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NAS を開始する
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Classic環境で利用できます。
NASを開始する(Classic)では、NASの使用環境を確認し、全体使用シナリオと用語を熟知した後、NASを正常に使用するためにユーザーがすべきことを説明します。 NASを開始する(Classic)で説明する内容は以下のとおりです。
- サーバの作成方法
- サーバアクセス環境の設定方法
- サーバにアクセスする方法
- NASボリュームの作成方法
サーバの作成
NAVERクラウドプラットフォームコンソールでサーバを作成する方法は、以下のとおりです。
ここでは、サーバの作成方法を簡単に紹介します。 詳細については、Server作成ガイドをご参照ください。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールにアクセスします。
- Services > Compute > Serverメニュを順にクリックします。
- Serverメニューをクリックします。
- [サーバの作成] ボタンをクリックします。
- サーバイメージを選択し、[次へ] ボタンをクリックします。
- 必要な情報を入力し、[次へ] ボタンをクリックします。
- 認証キーを設定したり、新しい認証キーを作成し、[次へ] ボタンをクリックします。
- ACGを設定したり、新しいACGを作成し、[次へ] ボタンをクリックします。
- 最終確認後、[サーバの作成] ボタンをクリックします。
サーバアクセス環境の設定
作成したサーバにアクセスするために、グローバルIP、ポートフォワードとファイアウォール(ACG)を設定し、サーバアクセスに必要な管理者名とパスワードを先に確認してください。
グローバルIPの設定
作成したサーバにアクセスするためのグローバルIPを設定する方法は、以下のとおりです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールで、Services > Compute > Serverメニューを順にクリックします。
- Public IPメニューをクリックします。
- [グローバルIPの申込] ボタンをクリックします。
- 適用サーバを選択し、[次へ] ボタンをクリックします。
- 最終確認し、[作成] ボタンをクリックします。
ポートフォワードの設定
プライベートIPが割り当てられたサーバにインターネットでアクセスするために、ポートフォワードを設定する必要があります。
ポートフォワードを設定する方法は以下のとおりです。
グローバルIPやポートフォワードを同時に使用する場合、22(Linux)、3389(Windows)ポートがポートフォワードに優先的に割り当てられるため、グローバルIPで当該ポートを使用できません。 グローバルIPで22、3389ポートを使用するには、当該サーバのポートフォワード設定を削除してください。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールで、Services > Compute > Serverメニューを順にクリックします。
- ポートフォワードを設定するサーバを選択し、[ポートフォワードの設定] ボタンをクリックします。
- サーバ名を選択して外部ポートを入力し、[追加] ボタンをクリックします。
- 入力可能な外部ポートの範囲は1,024~65,534です。
- 入力した外部ポートはサーバアクセス用としてのみ使用できます。
- [適用] ボタンをクリックします。
- サーバ詳細情報のポートフォワード情報に表示されたサーバアクセス用グローバルIPと、ポートフォワード時に入力した外部ポートを利用してサーバにアクセスできます。
ファイアウォール(ACG)の設定
ネットワークアクセス制御のためのファイアウォールを設定する方法は、以下のとおりです。
ここでは、ファイアウォールACGの設定方法を簡単に紹介します。 詳しい説明はファイアウォール(ACG)の設定をご参照ください。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールで、Services > Compute > Serverメニューを順にクリックします。
- ACGメニューをクリックします。
- ルールを設定するACGを選択し、[ACGを設定] ボタンをクリックします。
- プロトコル、アクセスソース/目的地、許可ポート(サービス)を入力し、[追加] ボタンをクリックします。
- ルールは100個まで追加できます。
- すべてのルールを設定し、[適用] ボタンをクリックします。
管理者パスワードの確認
サーバアクセスのための管理者パスワードを確認する方法は、以下のとおりです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールで、Services > Compute > Serverメニューを順にクリックします。
- Serverメニューをクリックします。
- 管理者パスワードを確認するサーバを選択します。
- [サーバ管理と設定変更] ボタンをクリックし、管理者パスワードの確認をクリックします。
- サーバの作成時に作成した認証キーファイルを添付します。
- マウスでファイルをドラッグするか、ここをクリックしてください領域に認証キーファイルをドラッグアンドドロップして添付できます。
- マウスでファイルをドラッグするか、ここをクリックしてください領域をクリックし、認証キーファイルを選択して添付できます。
- [パスワードの確認] ボタンをクリックします。
サーバアクセス
サーバアクセスの準備をすべて完了たら、作成したサーバ(LinuxまたはWindows)にアクセスできます。
Linux Serverへのアクセスに関する詳細説明は、Linux Serverアクセスガイドを、Windows Serverへのアクセスに関する詳細説明は、Windows Serverアクセスガイドをご参照ください。
NASボリュームの作成
NASを使用するには、サーバ間の共有データを保存するためのNASボリュームを先に作成する必要があります。 NAVERクラウドプラットフォームコンソールでNASボリュームを作成する方法は、以下のとおりです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールで、Services > Storage > NASメニューを順にクリックします。
- NAS Volumeメニューをクリックします。
- [NASボリュームの作成] ボタンをクリックします。
- NASボリュームの作成画面が表示されたら、以下の手順を順に行います。
1. ボリュームの作成
作成するNASボリュームのZoneを選択します。
NASボリューム名とボリューム容量を入力します。
- ボリューム名はアルファベット、数字または英数字の組み合わせで3~20文字まで入力可能
- 顧客の識別のために入力されたボリューム名の前に、「n」で始まる顧客識別番号を自動で作成
- ボリュームの基本容量は500GB~10,000GBであり、100GB単位で追加可能
NASボリュームに適用するプロトコルを選択します。
- NFSを選択すると、CentOS、UbuntuなどLinux Serverでマウントが可能
- CIFSを選択すると、Windows Serverでマウントが可能
ボリューム暗号化を適用しているかどうか選択します。
- ボリューム暗号化はボリューム別に適用され、最初の作成時のみ設定できます。
参考NASのボリューム暗号化機能は、ボリュームレベルのソフトウェアベース暗号化技術を使用して保存されるすべてのデータを暗号化できます。
- 固有暗号化キー(Unique encryption key):ストレージシステムで独自の管理(ボリューム別、AES-256アルゴリズムの適用)
- 暗号化のモジュール(CryptoMod):FIPS-140-2レベル1を遵守
ボリュームを返却保護するかどうかを選択します。
[次へ] ボタンをクリックします。
2. NFSへのアクセス制御設定
ボリュームの作成段階で選択したプロトコルに応じて、設定画面の表示が異なります。 選択したプロトコルに応じて設定を完了し、[次へ] ボタンをクリックします。
NFSプロトコルを選択する時
NFSへのアクセス制御設定画面が表示されます。 Classic環境では、他のアカウントで構築したサーバにもアクセス制御権限を付与できます。
NAVERクラウドプラットフォームで構築したサーバにアクセス制御権限を付与する場合、全体サーバリストでアクセスを許可するサーバを選択し、
/
ボタンをクリックして追加したり、削除します。
- ACLの設定:Read / Writeに追加したサーバは、NASボリュームに対して、読み込みや書き込みのアクセス権限を持ちます。
- ACLの設定:Read Onlyに追加したサーバは、NASボリュームに対して読み込みのアクセス権限を持ちます。
他のアカウントで構築したサーバにアクセス制御権限を付与する場合、Custom Server IP領域にそのIPを入力して付与する権限を選択し、[追加] ボタンをクリックします。
CIFSプロトコルを選択する時
CIFS認証情報設定画面が表示されます。 IDとパスワードを入力します。
- 最初のCIFSボリュームを作成する時、一回のみ認証情報設定が必要です(アカウントごとに1つ)。 それ以降は、CIFSボリュームの作成時に設定された認証情報を確認し、[次へ] ボタンをクリックします。
- CIFS認証情報の管理に関する事項は、CIFS認証情報の変更をご参照ください。
3. 最終確認
- 設定事項を確認し、[ボリュームの作成] ボタンをクリックします。
- NASボリュームの作成ポップアップでマウント情報を確認し、[確認] ボタンをクリックします。
- ポップアップに表示されたマウント情報を利用して、サーバからNASボリュームをマウントできます。