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NASボリュームコピー
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Classic環境で利用できます。
NAS Volume Copyは Classic環境にある NAS volumeを VPC環境にコピーする機能です。NAS Volume Copy メニューにアクセスするには、NAVERクラウドプラットフォームコンソールにアクセスし、Services > Storage > NAS > NAS Volume Copyを順にクリックします。
NAS Volume Copy画面の説明
NAS Volume Copy画面と主な機能は、次の通りです。
No | 領域 | 項目 | 説明 |
---|---|---|---|
① | メニュー名 | Target設定 | VPCに Volumeを Copyするために Target Volumeを設定するボタン |
② | 基本機能 | コピー停止 | コピーを停止するための機能 |
コピー再開 | 停止されたコピーを再開するための機能 | ||
接続解除 | 作成された Nas Volume Copy接続を解除 | ||
ボリューム同期 | Target Volumeとのリアルタイム同期のための機能。ただし、コピー状態が停止である時のみ使用可能 | ||
③ | Copy情報 | コピー状態 | 現在のコピー状態(初期コピー中/増分コピー/停止/再開中/コピー失敗など)を表示 |
作成日時 | Nas Volume Copyを作成した日付 | ||
解除日時 | Nas Volume Copyを解除した日付 | ||
接続状態 | 現在の Nas Volume Copyの接続状態(準備/作成/解除)を表示 |
NAS Volume Copy利用方法
NAS Volume Copy設定の手順は、次の通りです。
1. Volume Copy作成
NAS Volume Copy機能を使用するためには、Copy対象(ソースボリューム)に作成して設定する必要があります。作成方法は、次の通りです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールの Classic環境で、Services > Storage > NASメニューを順にクリックします。
- NAS Volumeメニューをクリックします。
- [Volume Copy作成] ボタンをクリックします。
- Volume Copy作成のポップアップが表示されたら、ボリューム情報を確認し、[作成] ボタンをクリックします。
- 既にコピー設定された Volumeは追加/重複作成できません。既存の接続を解除してからもう一度お試しください。
- Volume使用量が90%を超えると、作成できません。容量を拡張して空き容量を10%以上確保してからもう一度お試しください。
- Volume Copyが接続されている Volumeの容量を変更する場合、VPC環境の Targetに設定された Nas Volumeの容量も同じく変更されます。
NAS Volume Copyは同じ Zoneでのみ使用できます。
2. コピー設定(Target設定)
コピーを設定する方法は、次の通りです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールの Classic環境で、Services > Storage > NASメニューを順にクリックします。
- NAS Volume Copyメニューをクリックします。
- [Target設定] ボタンをクリックします。
- Target設定のポップアップが表示されたら、コピーボリューム名を入力し、確認ボタンをクリックします。
NAS Volume Copy機能は同じ Zoneでのみ Target設定できます。
CIFSをコピーする際にアカウントがない場合、アカウントとパスワードを入力します。
3. コピー開始
コピー設定まで完了したら、コピーが開始します。コピーが開始したら、コピー状態は初期コピー中に変更され、Copyが完了したら、増分コピーに変更されます。
- コピー中には Target Volumeの一部機能(write、容量変更、削除など)の使用が制限されます。
- 初期コピーと増分コピーの際に制限される機能が異なるので、作業を行う際はご注意ください。
初期コピー実行後、15分単位で自動コピー(増分コピー)が行われます。
4. コピー停止
コピーを停止する方法は、次の通りです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールの Classic環境で、Services > Storage > NASメニューを順にクリックします。
- NAS Volume Copyメニューをクリックします。
- [コピー停止] ボタンをクリックします。
- コピー停止のポップアップが表示されたら、[停止] ボタンをクリックします。
- Volumeのコピー状態を確認します。
- コピー状態が停止中に変更されます。
- 進行状況が初期コピー中の場合にはコピー停止機能を使用できません。
- コピー状態が停止の場合、Target Volumeの一部機能(ファイル write、容量変更)の使用が制限されます。
5. コピー再開
コピーを再開する方法は、次の通りです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールの Classic環境で、Services > Storage > NASメニューを順にクリックします。
- NAS Volume Copyメニューをクリックします。
- [コピー再開] ボタンをクリックします。
- コピー再開のポップアップが表示されたら、[再開] ボタンをクリックします。
- Volumeのコピー状態を確認します。
- コピー状態が再開中から増分コピーに変更されます。
6. 接続解除
接続を解除する方法は、次の通りです。
接続を解除するには、まず Volumeのコピー状態を停止状態に変更する必要があります。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールの Classic環境で、Services > Storage > NASメニューを順にクリックします。
- NAS Volume Copyメニューをクリックします。
- 接続を解除する Volumeをクリックして選択し、[コピー停止] ボタンをクリックします。
- コピー状態が停止に変更されます。
- [接続解除] ボタンをクリックします。
- コピー状態が接続解除中に変更され、解除が完了したら解除に変更されます。
- ボリューム接続を解除した後にコピーを実行したい場合、新規で Volume Copyを作成する必要があります。
- データ整合性のために、ボリューム同期を実行してから解除することを勧告します。
よくある質問
NAS Volume Copyに関する一般的なよくある質問とその回答は、次の通りです。
Q. 過去にボリュームに設定したスナップショットが動作しません。
A. Volume Copy機能を設定する際にソースのボリュームに対するスナップショットが自動作成されます。スナップショットが過去に設定されている場合、設定したスナップショットの容量を超えることがあり、スナップショット作成が制限され、自動作成周期の設定は解除されます。 既に作成されたスナップショットの利用および削除はボリュームがコピーされる間に使用が制限されます
Q. コピー進行状態がコピー失敗と表示されます。
A. スナップショット空間が足りない場合、失敗することがあります。コピーを停止し、ソースのボリュームを拡大してから [コピー再開] ボタンをクリックしてコピーを再試行してください。コピーを再開したのに持続的にエラーが発生する場合、NAVERクラウドプラットフォームポータルのカスタマーサポートにお問い合わせください。