
    
参考

サーバのブート時に自動でNASをマウントするには、/etc/fstabにボリューム情報を追加します。