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NAS のボリューム管理
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Classic環境で利用できます。
NASボリュームの管理で NASボリュームリストを確認し、作成した NASボリュームの設定を変更したり削除する方法について説明します。
NASボリュームの管理では、NASボリュームの作成方法に関する内容は扱いません。NASボリュームの作成方法に関する詳細は、NASボリューム作成をご参照ください。
NAS Volume メニューにアクセスするには、NAVERクラウドプラットフォームポータルにアクセスし、 [コンソール] > Services > Storage > NAS > NAS Volume を順にクリックします。
NAS Volume画面
NAS Volume画面は以下のように構成されています。
領域 | 説明 |
---|---|
① メニュー名 | 現在確認中のメニュー名、作成した NASボリューム数 |
② 基本機能 | NASボリュームの作成、サービスの紹介ページ、NASボリュームリストのダウンロード、NASボリュームリストの更新 |
③ ボリューム設定 | クリックして NASボリューム設定のメニューを確認 |
④ NASボリューム削除 | クリックして NASボリュームを削除 |
⑤ 検索ウィンドウ | NASボリューム名で NASボリューム検索ができる |
⑥ 検索フィルタ | Zone、プロトコル、スナップショット設定、イベント設定基準で NASボリュームのフィルタリング |
⑦ NASボリュームリスト | 作成した NASボリュームリストと詳細情報を表示 |
NASボリュームリストを確認
NASボリュームリストで作成した NASボリューム別の情報を確認する方法は次の通りです。
作成した NASボリュームが1つ以上ある場合、リストを確認できます。作成した NASボリュームがない場合、NAS Volume画面でリストが表示されません。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールで、 Services > Storage > NAS メニューを順にクリックします。
- NAS Volume メニューをクリックします。
- 作成した NASボリュームリストでサマリー情報を確認するか、NASボリュームをクリックして詳細情報を確認します。
- NASボリューム名 : NASボリュームの名前
- ボリューム申し込み容量 : 作成時に申し込んだ NASボリュームの容量
- ボリューム割り当て容量 : 申し込み容量のうち、NASボリュームに割り当てられた容量
- スナップショット割り当て容量 : 申し込み容量のうち、スナップショットに割り当てられた容量
- ステータス : 作成した NASボリュームの運用ステータス
- 作成中 : ユーザーが入力した情報で NASボリュームを作成しているステータス
- 運用中 : NASボリュームの作成を完了して運用しているステータス
- 設定中 : ユーザーが変更した情報で NASボリュームを設定しているステータス
- 返却中 : NASボリュームが削除されているステータス
- 作成日時 : NASボリュームが作成された日付と時間
- ZONE : 作成した NASボリュームが位置したゾーン
- プロトコル : NASボリュームがサポートするプロトコルの種類
- スナップショット設定 : スナップショット設定の有無。をクリックして設定可能(スナップショット設定を参照)
- イベント設定 : イベント設定の有無。をクリックして設定可能(イベント設定を参照)
- NASボリューム名(インスタンス番号) : NASボリュームの名前と固有インスタンス番号
- ACL設定サーバ : そのボリュームにアクセスできる ACL設定サーバと設定したサーバの数。をクリックして設定変更。をクリックして詳細情報を照会可能。
- ACL Custom IP : Classic環境で NASボリューム作成時に入力した ACL Custom IPアドレスと設定したサーバ数。をクリックして設定変更。をクリックして詳細情報を照会可能
- ボリューム暗号化 : NASボリュームの作成時に選択したボリューム暗号化の有無
- ボリューム返却保護 : NASボリュームの作成時に選択したボリューム返却保護の有無。をクリックして詳細情報を照会可能
- マウント情報 : NASボリュームの作成時に付与されたマウント情報
- メモ : NASボリュームの作成時に作成したメモ。 [変更] ボタンをクリックして変更可能
CIFSボリュームでは NFSアクセス設定の代わりに CIFS認証情報(ID/パスワード)を使用するため、 ACL設定サーバ と ACL Custom IP が表示されません。
容量変更
作成した NASボリュームの容量を変更する方法は次の通りです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールで、 Services > Storage > NAS メニューを順にクリックします。
- NAS Volume メニューをクリックします。
- 容量を変更する NASボリュームを選択します。
- [ボリューム設定] ボタンをクリックし、容量変更 をクリックします。
- ボリューム設定のポップアップで変更するボリューム容量を入力します。
- ボリュームのデフォルト容量は500GB~20,000GBであり、100GB単位で追加可能
- [確認] ボタンをクリックします。
NFSアクセス制御設定
NFSボリュームのアクセス権限を変更する方法は次の通りです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールで、 Services > Storage > NAS メニューを順にクリックします。
- NAS Volume メニューをクリックします。
- NFSへのアクセス権限を変更する NFSプロトコルベースのボリュームを選択します。
- [ボリューム設定] ボタンをクリックし、NFSアクセス制御 をクリックします。
- NASボリュームの詳細情報で ACL設定サーバ または ACL Custom IP の をクリックしても構いません。
- NFSアクセス制御のポップアップの 全体サーバ リストで追加するサーバを選択し、をクリックします。
- サーバを削除するには、 ACL設定 サーバリストでサーバを選択し、をクリックします。
- [確認] ボタンをクリックします。
CIFS認証情報の変更
CIFSボリュームのマウントのための認証情報(パスワード)を変更する方法は次の通りです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールで、 Services > Storage > NAS メニューを順にクリックします。
- NAS Volume メニューをクリックします。
- CIFS認証情報を変更する NASボリュームを選択します。
- [ボリューム設定] ボタンをクリックし、CIFS認証 をクリックします。
- CIFS認証情報の管理ポップアップで IDを確認し、新たに設定するパスワードを入力します。
- 英数字、記号(!@%^&*のみ入力可能)を含めて8~14文字で構成
- アクセス IDと類似したパスワード設定不可
- 空白は入力不可
- 同じまたは連続した英数字の使用は控える
- [確認] ボタンをクリックします。
- アクセス IDは変更できません。
- CIFS IDは、カスタマーサポート > お問い合わせで作成すると初期化できます。
- CIFS認証情報はリージョン内でのみ適用されるので、他のリージョンでは変更事項が反映されません。
スナップショット設定
スナップショットを設定時に、スナップショットに保存されたデータで NASボリュームを復旧できます。
作成した NASボリュームのスナップショットを設定する方法は次の通りです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールで、 Services > Storage > NAS メニューを順にクリックします。
- NAS Volume メニューをクリックします。
- スナップショット設定を変更する NASボリュームを選択します。
- [ボリューム設定] ボタンをクリックし、スナップショット設定 をクリックします。
- NASボリュームの詳細情報で スナップショット設定 の をクリックしても構いません。
- スナップショット設定のポップアップでスナップショット設定の有無を選択します。
- スナップショットを作成する場合、スナップショットの割り当て割合を選択します。
- スナップショットのための容量は、申し込んだ NASボリューム内に割り当てられ、NASボリューム容量に対する割合で割り当てることができます。
- スナップショット作成容量を割り当てると、データ保存のための NASボリューム容量が低下します。
- 設定されたスナップショット容量より多くの容量のデータを削除したり修正する場合、既存のスナップショットが削除されることがあるので、スナップショット容量を変更タスク容量より大きく設定します。
- スナップショットの自動作成周期を設定し、 [確認] ボタンをクリックします。
- ドロップダウンメニューを利用してスナップショットの自動作成周期を設定できます。
- 毎日 を選択すると、作成時間を指定できます。
- 毎週 を選択すると、作成曜日と時間を指定できます。
- スナップショットの自動作成周期を設定しない場合、その NASボリュームが Snapshot メニューに表示されるが、実際にスナップショットは作成されません。スナップショットの自動作成周期を設定したり、Snapshot メニューでスナップショットをすぐに作成します。
- 作成周期に応じて自動作成されたスナップショットは最大7つまで保管でき、これを超えると古いスナップショットから削除されます。
- スナップショットをすぐに作成を通して作成したスナップショットは、スナップショット容量が許可する限度内で制限なく保存されます。スナップショットをすぐに作成に関する詳細は、スナップショットをすぐに作成をご参照ください。
ユーザーの不注意によるデータ削除の場合、データを復旧できません。そのため、データ損失を防止して重要な情報を保護するために、重要データは定期的にバックアップを行ってください。
イベント設定
イベントを設定し、そのイベントが発生すると担当者にイベント通知が送信されます。
作成した NASボリュームのイベントを設定する方法は次の通りです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールで、 Services > Storage > NAS メニューを順にクリックします。
- NAS Volume メニューをクリックします。
- イベント設定を変更する NASボリュームを選択します。
- [ボリューム設定] ボタンをクリックし、イベント設定 をクリックします。
- NASボリュームの詳細情報で イベント設定 の をクリックしても構いません。
- モニタリング画面が表示されたら、イベントを設定する NASボリュームを確認し、 [次へ] ボタンをクリックします。
- 設定するイベントのしきい値と持続時間を入力し、 [追加] ボタンをクリックします。
- 持続時間は5分単位で入力できます。
- しきい値の設定値が低すぎる場合、イベントと通知が頻繁に発生することがあります。
- イベント設定を追加し、 [変更] または [削除] ボタンをクリックしてイベントの変更や削除ができます。
- [次へ] ボタンをクリックします。
- イベント発生時に通知を受ける担当者と通知方法を選択し、 [追加] ボタンをクリックします。
- 追加された項目は [削除] ボタンをクリックして削除できます。
- [次へ] ボタンをクリックして設定を確認し、 [確認] ボタンをクリックします。
- イベント設定完了のポップアップで [確認] ボタンをクリックします。
モニタリング
作成した NASボリュームの使用量の推移をモニタリングする方法は次の通りです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールで、 Services > Storage > NAS メニューを順にクリックします。
- NAS Volume メニューをクリックします。
- モニタリングを行う NASボリュームを選択します。
- [ボリューム設定] ボタンをクリックし、モニタリング をクリックします。
- モニタリングのポップアップでモニタリング期間と項目を指定してモニタリングします。
- [更新] ボタンをクリックすると、新しい検索条件でモニタリングを開始できます。
- をクリックしてチャートの印刷や、PNG/JPEGイメージまたは PDF形式でダウンロードできます。
- 照会期間に応じてデータ収集周期の表示が異なります。
- イベントはボリューム単位で確認できます。
返却保護設定
NASボリュームの削除を防止するために、ボリューム別の返却保護機能を設定できます。
返却保護機能を設定する方法は次の通りです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールで、 Services > Storage > NAS メニューを順にクリックします。
- NAS Volume メニューをクリックします。
- 返却保護を設定する NASボリュームを選択します。
- [ボリューム設定] ボタンをクリックし、返却保護設定 をクリックします。
- NASボリュームリストの詳細情報で ボリューム返却保護 の をクリックしても構いません。
- ボリューム返却保護設定のポップアップで [はい] ボタンをクリックします。
- 設定された返却保護の設定を解除する場合、1.~4.を実行してからボリューム返却保護の設定解除のポップアップで [はい] ボタンをクリックします。
NASボリューム削除
作成した NASボリュームを削除する方法は次の通りです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールで、 Services > Storage > NAS メニューを順にクリックします。
- NAS Volume メニューをクリックします。
- 削除する NASボリュームを選択し、 [NASボリューム削除] ボタンをクリックします。
- NASボリューム削除のポップアップで [削除] ボタンをクリックします。