Server アクセス

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Classic環境で利用できます。

Serverアクセスでは、作成されたサーバにアクセスするための準備過程と OS別のサーバアクセス方法について説明します。

参考
  • 予期せぬサーバ障害または予定された変更作業などの際に、中断せずにサービスを継続する保障ができるよう、サーバは基本的にゾーン間の冗長化構成をお勧めします。Load Balancer の概要を参照して冗長化設定を行います。
  • NAVERクラウドプラットフォームでは、メモリ、CPU、電源供給などの物理サーバの障害に備えるため、High Availability(HA)構造を提供しています。HAは、ハードウェアで発生した障害が Virtual Machine(VM)サーバに拡大されることを防ぐポリシーです。ホストサーバに障害が発生した場合、自動的にホストサーバの中にある VMサーバを安定した他のホストサーバに移す Live Migrationをサポートします。ただし、Live Migrationを行えないエラーが発生した場合、VMサーバは再起動します。VMサーバ1台でサービスを運用すると、VMサーバの再起動により障害が発生する可能性があります。障害発生頻度を減らすには、上記の案内のように VMサーバを多重化することをお勧めします。

サーバアクセス

サーバにアクセスするには、先にポートフォワードやグローバル IPアドレスの設定を行い、ACGルールを設定する必要があります。設定が完了したら、Linuxサーバはターミナルプログラムを、 Windowsサーバはリモートデスクトップの接続を利用してアクセスできます。アクセスに必要な管理者名やパスワードはコンソールで確認できます。

サーバアクセスの準備

サーバにアクセスする前に、まず以下の準備が必要です。

項目 説明 ご利用ガイド
ポートフォワードの設定 インターネット経由でプライベート IPアドレスが割り当てられたサーバにアクセスするための設定(サーバアクセス用途のみ使用可能) ポートフォワードの設定
グローバル IPアドレスの設定 サーバをサービス目的で利用したり、VPC環境で作成したサーバにアクセスするにはグローバル IPアドレスが必要 グローバル IPアドレスを使用する(Public IP)
ACG設定 ネットワークアクセスのためのファイアウォールを設定 ファイアウォール設定(ACG)
管理者パスワードの確認 サーバアクセスに必要な管理者名とパスワードを確認 管理者パスワードの確認
注意

グローバル IPアドレスやポートフォワードを同時に使用する場合、22(Linux)、3389(Windows)ポートがポートフォワードに優先的に割り当てられるため、グローバル IPアドレスでは当該ポートを使用できません。グローバル IPアドレスで22、3389ポートを使用するには、当該サーバのポートフォワード設定を削除してください。

Linuxサーバアクセス

サーバアクセスのための準備が完了すると、ターミナルプログラムを利用して Linuxサーバにアクセスできます。このご利用ガイドでは、PuTTYを基準に説明します。Linuxサーバにアクセスする方法は、次の通りです。

  1. PuTTYを実行します。
  2. アクセスするサーバの IPアドレスとポート番号を入力して接続タイプを選択し、 [Open] ボタンをクリックします。
    • ポートフォワードを使用する Classic環境サーバの場合、サーバリストで選択した後に表示される ポートフォワード情報サーバアクセス用グローバル IPアドレス 情報を HostName(or IP address)に、 外部ポート 情報を Port に入力します。
    • グローバル IPアドレスを使用する Classic環境サーバの場合、サーバのグローバル IPアドレスを HostName (or IP address)に、22を Port に入力します。
  3. PuTTYのポップアップが表示され、login asが表示されたら rootと入力し、 [Enter] キーを押します。
  4. 管理者パスワードの確認で確認したパスワードを入力し、 [Enter] キーを押します。
参考
  • 管理者パスワードは、以下の注意事項をご確認の上、覚えやすいものに変更してご利用ください。
    • パスワードが簡単すぎるとハッキングのリスクがあるため、パスワードの長さは英数字、記号を合わせて8文字以上に設定することをお勧めします。
    • 最近使用したパスワード、同じまたは連続した英数字を3回以上連続して使用したパスワード(例) aaa、111、bbb、qwe、asd、123)はなるべく使用しないでください。
  • 管理者パスワード設定時にエラーが発生すると、Server Status Checkアラームが有効になることがあります。アラームの指示に従って対処してください。

Windowsサーバアクセス

サーバアクセスのための準備が完了すると、リモートデスクトップの接続を利用して Windowsサーバにアクセスできます。Windowsサーバにアクセスする方法は、次の通りです。

  1. リモートデスクトップで接続を実行します。
  2. アクセスするサーバの IPアドレスとポート番号を パソコン 入力欄に入力し、 [接続] ボタンをクリックします。
    • ポートフォワードを使用する Classic環境サーバの場合、サーバリストで選択した後に表示される ポートフォワード情報サーバアクセス用グローバル IPアドレス 情報と 外部ポート 情報を 서버 접속용 공인 IP:외부 포트 번호(例) 000.000.000.000:0000)形式で入力します。
  3. 管理者パスワードの確認で確認したパスワードを入力し、 [確認] ボタンをクリックします。
参考
  • 管理者パスワードは、以下の注意事項をご確認の上、覚えやすいものに変更してご利用ください。
    • パスワードが簡単すぎるとハッキングのリスクがあるため、パスワードの長さは英数字、記号を合わせて8文字以上に設定することをお勧めします。
    • 最近使用したパスワード、同じまたは連続した英数字を3回以上連続して使用したパスワード(例) aaa、111、bbb、qwe、asd、123)はなるべく使用しないでください。
  • 管理者パスワード設定時にエラーが発生すると、Server Status Checkアラームが有効になることがあります。アラームの指示に従って対処してください。